スカイラインが再び輝く!新型NISMOの特徴と魅力:2023年9月発売!

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目次

【記事丸わかり】

2023年モデル スカイラインNISMOの特徴と魅力

  1. 特別仕様モデル「NISMO」の発表
    • 日産はスカイラインの特別仕様モデルとして「NISMO」を2023年9月に発売予定で、1000台限定で提供。
  2. パワーアップしたエンジン仕様
    • スカイラインNISMOは、VR30DDTT型3.0リットルV6ツインターボエンジンを搭載し、最大出力420馬力、最大トルク550Nmを実現。
  3. 走行モードの多様性
    • 標準のSTANDARDモードに加えて、SPORTおよびSPORT+モードを提供し、高回転を維持するAT変速スケジュールでスポーツ走行時のレスポンス向上。
  4. 専用エアロパーツとデザイン
    • NISMO専用のエアロパーツや赤いGTバッジを特徴とし、専用色には「NISMOステルスグレー」を含む全5色を設定。
  5. タイヤとホイールの強化
    • リアタイヤの幅を20mm拡大し、ダンロップSP SPORT MAXX GT600を採用。また、エンケイ製19インチアルミホイールを装備。
  6. 改良されたABSとVDC
    • 専用タイヤとブレーキパッドに合わせたABSの制御と、専用チューニングを施したVDCを採用。
  7. 高剛性接着剤の使用
    • GT-R NISMOで使用されている高剛性接着剤を前後ウィンドウシールドガラスに使用し、車体剛性を向上。
  8. インテリアデザイン
    • 内装は黒基調で統一し、レッドセンターマーク付きのNISMO専用本革巻ステアリングや280km/hスケールのスピードメーターを特徴としています。
  9. LIMITEDモデルの発表
    • 2024年夏に「LIMITED」モデルを100台限定で発売予定。さらに特別な仕様が施され、947万9800円の価格設定。
  10. 日本を代表するスポーツセダン
    • スカイラインは1957年にデビューして以来、多くの改良を経て現在に至る。新型NISMOはスカイラインGTの遺産を継承し、改良を加え続けている。

これらの特徴から、新型スカイラインNISMOは日産の伝統を継承しつつ、現代の高性能スポーツセダンとして市場に新たなインパクトを提供することが期待されます。

⇒⇒日産 スカイライン ニスモ 試乗編! 400Rと別モノの走りに 後席の兵頭も喜ぶ!

スカイラインが再び輝く!新型NISMOの特徴と魅力:2023年9月発売!

2023年8月8日、日産自動車が、4ドアセダン・スカイラインの特別仕様モデル「NISMO」を発表しました。

2023年9月発売予定です。

近年は廃止などさまざまな噂が流れていたスカイラインですが、そうした声を打ち消すかのように、力の入ったモデルを投入してきました。

スカイラインNISMO発売の詳細

セクション詳細
特別仕様車の発表日産は4ドアセダン「スカイライン」の特別仕様モデル「NISMO」を発表。発売は9月の予定。
スカイラインの歴史スカイラインは1957年に登場。現行型は13代目。4ドアセダン・2ドアクーペなどスポーティな特徴を持つ。近年、4ドアセダンの人気が無残なほど落ち込んでいる中での発表となった。
新型「スカイラインNISMO」のコンセプトThe Skyline GT よみがえれ、羊の皮を被った狼」。NISMOは「スカイラインGT」への敬意を示し、グランドツーリングカーとしての完璧さを目指している。
走行性能3リッターV型6気筒ツインターボエンジン最大出力420馬力最大トルク550Nm
デザインと価格専用エアロパーツ、赤いGTバッジ、NISMO専用エアロパーツを装備。価格は788万400円で、9月上旬に発売予定。1000台限定。注文が1000台に達した時点で受付を終了。抽選ではない。欲しい人は急いで。

さらに特別な「LIMITED」モデルも2024年夏100台限定で発売予定で、こちらの価格は947万9800円

左(上)がNISMO、右(下)がNISMO Limited

「NISMO」はどんな車?

