12月点検|法定12か月点検はいつからいつまでにやる?

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12月点検|法定12か月点検はいつからいつまでにやる?

第1章 法定12か月点検はいつからいつまでに受ければいい?

結論から書きます。

法定12か月点検は、12か月目を目安に、その前後で受ければ問題ありません

新車を買うと、まず1か月点検があり、その後は12か月ごとに点検時期がやってきます。

前回の点検日、または新車の登録日から1年が経過する日が、次の点検の目安になります。

ただし、車検のような「この日までに必ず」という厳密な期限はありません

おすすめは、期限日の前後1か月の範囲で予定を組むことです。

たとえば9月10日がちょうど12か月目なら、8月でも10月でもかまいません。

タイミング受ける時期の目安
新車を購入したあと初回の1か月点検のあと、以後12か月ごと
前回の点検・車検から1年経過する日の前後1か月
目安の時期を過ぎた場合いつでも受付可。早めに予約する

目安の時期を過ぎても心配はいりません。

「期限切れだから受けられない」ということはなく、いつでも受け付けてもらえます。

気づいた時点で予約を入れれば大丈夫です。

なお、自家用乗用車には罰則がありません

ただし受けなくてよいわけではなく、この点は第3章であらためて整理します。

点検時期が近づくと、ディーラーや整備工場から案内ハガキが届くことがあります。

これは以前利用したお店が送るダイレクトメールにすぎません。

国や自治体の公的な書類ではないため、手元になくても点検は受けられます。

引っ越しで住所が変わった場合や、中古車を別のお店で買った場合は、そもそも届かないこともあります。

ハガキがなくても、次の点検時期は自分で確認できます

確認方法見方・ポイント
点検整備済ステッカー(ダイヤルステッカー)中央の数字=次回の点検年周囲の数字=点検月
点検整備記録簿前回の点検日と次回の時期が記載されている
案内ハガキディーラー等のDM。公的書類ではない

最後に注意点を1つお伝えします。

ディーラーによっては割引が用意されていて、12か月目の手前1か月以内に受けることが割引の条件になっている場合があります。

割引を使いたいときは、お店の条件を事前に確認しておくと安心です。

この章のまとめ
受ける時期12か月目を目安に、その前後1か月で予定を組む
厳密な期限自家用車にはなし。過ぎても受けられる
案内ハガキディーラー等のDM。なくても受けられる
次回時期の確認ダイヤルステッカー、または点検整備記録簿
引用元・参照元
カー用品のジェームス「12ヶ月点検(1年点検)は必要?車検との違いや費用と項目を紹介」
スマイル車検「12ヶ月点検(法定点検)はしないとどうなる?罰則の有無や費用相場、車検との違いを徹底解説」(2026年1月)
鈴木自工株式会社「法定12か月点検は受けたほうがいい?半分以上は実施していないのが現実」(2026年5月更新)

第2章 何を点検する? ― 最新「29項目」と車検・24か月点検との関係

法定12か月点検は、道路運送車両法第48条に定められた定期点検です。

点検する項目の数は、いわゆるマイカー(自家用乗用車・軽自動車)の場合、1年ごとに29項目です。

2年ごとの点検、つまり車検と同時に行う24か月点検は、この29項目を含む計60項目になります。

これは国土交通省が示している最新の項目数です。

ウェブ上では今も「26項目」や「27項目」と書く記事が多く見られます。

しかし、これらは改正前の古い数字です。

項目が増えた主な理由は、2021年10月に追加されたOBD点検にあります。

点検の区分周期項目数
法定12か月点検1年ごと29項目
法定24か月点検(車検と同時)2年ごと60項目(29項目を含む)

点検する場所は、ブレーキ・かじ取り装置・足回り・エンジンルーム・下回りなどが中心です。

ここで、車検との違いを整理しておきます。

車検は、車が保安基準に適合しているかを確認する国の検査です。

一方の法定点検は、故障やトラブルを未然に防ぐための点検整備です。

目的がそもそも違います。

OBDをめぐっては、似た言葉が2つあるので注意してください。

項目OBD点検OBD車検
位置づけ定期点検の一項目車検での検査
開始時期2021年10月2024年10月(輸入車は2025年10月)
対象OBD搭載車すべて2021年10月以降の新型車など

