【プチ調査】「碧」を名前に使うのは良くない:本当に悪いのか調べてみました

碧・名前・良くない




【プチ調査】「碧」を名前に使うのは良くない:本当に悪いのか調べてみました

グレース泉
この記事は私グレース泉が執筆しました。数多くの転職経験を経て現在はWebライターに専念。「リサーチ9割、執筆1割」がモットー。信頼性の高い記事をお届けします。40代、2児の母。

「碧」は、鮮やかな色のイメージがあり、組み合わせる漢字によって雰囲気や見え方も変わる素敵な漢字です。生れてくるお子さんの名前に「碧」の漢字を使いたいと考えている、パパ、ママさん。「碧」の漢字に良くない意味があるのか、気になりますよね。

そこで、今回は「碧」の漢字を徹底調査しました。

 

この記事では、

  • 名前に込められる想い
  • 「碧」を用いた熟語
  • 蒼(あお)や翠(みどり)との違い
  • 名付けに役立つ宝石言葉
  • 良くない理由はあるの?

について説明しています。また、オリジナリティーのある名前候補、お名前エピソードなど盛りだくさんの記事になっていますので、ぜひ、名付けの参考にしてみてくださいね!

 

「碧」の語源

「碧」の字は、

  • 宝石を意味する「王(玉)」
  • 輝きを表す「白」
  • 崖の下に落ちている石を表す「石」

上記の3つの漢字が組み合わさり、「宝石のように輝く石」という意味を持ちます。青色、深い青色、青緑色、またはサファイアなど、美しい色のイメージがある漢字です。

 

碧の基本情報

画数 14画
音読み ヘキ・ヒャク
訓読み あお・みどり・あお(い)
名のり たま・きよし
漢字の部首 石へん
漢字が持つイメージ 輝き・希望・柔和・品位・落ち着き

 

「碧」は人気の漢字

赤ちゃん本舗が発表した男女別の2021年赤ちゃん命名・お名前ランキング(参照:アカチャンホンポ)では、「碧」は男の子では3位、女の子の名前では71位と男女ともに人気です。「あおい」の読み方では2位にランクインしています!

有名人ではサッカー日本代表選手の田中 碧(あお)さん、声優の悠木 碧(あおい)さんなどが活躍しています。

※明治安田生命の名前ランキング(2022年)では、男の子の名前で「碧」が前年13位から4位に上昇しています。女の子の名前ではベスト10に入っていません。(参照:明治安田生命

名前に込められる願い

「宝石のように輝く美しい石」の意味から、素敵な願いが込められます。

  • 美しい心を持った人になりますように
  • 輝きのある豊かな人生を歩んで欲しい
  • 曇りのない澄んだ心を持った人に育って欲しい
  • 透き通った海のような心清らかな人に

宝石の持つ神秘的な印象から、落ち着きや情緒の深さを表現できる名前です。また、青色、青緑色がイメージできるので、広い空、青い海といった自然を連想させる名前を付けたいパパやママさんにもぴったりですよ。

 

「碧」を用いた熟語

「碧」を含む熟語について、あまり馴染みがない人も多いですよね。とても素敵な意味を持つ熟語がたくさんあるので、名付けの参考にしてみてください。

  • 「秋天一碧(しゅうてんいっぺき)」…雲ひとつない、すっきりと晴れた秋風の様子
  • 「水天一碧(すいてんいっぺき)」…水平線で海と空の境が区別できないように、青一色に溶けあっている様子
  • 「碧落一洗(へきらくいっせん)」…雨が降った後、空がきれいに晴れ渡ること

海や空の青をイメージできる素敵な四字熟語ですね。その他にも宝石の美しい様子を表した熟語もあります。

  • 「金碧輝煌(きんぺききこう)」…見とれるほどに美しいものを言い表す言葉。金色や青緑色にきらびやかに輝く様子。

色を表した熟語もあります。

  • 「碧色(へきしょく)」…強い青緑色のこと。勾玉(まがたま)の素材として知られる碧玉の色。英語ではジャスパーと呼ばれる宝石で、ブルーサファイヤを表すこともあります。
  • 「紺碧(こんぺき)」…やや黒みがかった深みのある青色。「紺碧の海」「紺碧の空」など、海や空の色を表現する時によく使われます。
  • 「青碧(せいへき)」…鈍い青緑色。中国古代の玉石の色に由来すると言われています。僧尼の服に用いられ、深みのある色が特徴です。

 

 

蒼(あお)や翠(みどり)との違いは?

