【2分記事】チャイルドシートは後部座席のどっちに装着すべき?

チャイルドシート・後部座席・どっち

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チャイルドシートは後部座席のどっちに装着すべき?

(※)トップ画像は国土交通省のHPから

チャイルドシートの取り付け位置は法律上特に決まりはありません。

助手席でも後部座席でも自由です。

ですから、使いやすさと安全を考慮して、最適な場所に設置すればいいということになります。

もしも後部座席にチャイルドシートを設置するのが使いやすいと判断した場合、残る問題は左右どちらの座席に設置すればいいかという点です。

実は、これには様々な意見があります。

たとえば、困った時に駆けつけてくれるJAFなどの場合、以前は「運転席の後ろ」を推奨していましたが、最近は「助手席の後ろ」を推奨しています。

これは主に安全性を考慮した考え方だと思います。

「運転席の後ろ」ということは、進行方向右側の後部座席ということであり、つまり車がビュンビュン走っている側になります。

ママやパパが運転席を降りて、2,3歩横移動するだけですぐに後部座席のドアを開けることができ、そういう意味では便利なのですが、チャイルドシートの子供を降ろしたり乗せたりする間、常時行き交う車のすぐそばにいることになります。

つまり、親の動線はいいけれど、ちょっとリスクが高いともいえる。

それが「運転席の後ろ」だと思います。

一方で、「助手席の後ろ」は、進行方向左側の後部座席です。歩道側です。

運転席のママやパパからすると、ぐるっと一回りしないとチャイルドシートの子供を乗せたり降ろしたりできない位置です。

でも、その代わりに、歩道側なので、確かに安全性は高いと思います。

走行中の安全性は「運転席の後ろ」が高い

さて、安全性についてちょっと話しましたが、安全性にはもう一つの視点があります。

それは、走行中の安全です。

車を走らせている間に事故が発生した場合、事故にはいろんなケースがあるのであくまで平均的な見解になりますが、車内で最も安全な場所は「運転席の後ろ」と言われています。

これにはいろんな理由があると思いますが、ごく当たり前に考えられることは、「ドライバーは本能的に自分の身を守る行動をとる」という点が大きいと思います。

だから、「運転席の後ろ」は他の座席に比べて結果的に衝撃が少ないケースが多くなるということなのでしょう。

実際、上司と部下がタクシーに乗り合わせる場合などは「運転席の後ろ」が上席になります。

部下がここに座ったら左遷させられるかもしれません(笑)。

とはいえ、臨機応変に

信号待ちなどのちょっとした時間に後部座席の子供の様子を確認したり何か物を与えたりする場合、チャイルドシートの位置が「運転席の後ろ」がいいのか「助手席の後ろ」がいいのかは車の大きさにもよるでしょう。

コンパクトな車なら「運転席の後ろ」でも「助手席の後ろ」でもどちらでも手が届くはずです。

また、顔色を見るだけなら「助手席の後ろ」でもいいけれど、物を与えたりする場合は「運転席の後ろ」の方が手が届きやすいかもしれません。※かなり体の柔軟性が要求されるので、人によっては「助手席の後ろ」の方がいいかもしれませんが

ここまでお話ししてきた安全性以外にも、こうした点も考慮してチャイルドシートの取り付け位置を判断すればいいのではないでしょうか。

なお、5人乗りの車などでは後部座席の真ん中にも取り付けできる場合があります。

でも、ごく一部の車種は真ん中も可能ですが、多くの車種では取り付けできないと思います。取り付け可能でも安全にがっちり固定できないケースもあると思います。

やはり、チャイルドシートの装着は、左か右か、このいずれかの選択になりそうです。

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下記の記事も参考になさってください。

⇒⇒チャイルドシートの違反|点数・年齢・助手席・友達の車|後日呼び出し?幼い子供を車に乗せる場合、チャイルドシートに座らせることは義務です。この義務に違反すると罰則が科せられます。違反点数:1点。反則金:なし。子供の年齢は「6歳の誕生日の前日まで」が義務の期間です。

⇒⇒チャイルドシートは車検で外す?つけたまま?代車に付け替え?車検ではチャイルドシートの検査は行いません。だから車を車検に出す際にはチャイルドシートを外してもつけたままでもノープロブレムです。

ご覧いただきありがとうございました。