スカイラインNISMOのベース車両は400Rです。動力性能の違いは比較的わずかですが、様々なところに改良の手を加えているのがNISMOです。

パワートレーン

NISMOのパワートレーンは、スカイラインNISMO専用のV型6気筒DOHC 3.0リッター直噴ターボ「VR30DDTT」型エンジン。

このエンジンは、SUPER GT GT500レース用エンジンの開発に関わった開発者が同じ開発設備を使ってチューニングを実施しています。

最高出力は、400Rから11kW(15PS)アップの309kW(420PS)/6400rpmに向上。

最大トルクは、400Rから75Nmアップの550Nm(56.1kgfm)/2800-4400rpmに強化しています。

走行モード

STANDARDに加えてSPORTおよびSPORT+を用意し、このSPORT/SPORT+ではNISMO専用のAT変速スケジュールを採用。

エンジン回転を高回転で維持し、スポーツ走行時のレスポンスをさらに向上させています。

タイヤとホイールを強化

NISMOはリアタイヤの幅を400Rより20mm拡大し、前後タイヤのグリップ力を高次元でバランスさせています。

タイヤは、NISMOのために専用開発したダンロップSP SPORT MAXX GT600を採用。

NISMO専用エンケイ製19インチアルミホイールは、リム幅を拡大し、高剛性と軽量化を両立。操舵初期のレスポンスとコーナーでの接地性が向上。

ABSとVDCを改良

専用タイヤと専用ブレーキパッドに合わせて、NISMOはABS(アンチロックブレーキシステム)の制御を見直し、制動距離を短縮。

VDC(ビークルダイナミクスコントロール)にも専用チューニングを施しています。

接着剤も手抜きなし

車体剛性を向上させるために、前後ウィンドウシールドガラスの接着剤に「GT-R NISMO」でも採用している高剛性接着剤を採用。

NISMO専用エクステリア

  • NISMO専用前後バンパーとサイドシルカバー
  • NISMO専用フォグランプ
  • NISMOエンブレム
  • フロントフェンダーにGTエンブレム

全5色のボディカラー

  • 専用色NISMOステルスグレー
  • ブリリアントホワイトパール
  • メテオフレークブラックパール
  • ダークメタルグレー
  • カーマインレッド

インテリアもNISMO色を追求

  • 全体を黒基調で統一
  • レッドセンターマーク付きのNISMO専用本革巻ステアリング
  • 280km/hスケールのスピードメーター
  • NISMOロゴを配したレッドリングタコメーター
  • NISMO専用チューニングのレカロ製スポーツシート※オプション

NISMO Limitedはさらに特別仕様に

スカイラインNISMO Limitedは100台限定で2024年夏の発売になります。こちらはNISMOよりさらに特別色が強くなります。

NISMO Limitedは、S54A-1型「スカイライン GT」誕生60周年を記念した特別仕様車という位置づけです。

エンジンはNISMOと共通のスペックですが、横浜工場の匠ラインで特別な資格を持つ匠が1つひとつ手組みで作り上げる高精度なエンジンを搭載するとのこと。

外観は、レース車を想起させるデザインとなり、日産初採用となる艶消しガンメタリック塗装のエンケイ製19インチアルミホイールを装着します。

Limitedの証として、エンジン組み立て担当者を記した匠ラベルがつき、100台限定を刻印した専用シリアルナンバープレートと専用エンブレムを装着。

ボディカラーはNISMOステルスグレー、ブリリアントホワイトパール、ダークメタルグレーの3色設定となり、何もかもが特別扱いです。

スカイラインの歴史

日産スカイラインは、日本を代表する名車のひとつであり、国内外を問わず根強い愛好家がいることで知られています。

スカイラインのようなセダンタイプの車は、現在のところ、人気は底なし沼のように沈む一方ですが、それでも、スバルWRXS4などと同様に、背が低くて比較的軽量なこのタイプの車が持つ、運動性能における優位性を愛してやまないファンが、依然として一定数存在します。

スカイラインは、1957年に富士精密工業(のちのプリンス自動車)の主力車種として生産が開始されました。

1966年にプリンスが日産自動車と合併した後も車名が引き継がれ、現在に至ります。

私、8代目R32に乗ってました!

当ブログの管理人である私は、8代目R32のGTS(2リッター直列6気筒自然吸気エンジン・4WS・5MT)に乗っていました。※GT-Rじゃないです…..

7代目までモデルチェンジの度に大柄になっていた流れをいったんやめて、スリムになったモデルです。

とんでもなくコントローラブルなFRマシンで、カウンターステアとかテールスライドといった操作が、パニックにならずにごく当たり前にできる車でした。

それは、動きが「連続的」だったからです。

いきなりリアが滑り出すのではなく、次第に流れていくのがスローモーションのように感じられるのですね。

それに、2リッターで6気筒エンジンなんて、今ではとんでもなく贅沢なクルマだったと思います。※価格も高くなかったです。

さて、スカイラインの歴史です。年表にまとめました。

初代から現行(13代)まで

Wikipedia様の画像を拝借して、初代から現行まで見ていきましょう。

初代 L型/20系(1957年-1963年)
2代目 S5型(1963年-1968年)
3代目 C10型(1968年-1972年):ハコスカ(箱スカ)
4代目 C110型(1972年-1977年):ケンメリ、ヨンメリ(セダンの場合)
5代目 C210型(1977年-1981年)
6代目 R30型(1981年-1990年)
7代目 R31型(1985年-1990年、セダン・HT1985年-1989年、クーペ1986年-1989年、ワゴン1986年-1990年)
8代目 R32型(1989年-1994年):超感覚スカイライン
9代目 R33型(1993年-1998年):本流グランドツーリングカー
10代目 R34型(1998年-2002年)
11代目 V35型(2001年-2007年)
12代目 V36/J50型(2006年-2016年、クロスオーバー2009年-2016年):クロスオーバーは出現が早すぎました。今なら大ヒットか。

