ドライブレコーダーの駐車監視|電源接続はケーブルで配線?
通常、ドライブレコーダーの電源はシガーソケットなどから取るのが普通です。しかし、駐車監視機能を追加する場合、エンジンが停止している間に作動させることになるので、シガーソケットからでは不都合が生じます。
そこで、ドライブレコーダーに駐車監視機能を追加する場合、電源は主に次の3つの方法を採用しています。
- 車のバッテリーと直結する
- 外部バッテリーと接続する
- ドライブレコーダー本体内に内蔵バッテリーを搭載する
①のバッテリーと直結する場合ですが、これはドライブレコーダーのメーカーが接続用のケーブルを指定しているのが普通です。
たとえば、コムテックのZDR024CEという機種では、別売りオプションのHDROP-09「駐車監視・直接配線コード」を使用するように指定しています。
②の外部バッテリーは、容量の大きなリチウムイオンバッテリーなどで長時間の録画にも対応できるようになります。ただし、①よりは録画時間は短くなります。
③の内蔵バッテリーも、最近はリチウムイオンバッテリーなどが使われますが、スペースが狭いのでそれほど長時間の録画はできません。使い方は限定的なものになります。
いずれにしても駐車監視を追加するとお金がかかる
上記①②③のいずれの方法で電源を確保するにしても、部品代と工賃が追加で発生しますから、どうしてもお金がかかります。
ドライブレコーダーに駐車監視機能を付ける場合は、この点を事前に確認しておいたほうがいいと思います。
バッテリー上がりと対策
上記①の車のバッテリーと直結する方法ですが、この方式で注意すべきは、バッテリー上がりです。
そもそも経年劣化で弱っているバッテリーを使い続けていると、駐車監視機能を使うことですぐにバッテリー上がりを起こすことがあります。
また、普段あまり車に乗らない場合も、バッテリーへの充電が不十分なために、やはりバッテリー上がりを起こしやすくなります。
最近のドライブレコーダーには、こうしたバッテリートラブルを未然に防ぐために、常時バッテリーの電圧を見張っていて、たとえば12Vを下回ったらそこで駐車監視機能を停止する、というようなバッテリー対策が取られた機種もあります。
確かに、こうした機能が入っていればバッテリー上がりを未然に防げるかもしれませんが、そのかわりに、本来の目的である駐車監視機能は後回しになってしまいます。
ですから、駐車監視機能を使用する場合は、車のバッテリーは通常よりより早めに新品に取り換えるなどの方策が必要です。
下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。
⇒⇒ドライブレコーダー 駐車監視|内蔵バッテリー方式のデメリット・メリット
ご覧いただきありがとうございました。