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車の木目調の内装はダサい?安っぽい?ウッドパネルと違う?
まず確認しておきますが、「木目調」というのは本物の木を使ったものではなく樹脂などに木目を印刷している素材のことです。
車の内装に「木目調」のパネル等が使用されていたら、それは本物の木ではありません。本物の木を使う場合は「ウッドパネル」というように表記されるはずです。
とは言え、一般的にこの違いを明確に区別しているかと言うと、そうでもなくて、とにかく木目をあしらった内装材があれば、それを「木目調」と呼んでいるケースも多いと思います。
そして、いまの車の内装に木目調あるいはウッドパネルは欠かせないパーツとなっていて、純正でついてくることもあれば、オプションとして用意されていることもあり、一つの選択肢としてすっかり定着しています。
メーカーの純正品でなく、アマゾンなどの通販でも社外品のアフターパーツが数多く用意されています。
さて、このページのテーマは「車の木目調の内装はダサい?安っぽい?ウッドパネルと違う?」というものですが、ウッドパネルとの違いはすでにご案内しましたので、残りは「ダサい」のか「安っぽい」のかという点です。
仕上げにより印象は大きく違ってくる
高級車の内装では、木目調でなくて本物の木を使ったものが数多くありますが、しかし、よく調べてみると、本物の木を使っているのは薄い表面のところだけで、この薄い木のシートを樹脂などに張り付けてあったりします。
内部もちゃんと木製の、いわゆる無垢の木を使っている内装は、そうめったに見られません。
これには理由があって、内部まですべて本物の木を使うと、メンテナンスや耐久性に問題が発生しやすいからです。
無垢の木は経年変化として痩せるのが普通です。つまり、サイズが縮小します。また、太陽光などに晒されて変色します。
その点、木を薄いシート状にして、これを樹脂などに貼り付けた上に、経年劣化の少ない透明な塗料でしっかり覆った仕上げのものなら、手入れは不要ですしほぼ半永久的に品質感を保ちます。
こういう内装材は、「木目調」と呼んでもいいし「ウッドパネル」と呼んでもいいのかもしれません。
要は、仕上げの良し悪しです。
私もそう思いますし、みなさんの多くも同じように感じられるのではないかと思うのですが、高級車の内装にこうした木目調のパネルあるいはウッドパネルが使われていた場合、ダサいとか安っぽいと感じる方は少ないのではないか。
多くの人が「木目調はダサい」「木目調は安っぽい」と感じるのは、軽自動車とか小型車などにオプションで用意されている木目調パーツ、あるいは社外品の木目調パーツについてではないでしょうか?
確かにダサくて安っぽい木目調がありますね
本物の木ではなく木目を印刷して、それを貼り付けてあるだけの内装材があります。こうしたパーツは、表面の仕上げとして、ちゃんと塗装するのではなくビニールをラップしてあるだけのものが多いです。
だから、見た目もなんとなく薄っぺらで、まさにダサい、安っぽいと言いたくなる感じがします。
そして、耐久性も悪くて、表面に傷がつきやすく、透明度が落ちやすくもあり、また端っこの方がめくれ上がったりしやすいのも特徴です。
要するに、新品時の見た目も悪いし、耐久性も悪いしで、踏んだり蹴ったりの品が多と思います。
おなじ「木目調」でも、見た目もよく耐久性もある品もあるいっぽうで、こうした誰が見ても安っぽくてダサい「木目調」もあるので、みなさんもこの点は選択を間違わないようにしていただきたいと思います。
下記の記事も参考にしていただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。