夏の海や晴れ渡る青い空など色のイメージから名付けをする方もいらっしゃいますよね。青緑系の色を表す「蒼」、「翠」との違いについて解説します。

 

「碧」の色の特徴

「碧」…名のりに「あお」「みどり」両方の読みがあるように、緑がかった濃い青色を指します。緑色をベースに青色の絵具を混ぜるイメージです。

碧・名前・良くない1

(参照:伝統色のいろは

 

 

「蒼」の色の特徴

「蒼(あお)」…「あおい」の名付けでも人気のある「蒼」は、草木が茂る様子から生まれた漢字です。黒みがかった深みのある青色が特徴です。

碧・名前・良くない2

(参照:伝統色いろは

 

 

「翠」の色の特徴

「翠(みどり)」…青緑の意味を持つ漢字に「翠(みどり)」があります。鳥のカワセミの羽根の色に由来しており、「碧」より鮮やかな青みがかった濃い緑色をしています。

碧・名前・良くない3

(参照:伝統色のいろは

3つを比較してみると碧は同じ系統の色の中でも、清々しい奥深い印象があります。宝石に由来する「碧」を用いれば、高貴で品の良い知的な印象も加わりますね。

 

名付けに役立つ宝石言葉

「碧」は宝石のように輝く石という意味を持つため、9月生まれの誕生石「サファイア」を連想させ、夏生まれのお子さんに付ける名前としても人気です。

宝石の「サファイア」の意味を深堀りしていきましょう!

 

【サファイアの宝石言葉】

サファイアは古くから聖職者が身につけていたことから、賢者にふさわしい石と言われています。そのため「誠実」「慈愛」「徳望」といった意味を持ちます

  • 真っすぐな心と純粋さを持った人になりますように
  • 優しい心を持つ子に育ちますように

といった願いが込められます。

 

良くない理由はあるの?

調査をしていると、ネット上で「碧」の漢字は良くないの?という疑問や質問が多く寄せられていました。

結論から申し上げると、「碧」の漢字そのものに良くない意味はありません。

ですから、碧は安心して使える漢字です。しかし、相談内容を深堀りしていくと、「碧」の名付けを躊躇する方もいます。

こちらの章では、パパさんママさんの悩みから「良くないと言われる理由」を検証します。

 

良くないと言われる理由:「へき」と読める

「碧」は音読みで「へき」「ヒャク」と読みます。そのため、「ヘキ」=「壁」を連想し、良くない漢字と思う方もいるそうです。

「壁」は人間関係に壁がある、つまり仲間に入れない、人間関係が良好でないといったネガティブなイメージがあります。しかし、「碧」と「壁」はまったくの別物です。

良くない理由には結びつかないので、心配する必要はありません。

 

良くないと言われる理由:人に説明しにくい

Yahoo!知恵袋には、このような質問もありました。

「碧の漢字を電話など口頭で伝える場合、どう伝えたら分かりやすいでしょうか?」

「碧」は、1981年に人名用漢字として使えるようになった漢字ですが、常用漢字ではないため、日常生活で使うことがない漢字です。(※常用漢字とは、「法令、公用文書、新聞、雑誌、放送など、一般の社会生活において、現代の国語を書き表す漢字です。)

「碧」は馴染みのない漢字なので、人に説明しづらい点が良くない理由となっているようです。碧眼(へきがん)、紺碧(こんぺき)、碧海(へきかい)のヘキでは通用しない場合もあるそうです。

「碧」を人に説明する時は、左上に王様の「王」、右上に「白」、その下に石ころの「石」と分かりやすく伝えれば理解してもらえます

 

良くないと言われる理由:性別が判断しにくい

「碧」は「あおい」の響きで、男女どちらにも使用できる素敵な名前です。そのため、性別が判断しにくい点がネックになっている人もいるでしょう。

しかし近年では、ジェンダーレス、ジェンダーフリーの考え方が主流になってきており、このような名付けをするパパやママが増えている傾向です。中性的な名前はインパクトが強く、すぐに覚えてもらえるメリットもあるため、良くないイメージはあまりないですよ。

赤ちゃん本舗の「性別にとらわれないジェンダーレスの名前ランキング」では、

  • 1位ひなた
  • 2位あおい
  • 3位りく
  • 4位つむぎ
  • 5位えま

と2位に入る人気の名前です。(参照:アカチャンホンポ)お腹の子どもの性別がまだ定まってない方や、生まれる前にじっくりと名前を決めたい方にもぴったりです。

ですから、そんなことはないですって。大丈夫!

 

良くないと言われる理由:「あおい」と読む漢字がたくさんある

「あおい」は、「蒼」「葵」「藍」「爽」と一文字で「あおい」と読める漢字が多く、名前の響きが被りやすい点がデメリットとなっているようです。「あおい」の名前にオリジナリティーを出したい方は、漢字の組み合わせで特別感を出してみましょう!

