「鼻うがいをしてはいけない人」とはどんな症状がある人?

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「鼻うがいをしてはいけない人」とはどんな症状がある人?

Mr.乱視
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鼻うがいは、鼻の中の汚れやアレルギー物質を除去するために、専用の洗浄液や塩水を使って鼻を洗浄する方法です。鼻うがいは一般的に安全で、多くの人が日常的に行っていますが、鼻うがいを避けるべき症状や疾患があります。

 

鼻うがいを避けるべき症状や疾患:禁忌疾患

以下の症状や疾患がある人は「鼻うがいをしてはいけない人」と言われています。

  1. 急性中耳炎
  2. 浸出性中耳炎
  3. 声帯麻痺
  4. 誤嚥を起こしやすい人
  5. 膿性鼻汁の多い人

 

具体的に解説します。

  1. 急性中耳炎:急性中耳炎の場合、鼻うがいをすると、水が鼓膜を通して中耳に入り、症状を悪化させる可能性があります。中耳炎の痛みがある場合は、鼻うがいを控えるべきです。
  2. 浸出性中耳炎:浸出性中耳炎は、中耳に液体がたまる疾患で、耳鳴りや聞こえの悪化などの症状があります。鼻うがいをすると、水が中耳に入り、症状を悪化させる可能性があります。
  3. 声帯麻痺:声帯麻痺は、声帯の運動が制限され、声がかすれるなどの症状が現れます。鼻うがいをすると、水がのどに入り、咳や吐き気を引き起こすことがあります。
  4. 誤嚥を起こしやすい人:誤嚥を起こしやすい人は、飲み込みやすい液体以外のものをのどに入れると、誤って気管に入ることがあります。鼻うがいは、水がのどに入る可能性があるため、誤嚥を起こしやすい人は、鼻うがいを控えるべきです。
  5. 膿性鼻汁の多い人:膿性鼻汁の多い人は、鼻うがいを行うと、膿が中耳に入り、中耳炎を引き起こす可能性があります。また、鼻うがいを行うことで、鼻の炎症が悪化する場合があります。

 

以上のように、急性中耳炎、浸出性中耳炎、声帯麻痺、誤嚥を起こしやすい人、膿性鼻汁の多い人は、鼻うがいを行うと症状を悪化させる可能性があります。

 

それぞれの症状に応じて、鼻うがいを行う前には医師に相談することが重要です。医師のアドバイスに従って、適切な方法で鼻うがいを行ってください。

 

その他気を付けるべき症状

その他、鼻うがいを行うと、鼻の内部が刺激され、鼻出血が引き起こされる場合があります。鼻出血が頻繁に起こる場合、鼻うがいを控えるべきです。

 

また、鼻うがいは過敏性鼻炎を悪化させることがあります。過敏性鼻炎を患っている人は、鼻うがいを控えるべきです。

 

鼻うがいはアレルギー性鼻炎を緩和するために行われることも多いと思いますが、逆に、鼻うがいによってアレルギー性鼻炎を悪化させることがあります。アレルギー性鼻炎を患っている人は、医師に相談してから鼻うがいを行うべきです。

 

鼻うがいの相談は耳鼻咽喉科へ

自分が鼻うがいをしてもいい人か控えたほうがいい人か迷ったら、最寄りの耳鼻咽喉科を受診してください。

 

鼻うがいの相談にかかる費用は病院によって異なります。健康保険が適用される場合もあり、一般的には、自己負担額は数百円から1,500円程度だと思います。事前に電話で確認すると安心ですよ。

鼻うがいができる市販の商品

市販の鼻うがいの商品には、洗浄液タイプ、スプレータイプ、電動タイプなどがあります。代表的な商品として、小林製薬の「ハナノア」があります。

 

まとめ

<「鼻うがいをしてはいけない人」とはどんな症状がある人?>について解説しました。

 

誤ったやり方をしない限り、鼻うがいは危険なものではありません。しかし、アレルギー性鼻炎がまさにそうですが、これを改善したいがために鼻うがいをして、かえって少々を悪くしてしまうケースもあります。

 

そういう意味で、まずは耳鼻咽喉科を受診し、医師に相談したうえで鼻うがいを行うことが安心だと思います。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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