【記事丸わかり】
⇒⇒保険料を安くできる「セカンドカー割引」って⁉ |
セカンドカー割引(複数所有新規)を使うと、通常6等級でスタートするところを7等級からスタートできます。
保険料は、年齢条件にもよりますが、10,000円~20,000円はごく普通に安くなります。
このページではセカンドカー割引(複数所有新規)を使うと保険料がいくら安くなるかを概算でご紹介します。
またこの割引制度の詳細も解説しています。
しばらくお付き合いいただけると幸いです。
セカンドカー割引(複数所有新規)でいくら安くなる?
家族がすでに車を保有していてその保険の等級が11等級以上である場合、2台目以降を7等級から始めることができる、これがセカンドカー割引(複数所有新規)です。
自動車保険に加入する際、通常は6等級からスタートします。
それが7等級でスタートできるというもので、たった1つ等級が違うだけですが、保険料的には大きな差額になります。
下記に6等級と7等級の2つの等級の割引率の違いをご紹介します。
上の表が6等級新規(6S等級)の年齢条件別割増引率です。
下の表がセカンドカー割引(複数所有新規)の7等級新規(7S等級)の年齢条件別割増引率です。
※スマホでご覧の方は以下の3つの表だけ「横位置」でご覧ください(縦位置だと機種によっては表示が崩れる可能性があります)
<6S等級>
年齢条件 | 全年齢 | 21歳以上 | 26歳以上 | 30歳以上 |
6S等級 | 6A | 6B | 6C | 6E |
割増引率% | 28%割増 | 3%割増 | 9%割引 | 9%割引 |
アクサダイレクト「重要事項説明書の補足事項(P9)」
<7S等級>セカンドカー割引(複数所有新規)
年齢条件 | 全年齢 | 21歳以上 | 26歳以上 | 30歳以上 |
7S等級 | 7A | 7B | 7C | 7E |
割増引率% | 11%割増 | 11%割引 | 40%割引 | 40%割引 |
アクサダイレクト「重要事項説明書の補足事項(P9)」
※保険会社により割増率・割引率は異なることがあります
では上記の割増・割引を具体的な保険料で見てみましょう。
あくまでも概算ですが、基準となる年間保険料を100,000円とした場合の6S等級と7S等級の差額です。
等級 | 全年齢 | 21歳以上 | 26歳以上 | 30歳以上 |
6s等級 | 128,000円 | 103,000円 | 91,000円 | 91,000円 |
7s等級 | 111,000円 | 89,000円 | 60,000円 | 60,000円 |
差額 | -17,000円 | -14,000円 | -31,000円 | -31,000円 |
ご覧のように、セカンドカー割引(複数所有新規)を適用すると、たった1つ等級が違うだけですが、各年齢条件でこれだけ保険料が安くなります。※あくまで目安としての数字です
上の保険料は基準を100,000万円で計算しましたが、50,000円で計算すれば、差額は上記の半分になります。
セカンドカー割引(複数所有新規)により7等級スタートした場合、いくら保険料が安くなるのか、その目安にしていただきたいと思います。
セカンドカー割引(複数所有新規)が使えるケース
セカンドカー割引(複数所有新規)は次のようなケースで使える割引制度です。
細かな適用条件は後で詳しく解説しますので、まずはイメージとしてご理解いただきたいと思います。
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このページのテーマであるセカンドカー割引(複数所有新規)に限りませんが、自動車保険では「家族」とか「世帯」というのを一つの基本的単位として考えます。
一人暮らしはたまたま家族構成が一人の世帯と考えます。
自動車保険の契約をする際、その家族にとって最初の車は6等級からスタートします。
※自動車保険は基本的に1等級~20等級までありますが、新規契約は1ではなく6から始まります
しかし、その家族にとって2台目以降の契約では、6等級ではなく、さらに割引率の高い7等級からスタートできるというのがセカンドカー割引(複数所有新規)です。
この場合、すでに保有している車の保険会社がA社で、新たに追加する車の保険会社がB社であっても、セカンドカー割引(複数所有新規)は適用されます(他社でもOK)。
セカンドカー割引(複数所有新規)は2台目以降に適用される割引ですから、3台目でも4台目でも5台目でも7等級からスタートできます。
セカンドカー割引(複数所有新規)の適用条件
セカンドカー割引(複数所有新規)は、すでに「家族」あるいは「世帯」に車が1台以上あることが前提です。
すでに保有している車の等級が11等級以上であること、自家用8車種であること、記名被保険者が個人であること、これが条件です。
すでに保有している車の条件 |
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※「自家用8車種」とは自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)、自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)、自家用小型貨物車、自家用軽四輪貨物車または特種用途自動車(キャンピング車)のこと
すでに車を3台とか5台所有している場合、そのすべてが上記条件にあてはまる必要はなく、そのうちの1台が当てはまれば条件クリアーです。
たとえば、3台あるうちの2台は7等級と10等級であっても、残りの1台が11等級であれば、この11等級の車を対象としてセカンドカー割引(複数所有新規)が適用されます。
次に、新たに追加する車の条件です。
新たに追加する車の条件 | |
自動車保険(任意保険) | 家族で初めて自動車保険(任意保険)に加入する車であること※新車・中古車いずれもOK |
記名被保険者 |
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車両所有者 |
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ご覧いただきありがとうございました。