車|ラジエーターファンがヒューズ切れすることある?
ラジエーターファンが回らなくなる原因の一つにヒューズ切れがあります。そうめったにないものの、時々そういうことが発生することもあります。
ラジエーターファンとは
水冷式エンジン車にはエンジン冷却装置であるラジエーターが必須です。ラジエーターには冷却水が常時満たされていて、ウォーターポンプの働きでエンジン周辺を循環してエンジンの熱を引き取り、ラジエーターが走行風を受けることで熱を空気中に放散します。
ラジエーターの隣には冷却ファンがあり、これがラジエーターファンです。
車が走行している間は走行風がラジエーターにあたり続けるので、ラジエーターファンは回る必要がありません。しかし、信号待ちとか渋滞にはまった場合は走行風による冷却ができないのでラジエーターファンを回すことで冷却水の熱を放散するわけです。
ラジエーターファンの故障の原因
そういうわけで、ラジエーターファンは常時回り続けることはありませんが、必要に応じて回ってもらわないと困るパーツでもあります。
ラジエーターファンを駆動させる力は、以前はエンジンの動力をベルトを介して利用しているタイプもありましたが、最近の車の多くは電動式です。
ラジエーターファンが回らなくなる原因としては、
- モーターの故障
- 水温センサーの故障
- リレーの故障
- 物理的断線
- ヒューズ切れ
などが考えられます。
このなかでヒューズ切れがもっとも低コストで対応できる故障です。ただし、ヒューズが切れるということは一時的に大きな電流が発生した可能性が高いので、ヒューズ交換後はしばらく注意深く様子を見る必要があります。
下記の記事も参考になさってください。
⇒⇒オーバーヒートとは|原因と対処法|修理費用は?|サーモスタット・冷却水・ラジエーター
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