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キーシリンダーとは
最近の車のキーはインテリジェントキーなどと呼ばれ、車のどこを探しても鍵穴が見当たらない車種もあります。
しかし、まだ多くの車は、鍵穴の付いたキーシリンダーがついていて、穴にキーを差し込み、ひねるとエンジンが始動します。
また、ドアを開けるのにも、ピコピコとボタンで解錠することもできるけれど、ちゃんと鍵穴にキーを入れて開けることもできます。
トランクを開けるのにも使えます。
最低3か所についている
キーシリンダーがついている車の場合、ハンドルの右側にあるイグニッションキー、左右のフロントドアの3か所にあります。
トランクにもついている車もあれば、付いていなくて運転席で開閉を操作する車種もあります。
イグニッションキーが回らない
ハンドルの右側についているエンジン始動のためのイグニッションキーですが、キーを入れて回してもエンジンがかからないことがあります。
これは、キーそのものに不備があるのではなく、エンジンを始動させるための配線その他に不備があるケースです。
このケースでは、たとえキーにすり減り等の劣化がなくてもキーシリンダーごと交換しなければならないと思います。
そうではなくて、キーそのものがすり減っていて、右にひねっても回らないのであれば、その場合はスペアキーを使ってみてください。
スペアキーでも回らなければ、それはキーシリンダーの側の不具合なので、やはりキーシリンダーを交換する必要があります。
ドアやトランクのキーシリンダー
運転席や助手席のドアを開ける際、あるいはトランクのドアを開ける際、通常のキーもスペアキーも使えなかったら、それはキーシリンダーを交換しなければなりません。
盗難された車が戻ってきた場合
いったん盗難されたけれど後日車が戻ってきた場合、キーシリンダーを交換しないと、車を盗んだ人がまたやってきて再度持って行ってしまう恐れがあります。
そこで、少なくとも運転席のイグニッションキーは交換しなければなりません。
交換費用
キーシリンダーの交換費用は、1ヵ所につき、部品代と工賃を合わせた総額で10,000円~25,000円が相場です。
イグニッションキー、左右のドアのキー、トランクのキー、というようにすべて交換となるとその数分だけ追加費用が掛かります。
ディーラーは高め、カー用品店は安めです。
なお、車種によっては純正品でなければうまくはめ込み出来ないこともあり、そういう場合はディーラーで交換するしかありません。
DIYはけっこう難易度が高いです。とにかく工程が多いからです。
ご覧いただきありがとうございました。