【記事丸わかり】
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プロジェクターヘッドライトが暗い|原因はレンズの汚れか?
「新車の時は明るかったのに、最近、なんだか暗くなったなあ」
プロジェクターヘッドライト装着の車で、こういう悩みを持つ方は多いようです。
ヘッドライトが暗くなる原因は様々なものがあります。バルブを交換したら暗くなった、というケースはかなりあります。ハロゲンからLEDに交換したりすると、バルブの位置が変わって、かえって暗くなることもあります。
あるいは、ごく単純にバルブが古くなって性能が劣化する場合もあります。
しかし、そうした原因には思い当たることがないけれど、それでも暗くなったと感じる場合は、レンズをよく観察してみてください。どことなく曇っていませんか?白っぽく変色していませんか?透明度が薄れていませんか?
つまり、レンズの汚れが原因であること、これがけっこうあるんです。
たとえば、プロジェクターヘッドライトのバルブにHIDバルブを使用している場合など、HIDが発するガスがライトの内側に薄い膜を張り、当然、前面のレンズの内側にも幕を張ることがあります。
レンズの外側なら、簡単に磨くことができますが、内側となると、これはけっこうやっかいです。なぜなら、ヘッドライトの殻割り、つまり、分解をしなければならないからです。
殻割りして内部を清掃するとぴかっと明るくなりますよ
ヘッドライトの殻割りに付いては下記のページをご覧ください。
さて、殻割りして、汚れがたまった各部を清掃するのですが、特に大事なのがレンズ内側です。たぶん研磨剤は必要ないと思います。無水アルコールなどを含ませた布で丁寧に拭ってやれば、ほぼ新品に近い状態に回復するはずです。
清掃作業で注意すべきことがあって、それは、最近の車の中にはハンドル操作に応じてバルブが動く機構のものがあり、そうした精密な機構に狂いが生じないように、清掃には細心の注意が必要です。DIYの自信がない方はプロに依頼するのも一つの方法です。費用はけっこうかかりますけど。※殻割り・殻閉じだけで30,000円はします。これに清掃作業代金がプラスされます。
ご覧いただきありがとうございました。