 

【男の子】

碧海・碧壱・碧射・碧威・碧生

【女の子】

碧依・碧郁・碧唯・碧巳・碧泉

上記はすべて「あおい」と読みますが、漢字の組み合わせで随分印象が変わりますよね。お子さんに込める願いを想像しながら、漢字選びをしてみましょう!

 

良くないと言われる理由:色のイメージが青か緑なのか分からない

「碧」の色のイメージが「青」か「緑」なのか分からない、といった声もありました。「碧」は下記の熟語にもあるように、実際に青と緑の両方の意味合いで使われるため、どちらも誤りではありません。

 

「青」を表す熟語

  • 「碧天(へきてん)」・「碧虚(へききょ)」…いずれも晴れ渡る青空の意

「緑」を表す熟語

  • 碧山(へきざん)…樹木が茂った山
  • 碧苔(へきたい)…みどり色のこけ

そのため、下記のように青系や緑系の文字と組み合わせると、色のイメージも伝わりやすくなりますよ。

 

「青系の文字」の組み合わせ

【女の子】碧空(あおぞら)、碧海(あおみ)、碧夏(たまか)

【男の子】碧風(あおかぜ)、碧晴(あおはる)、碧海(たまみ・あおみ)

「緑系の漢字」の組み合わせ

【女の子】碧葉(きよは・あおは)

【男の子】幹碧(みききよ)、春碧(はるきよ)、碧葉(あおば)

海や空の「青」、葉っぱや自然を表す「緑」を用いて、色を印象づけられるのも「碧」の魅力です。

 

良くないと言われる理由:人と被りやすい

「あおい」の名付けは人気の読み方なので、人と被りたくない人や個性的な名前をつけたい人には向きません。しかし素敵な漢字と組み合わせれば、オリジナリティーのある個性的な名前になりますよ。

 

【女の子】

  • 「碧紗季(みさき)」
  • 「碧衣花(あいか)」
  • 「碧優美(あゆみ)」
  • 「碧結羽(みゆう)」
  • 「碧音莉(あおり)」

女の子の場合は、3文字にするとオシャレな名前になります。

 

【男の子】

  • 「碧緒人(あおと)」
  • 「琉碧(りゅうき)」
  • 「碧澄(あずみ)」
  • 「碧蓮(あれん)」
  • 「碧喜(たまき)」

男の子は、男の子らしい爽やかな漢字を使うと、カッコイイ名前になりますよ。

 

良くないと言われる理由:石が入っている

「碧」の「石」が、ごつごつして硬くて強いという印象で使いづらいという声もありました。「碧」の石は「宝石のように輝く美しい石」という意味なので、石=宝石ととらえれば、キラキラ輝く姿が思い浮かびます

透明感のある宝石から、「透き通った澄んだ心を持てる人に」といった願いが込められるため、良くない意味はありませんので心配しなくて大丈夫ですよ。

 

お名前エピソード

「碧」の漢字で名付けをされたパパ、ママさんのお名前エピソードをご紹介します。

 

碧透(あおと)くん

宝石にちなんだ名前にしたいと考えていた私。9月の誕生石がサファイアであること、新婚旅行で行ったイタリアのカプリ島、青の洞窟の美しく透き通ったブルーを思い出し、画数的にもよかったこちらの名前に決定。

碧(あお)く透明、空や海、サファイアのような澄みきった美しい心の持ち主になってほしいと願って名付けました。

 

碧泉(あおい)ちゃん

3歳上の長女(翠珠)との繋がりも持たせたく、「翠」と同じく「みどり」と呼べて、「珠」の「きれいな石」という意味を持つ「碧」の漢字を選びました。碧泉は「地に足つけてしっかりと」という願いを込めました。

おふたりのエピソード、とても素敵ですね。夫婦二人の新婚旅行の思い出や姉妹との繋がりなど、考えをふくらませて素敵な名付けをしたいですね!

 

まとめ

「碧」は良くない名前なの?というテーマに沿って、解説しました。

「碧」は、以下のように名付けの時に躊躇してしまうこともあるようです。

  • 「へき」と読める
  • 人に説明しにくい
  • 性別の判断がしにくい
  • 「あおい」と読む漢字がたくさんある
  • 色のイメージが青か緑なのか分からない
  • 人と被りやすい
  • 石が入っている

しかし、「碧」の漢字自体に良くない意味はないので、そこまで気にする必要はありません。ぜひ、こちらの記事を参考にして、生まれてくるベビちゃんに素敵な名前を贈ってくださいね。

 

ご覧いただきありがとうございます。

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