左(上)がセダン・右(下)がクロスオーバー

13代目 V37型(2013年 ~ )

「日産スカイライン」と「日産GT-R」の違いについて

日産スカイラインと日産GT-Rは、名前が似ていることからしばしば混同されることがありますが、実際には異なるモデルです。

両車の歴史や特徴について以下にまとめました。

  1. 歴史的背景の違い:
    • 日産スカイライン: 1957年にプリンス自動車から登場しました。当初は高級セダンとしての側面が強かったのですが、スポーツカーとしての性格も持ち合わせており、特に1970年代後半から1990年代にかけてのGT-Rバージョン(つまり「スカイラインGT-R」のこと)は高い評価を受けていました。
    • 日産GT-R: 2007年に独立したモデルとして登場しました。それ以前は「スカイラインGT-R」として知られていましたが、2007年のモデルから「スカイライン」の名前が取り除かれ、単に「GT-R」として販売されるようになりました。
  2. 設計と性能の違い:
    • 日産スカイライン: 多種多様なモデルが存在しますが、一般的にはセダンやクーペとしての側面が強い車種です。ただし、GT-Rバージョンでは高性能エンジンやサスペンションを搭載し、スポーツカーとしての性格も強いです。
    • 日産GT-R: 一貫して高性能スポーツカーとして設計されています。VR38DETTと呼ばれる3.8リットルのV6ツインターボエンジンや、「技術の日産」の代名詞でもある四輪駆動システム「ATTESA E-TS」を持ち、ぶっちぎりの走行性能を誇ります。
  3. 市場と価格の違い:
    • 日産スカイライン: 一般的なセダンやクーペとしての市場をターゲットとしています。高性能モデルも存在しますが、全体的には幅広い層に受け入れられる車として設計されています。
    • 日産GT-R: 高性能スポーツカーとしての市場をターゲットとしています。普通の顧客は眼中にない車です。価格もそれに伴って高価です。※現行GT-Rは1375~2915万円です。

両車ともに長い歴史と伝統を持つ日産の代表的なモデルですが、現状では完全に異なる方向性を持つ車として開発・販売されています。

なお、日産GT-Rの直接の(ガチの)ライバル車は、次のような錚々たる顔ぶれです。

車名主な特徴
ポルシェ911ドイツのアイコン的存在のスポーツカー。多様なモデルラインナップ。RR(リアエンジン・リアドライブ)のユニークな設計。
アウディR8ミッドシップ配置のV10エンジン。クアトロ四輪駆動システム。ハイエンドの内装と先進的なテクノロジーを搭載。
シボレー・コルヴェットアメリカの伝統的なスポーツカー。フロントミッドシップ配置のV8エンジン。高性能でありながらリーズナブルな価格。
BMW M4クーペベースのハイパフォーマンスモデル。トルクフルなエンジンと先進的なサスペンション。ドイツの精緻なエンジニアリング。
メルセデス-AMG GTフロントミッドシップ配置のV8エンジン。スタイリッシュなデザイン。高い快適性と先進的なテクノロジーを併せ持つ。

スカイラインから派生して独立した名称となったGT-Rは、いまではこんな車たちと渡り合える車に進化しています。

たぶん、日本人より外国人の方が日産GT-Rに強いリスペクトを抱いているはず。

まとめ

Nissan Skyline NISMO 2023は、日産の新しいモデルとして多くの期待を集めています。

この記事では、エクステリアの美しさ、インテリアの快適さ、高性能なエンジン、安全技術の進化、そして価格についての情報を提供しました。

日産の伝統と最新の技術が組み合わさったこのモデルは、今後の自動車マーケットで大きな存在となることが期待されます。

販売台数は1000台限定で、街中にあふれかえる台数ではありませんが、存在感は大きなものになるでしょう。

興味を持たれた方は、実際にディーラーでの試乗や詳細なスペックの確認をおすすめします。

ご覧いただきありがとうございました。スカイライン、大好きだぁ~!

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Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

参照・引用:日産自動車  CAR Watch