画像:国土交通省
【記事丸わかり】
⇒⇒【知らないと損!?】誰でもできる車検ステッカー再交付 |
車検を受けると新しい車検証と車検ステッカー(検査標章)が発行されます。
車検証はダッシュボードの中に、ステッカーはフロントガラスに貼り付けなければなりません。
ステッカーが貼ってない場合は罰金50万円以下が課される場合があります。
一度貼っておけば剥がれることはありませんが、事故で破損したり大雨による水害で汚損したりして、ステッカーに記載されている数字等が読めない状態になることがあります。
こうしたケースではステッカーの再発行をしなければなりません。
車検ステッカーは、貼ってないこともNGですが、貼ってあるものの記載内容がわからない場合もNGです。
このページでは車検ステッカーを再発行する方法を解説しています。
再発行:普通車の場合
プリウスやセレナなどの普通車(登録車)は陸運支局で再発行できます。
必要書類と手続き方法は下記の通りです。
車検ステッカーの再発行(普通車) | |
車検証 | 原本が必要※コピー不可 |
車検ステッカー | 紛失や盗難の場合は不要ですが、汚損や破損の場合は剥がして持参します |
理由書・紛失届 | この書類は運輸支局で入手できます。車検ステッカーをなくした理由を記載します。※紛失・盗難の場合のみ |
手数料納付書 | この書類も運輸支局で入手できます。運輸支局で300円の印紙を購入し、この用紙に貼り付け、提出します。 |
印鑑 | 個人は認印、法人は代表者印 |
検査標章再交付申請書(OCR第3号様式) | この書類も運輸支局で入手できます。持参した印鑑を押し、見本を参考に記入します。 |
【委任状】 | 本人以外が手続きする場合にのみ必要。様式は自由なので国土交通省のHPなどからダウンロードします。使用者の印鑑やサインが必要なので事前に作成する必要があります。 |
(※)再発行は管轄する陸運支局だけでなく全国どこの陸運支局でも可能です。
(※)車検ステッカーを再発行した場合は、必ず、車検証そのものも再発行されます。再発行された車検証の備考欄には「検査標章再交付」と記載されます。
再発行:軽自動車の場合
N-boxやワゴンRなどの軽自動車は軽自動車検査協会で再発行できます。
軽自動車検査協会はたいてい陸運支局の近所にあります。同じ敷地内にある自治体もあります。
必要書類と手続き方法は下記の通りです。
車検ステッカーの再発行(軽自動車) | |
車検証 | 原本が必要※コピー不可 |
車検ステッカー | 紛失や盗難の場合は不要ですが、汚損や破損の場合は剥がして持参します |
印鑑 | 個人は認印、法人は代表者印 |
手数料 | 300円を窓口で支払います。 |
検査標章再交付申請書(軽第3号様式) | この書類は軽自動車検査協会で入手できます。また協会のHPからダウンロードできます。持参した印鑑を押し、見本を参考に記入します。 |
【委任状】※不要 | 本人以外が手続きする場合は事前に上記申請書の使用者欄に押印したものを持参し、他の部分を記入して提出すればOKです。 |
(※)車検ステッカーを再発行した場合は、必ず、車検証そのものも再発行されます。再発行された車検証の備考欄には「検査標章再交付」と記載されます。
ステッカーのない車で再発行場所に行くことは違法
車検ステッカーの再発行のために運輸支局や軽自動車検査協会に出かける際の交通手段ですが、ステッカーを紛失・汚損した車両に乗っていくことは違法です。
50万円以下の罰金が課されます。
別の交通手段で出かけてください。
下記の記事も参考になさってください。
車検・警告灯の種類と対策|シートベルト・ブレーキ・エアバッグ・ABS・エンジンなどの車検基準 車検後すぐ故障|異音・エンジン・オイル漏れ|修理は整備保証で? |
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