つまりOBD点検は12か月点検の中身OBD車検は車検の中身という関係です。

この章のまとめ
点検項目数マイカーは1年ごと29項目/2年ごと60項目
「26項目」表記古い情報。OBD点検の追加で項目が増えた
車検との違い車検は保安基準の検査、点検は故障予防
OBDの2語OBD点検は点検、OBD車検は車検で別物
引用元・参照元
国土交通省「点検整備の種類」(自動車/点検・整備)
オートバックス「12ヶ月点検(法定点検)と車検の違いとは?行う必要性はあるの?」
株式会社スマートドライブ「2024年10月から本格的に開始する『OBD車検』とは」(2026年3月)

第3章 受けないとどうなる ― 罰則・メーカー保証・売却査定

まず罰則についてです。

自家用乗用車は、12か月点検を受けなくても罰則はありません

実際、点検を受けていない人は半数以上にのぼるとも言われています。

ただし、事業用車は事情が違います

バス・トラック・タクシーなどが法定点検を怠ると、30万円以下の罰金が科されることがあります。

区分罰則
自家用乗用車・軽自動車なし
事業用車(バス・トラック・タクシー等)30万円以下の罰金(道路運送車両法第110条)

次に、よく誤解されるメーカー保証の話です。

「点検を受けないと保証が受けられない」とよく言われますが、正確に理解しておく必要があります。

新車のメーカー保証には、一般保証特別保証の2種類があります。

そして、どちらも適切かつ定期的なメンテナンスを保証の条件としています。

けれども、「12か月点検を1回受けなかっただけで全部の保証が無効というのは言い過ぎです

一方で「点検整備と無関係に必ず保証される」というのも誤りです

正確には、メーカーが定める点検整備を怠り、それが原因と判断される故障は、保証の対象外になりうるということです

保証の種類ポイント
一般保証3年・6万km。適切な点検整備が条件
特別保証5年・10万km。同じく条件あり
注意点点検整備を怠った原因の故障は対象外になりうる

最後に、売却するときの話です。

日本自動車査定協会の基準では、定期点検をすべて受けた車は査定額が1万5,000円加算されます。

罰則はなくても、安全・保証・売却の面で受けるメリットがあるわけです。

この章のまとめ
自家用車の罰則なし。ただし安全・保証面の不利益はある
事業用車30万円以下の罰金(道路運送車両法第110条)
メーカー保証適切な点検整備が条件。怠ると対象外になりうる
売却査定すべて受けた車は1万5,000円加算
引用元・参照元
株式会社パイ・アール「車の定期点検(法定点検)をしないとどうなる?車検との違いや点検時期・費用を解説」(2024年12月)
車検の速太郎「車の保証はどこまで使える?保証内容&メンテナンスを徹底解説!」
e-Gov法令検索「道路運送車両法 第110条(罰則)」

第4章 費用はいくら?どこで受ける? ― 相場とメンテナンスパック

費用の目安からお伝えします。

点検料だけで、おおむね1万円から2万円程度です。

これは点検料のみの金額です。

交換が必要な部品やオイル代は、別途かかります。

一番多いのはエンジンオイルの交換です。

受けられる場所は、ディーラー・整備工場・カー用品店・ガソリンスタンドなどがあります。

認証工場や指定工場の認定を受けた店なら、ダイヤルステッカーの貼り付けもできます。

依頼先特徴
ディーラー費用は高め。純正部品で安心感がある
整備工場比較的安い。認証・指定工場ならステッカー可
カー用品店部品を選べる。土日も利用しやすい
ガソリンスタンド給油ついでに頼める。繁忙時は要予約

新車を買うと、メンテナンスパックをすすめられることがあります。

これは、点検・整備・車検がセットになった前払いの商品です。

メリットとデメリットの両方があります。

メリットデメリット
費用を分散できる業者を選べない
適切な点検整備を受けられる売却・買い替え時に返金されにくい
メーカー保証が適用されやすい法定費用は含まれない

自分で業者を選びたい人や、途中で乗り換える予定がある人は、加入を慎重に検討するとよいでしょう。

この章のまとめ
費用の目安点検料は1万〜2万円程度+部品・オイル代
受けられる場所ディーラー・整備工場・カー用品店・GS
ステッカー認証・指定工場なら貼り付け可能
メンテナンスパック費用分散・保証面で有利。途中解約には注意
引用元・参照元
オリコン「12ヶ月点検(1年点検)とは?車検との違いや必要性・費用・項目を解説」(2025年2月)
車検の速太郎「新車購入時のメンテナンスパックについて【軽自動車の場合】」
ネクステージ「車の一年点検とは?車検との違いや費用の目安を解説」