セカンドカー割引(複数所有新規)で保険料いくら安くなる?

セカンドカー割引・複数所有新規・いくら・保険料・いくら安くなる

<当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています>



【記事丸わかり】

  • セカンドカー割引を利用すると、通常6等級でスタートするところを7等級からスタートできるため、保険料が10,000円~20,000円安くなります。
  • 6等級(6S等級)と7等級(7S等級)の割引率の違いは以下の通りです:
    • 6S等級
      • 全年齢:28%割増
      • 21歳以上:3%割増
      • 26歳以上:9%割引
      • 30歳以上:9%割引
    • 7S等級
      • 全年齢:11%割増
      • 21歳以上:11%割引
      • 26歳以上:40%割引
      • 30歳以上:40%割引
  • 保険料の例として、基準年間保険料が100,000円の場合:
    • 6S等級
      • 全年齢:128,000円
      • 21歳以上:103,000円
      • 26歳以上:91,000円
      • 30歳以上:91,000円
    • 7S等級
      • 全年齢:111,000円
      • 21歳以上:89,000円
      • 26歳以上:60,000円
      • 30歳以上:60,000円
    • 差額:
      • 全年齢:17,000円
      • 21歳以上:14,000円
      • 26歳以上:31,000円
      • 30歳以上:31,000円
  • セカンドカー割引は、家族がすでに11等級以上の保険に加入している場合に適用されます。

⇒⇒保険料を安くできる「セカンドカー割引」って⁉

セカンドカー割引(複数所有新規)を使うと、通常6等級でスタートするところを7等級からスタートできます。

保険料は、年齢条件にもよりますが、10,000円~20,000円はごく普通に安くなります。

このページではセカンドカー割引(複数所有新規)を使うと保険料がいくら安くなるかを概算でご紹介します。

またこの割引制度の詳細も解説しています。

しばらくお付き合いいただけると幸いです。

セカンドカー割引(複数所有新規)でいくら安くなる?

7等級スタート・セカンドカー割引(複数所有新規)で保険料いくら安くなる?

家族がすでに車を保有していてその保険の等級が11等級以上である場合、2台目以降を7等級から始めることができる、これがセカンドカー割引(複数所有新規)です。

自動車保険に加入する際、通常は6等級からスタートします。

それが7等級でスタートできるというもので、たった1つ等級が違うだけですが、保険料的には大きな差額になります。

下記に6等級と7等級の2つの等級の割引率の違いをご紹介します。

上の表が6等級新規(6S等級)の年齢条件別割増引率です。

下の表がセカンドカー割引(複数所有新規)の7等級新規(7S等級)の年齢条件別割増引率です。

※スマホでご覧の方は以下の3つの表だけ「横位置」でご覧ください(縦位置だと機種によっては表示が崩れる可能性があります)

<6S等級>

年齢条件 全年齢 21歳以上 26歳以上 30歳以上
6S等級 6A 6B 6C 6E
割増引率% 28%割増 3%割増 9%割引 9%割引

アクサダイレクト「重要事項説明書の補足事項(P9)

<7S等級>セカンドカー割引(複数所有新規)

年齢条件 全年齢 21歳以上 26歳以上 30歳以上
7S等級 7A 7B 7C 7E
割増引率% 11%割増 11%割引 40%割引 40%割引

アクサダイレクト「重要事項説明書の補足事項(P9)

※保険会社により割増率・割引率は異なることがあります

では上記の割増・割引を具体的な保険料で見てみましょう。

あくまでも概算ですが、基準となる年間保険料を100,000円とした場合の6S等級と7S等級の差額です。

等級 全年齢 21歳以上 26歳以上 30歳以上
6s等級 128,000円 103,000円 91,000円 91,000円
7s等級 111,000円 89,000円 60,000円 60,000円
差額 -17,000円 -14,000円 -31,000円 -31,000円

ご覧のように、セカンドカー割引(複数所有新規)を適用すると、たった1つ等級が違うだけですが、各年齢条件でこれだけ保険料が安くなります。※あくまで目安としての数字です

上の保険料は基準を100,000万円で計算しましたが、50,000円で計算すれば、差額は上記の半分になります。

セカンドカー割引(複数所有新規)により7等級スタートした場合、いくら保険料が安くなるのか、その目安にしていただきたいと思います。

セカンドカー割引(複数所有新規)が使えるケース

使えるケース・セカンドカー割引(複数所有新規)で保険料いくら安くなる?

