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【記事丸わかり】
管理人から一言 この間、ぬか床に鉄玉子を使ってみたんです。最初はちょっと不安だったんですけど、使ってみてビックリ。ナスが漬かった後の色がまるで生の時のように鮮やかで、キッチンが彩り豊かになりましたよ。手を突っ込んでナスを取り出すたび、なんとも言えない喜びがありますね。地味ですけど、これぞまさに究極の料理の楽しみ方かもしれませんね。 |
鉄玉子でぬか漬けの変色対策|ナスに効果絶大!
※トップ画像は若もぎ小茄子の漬物(Amazon)
鉄玉子はぬか漬け野菜の変色防止、鮮やかな色出しに使えます。
とりわけナスの変色防止に効果があります。
鉄玉子の使い方
鉄玉子にはいろんな形の製品があります。
ナスやキュウリの形をした鉄玉子もあります。
どうせぬか床に使うのなら、シャレを利かせて野菜の形をした鉄玉子なら楽しいかもしれません。
それはともかく、使い方は簡単です。
ぬか床に鉄玉子を埋め込んでおくこと。 |
これだけです(笑)。
「埋め込んでおく」ことが大事です。
鉄玉子の一部がぬか床から飛び出していると、露出した部分がすぐに錆びてしまいます。
錆びても毒にはならないので安心ですが、気分的に良くないと思います。
鉄玉子全体をぬか床に埋め込んだ状態で使ってください。
色落ち防止、発色効果は?
特にナスの変色防止に効果を発揮します。
生の時の鮮やかな青紫色?がそのまま再現されます!
お漬物のサイトをいくつかプチ調査したところ、ナスをそのまま漬けても変色防止効果を発揮しますが、より鮮やかな発色を求める場合は、ナスを漬け込む前に粗塩をすりこむとさらに発色が良くなるようです。
粗塩だけでなくミョウバンもいっしょにすりこむやり方もありますが、ミョウバンは「硫酸アルミニウムカリウム」という物質で、すぐさま人体に危険な物質ではないものの、わざわざ摂取する必要もないと思います。
したがって、粗塩をすりこむだけにしたほうが安心だと思います。
錆びた釘でいいのでは?
昔から、錆びた釘をぬか床に入れると漬物の色が鮮やかに出ると言われてきました。
確かに、昔の釘は本物の鉄製だから良かったかもしれません。
でも、最近の釘は、特殊なオイルで錆止め加工されていたり、亜鉛でメッキされていたりするので、これらを食用に使用するのは不適切です。
その点、鉄玉子なら安心です。
鉄玉子は入れっぱなしでいい?
大丈夫だと思います。
やはり漬物サイトをいくつかリサーチしましたが、鉄玉子をぬか床に入れている人は、皆さん鉄玉子を入れっぱなしにしているようです。
数年間入れっぱなしの方もいらっしゃいました。
コトバは悪いですが、ある意味、そうした皆さんが実験台になってくれているわけです(笑)。
問題ないようです。
ただし、繰り返しますが、鉄玉子をぬか床から露出させないでください。
露出した部分だけすぐさま錆びてしまいます。
あくまでも、ぬか床に埋め込んだ状態でお使いください。
時間が経つと変色します。
ぬか漬けに鉄玉子を入れておくと、ナスが色鮮やかに漬かります。
ですが、いったんぬか床から取り出したナスは、しばらくは鮮やかな色を保っていますが、時間が経過すると茶色っぽく変色していきます。
したがって、食べる直前にぬか床から出すようにしてください。
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