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目次
蓄膿症(副鼻腔炎)の膿を出す方法として鼻うがいは有効?治った例は?
蓄膿症の膿を出す方法として鼻うがいは有効か?
鼻うがいは蓄膿症(副鼻腔炎)の改善に一定の効果が認められています。
蓄膿症は副鼻腔内に細菌感染が起こることで、粘り気のある鼻水や鼻づまり、頭痛などの症状が現れます。鼻うがいによって、異物や粘り気のある鼻水を洗い流すことで、蓄膿症の予防や症状緩和の効果が期待されます。
そのため、鼻うがいをする場合は、まず医師に相談してから行うようにすべきです。
鼻うがいで蓄膿症が治った事例は?
なお、これは耳鼻咽喉科の医師の間では共通認識になっていることですが、鼻うがいをすることで蓄膿症の症状を軽減することはできますが、完全に治った事例は見当たらないようです。
あくまでも、苦しくてつらい時の一時的な軽減処置として、鼻うがいは一定の効果を発揮します。でも、鼻うがいで蓄膿症が完治することはないとお考え下さい。
市販の鼻うがい商品を試してみる
とは言え、蓄膿症(副鼻腔炎)はつらいものです。私も子供の頃に数年間病院に通い続けました。母と兄も長く蓄膿症に悩まされ続け、2人とも手術をしていますが、完治していません。
手術でも完治しないのですから、鼻うがいでよくなることはないです。ただ、症状がひどいときには、たとえ一時しのぎであっても頼りにしたいものです。
そこで、市販の鼻うがい商品を試してみるのもいいと思います。市販の鼻うがいの商品には、洗浄液タイプ、スプレータイプ、電動タイプなどがあります。
代表的な商品として、小林製薬の「ハナノア」があります。
本格的なピストンポンプ式の製品もあります。
まとめ
「蓄膿症(副鼻腔炎)の膿を出す方法として鼻うがいは有効?治った例は?」のテーマで解説しました。
鼻うがいは蓄膿症に一定の効果はありますが、鼻うがいで治ることはありません。ですが、つらい時にはたとえ一時しのぎであっても鼻うがいは有効な武器になります。
蓄膿症の程度によっては、鼻うがいをすることでかえって症状が悪化してしまうケースもあります。事前に医師にご相談ください。
ご覧いただきありがとうございました。
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