セカンドカー割引(複数所有新規)は次のようなケースで使える割引制度です。

細かな適用条件は後で詳しく解説しますので、まずはイメージとしてご理解いただきたいと思います。

  1. 父親が車を所有しているが、今度娘が免許を取り新たに車を購入した⇒⇒⇒娘の車の保険にセカンドカー割引(複数所有新規)を適用する
  2. 夫婦2人暮らしで夫婦それぞれ1台ずつ車を所有しているが、夫がセカンドカーを購入することになった⇒⇒⇒夫のセカンドカーの保険にセカンドカー割引(複数所有新規)を適用する
  3. 車1台体制でこれまでやってきたけれど、子供が小学生になり塾や送迎にもう1台必要になった⇒⇒⇒2台目の車の保険にセカンドカー割引(複数所有新規)を適用する

このページのテーマであるセカンドカー割引(複数所有新規)に限りませんが、自動車保険では「家族」とか「世帯」というのを一つの基本的単位として考えます。

一人暮らしはたまたま家族構成が一人の世帯と考えます。

自動車保険の契約をする際、その家族にとって最初の車は6等級からスタートします。

※自動車保険は基本的に1等級~20等級までありますが、新規契約は1ではなく6から始まります

しかし、その家族にとって2台目以降の契約では、6等級ではなく、さらに割引率の高い7等級からスタートできるというのがセカンドカー割引(複数所有新規)です。

この場合、すでに保有している車の保険会社がA社で、新たに追加する車の保険会社がB社であっても、セカンドカー割引(複数所有新規)は適用されます(他社でもOK)。

セカンドカー割引(複数所有新規)は2台目以降に適用される割引ですから、3台目でも4台目でも5台目でも7等級からスタートできます。

セカンドカー割引(複数所有新規)の適用条件

適用条件・セカンドカー割引(複数所有新規)で保険料いくら安くなる?

セカンドカー割引(複数所有新規)は、すでに「家族」あるいは「世帯」に車が1台以上あることが前提です。

すでに保有している車の等級が11等級以上であること、自家用8車種であること、記名被保険者が個人であること、これが条件です。

すでに保有している車の条件
  • 11等級以上であること
  • 自家用8車種であること
  • 契約者・記名被保険者が個人であること※法人は対象外

※「自家用8車種」とは自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)、自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)、自家用小型貨物車、自家用軽四輪貨物車または特種用途自動車(キャンピング車)のこと

すでに車を3台とか5台所有している場合、そのすべてが上記条件にあてはまる必要はなく、そのうちの1台が当てはまれば条件クリアーです。

たとえば、3台あるうちの2台は7等級と10等級であっても、残りの1台が11等級であれば、この11等級の車を対象としてセカンドカー割引(複数所有新規)が適用されます。

次に、新たに追加する車の条件です。

新たに追加する車の条件
自動車保険(任意保険) 家族で初めて自動車保険(任意保険)に加入する車であること新車中古車いずれもOK
記名被保険者
  • 1台目の契約の記名被保険者
  • 1台目の契約の記名被保険者の配偶者
  • 1台目の契約の記名被保険者またはその配偶者の同居の親族※別居の親族・別居の未婚の子は対象外
車両所有者
  • 1台目の契約の車両所有者
  • 1台目の契約の記名被保険者
  • 1台目の契約の記名被保険者の配偶者
  • 1台目の契約の記名被保険者またはその配偶者の同居の親族※別居の親族・別居の未婚の子は対象外
    ※所有者がディーラー、リース業者(1年以上のリース)の場合には使用者を所有者とみなします

 


ご覧いただきありがとうございました。