【トヨタ2000GT オープンカー誕生秘話】007撮影で急造されたボンドカー仕様とショーン・コネリー問題

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日本車で唯一、

「007」シリーズのボンドカーとして登場した伝説の1台。

それが

トヨタ2000GTです。

しかしこの名車、

映画撮影の現場で“想定外のトラブル”から

特別仕様が生まれていました。


007撮影で起きた問題とは

舞台は1967年公開の

「007は二度死ぬ」

日本を舞台にしたこの作品で、

トヨタ2000GTが採用されました。

ところが――

主演のショーン・コネリー

車に乗れないという問題が発生します。

※諸説あり

問題のポイント

項目内容
俳優ショーン・コネリー
身長約188cm
車高約116cm(2000GT)
問題頭がつかえて乗車不可

この事態により、

撮影スケジュール直前で

急遽仕様変更が決定されました。


「切って作れ」から生まれたオープン仕様

トヨタが取った対応は、

まさに異例。

クーペボディをカットし、オープンカー化

わずかな期間で

特別仕様車が製作されたのです。

この決断が、結果的に

世界で最も美しい日本車のオープンモデルの一つを生みました。


007仕様2000GTの特別装備

ベースとなったのは

市販車ではなく試作プロトタイプ

そこに映画用の特別仕様が加えられました。

007仕様2000GTスペック

項目内容
エンジン3M型 2.0L 直列6気筒 DOHC
最高出力150馬力
最高速度約220km/h
ホイールワイヤーホイール(特別仕様)
フロントガラスアクリル製・着脱可能

撮影の都合に合わせ、

細部まで特別設計が施されています。


撮影後の車両の行方

映画で使用された2000GTは

その後、異なる運命をたどります。

車両のその後

車両行方
撮影使用車トヨタ博物館に収蔵
予備車長年行方不明 → 2011年に発見
予備車の現在約8年かけてレストア

幻の存在だった個体が発見されたことで、

再び注目を集めました。


実は存在する他のオープン2000GT

2000GTのオープン仕様は

映画用だけではありません。

オーナーの手によって

改造された個体も存在します。

その中でも有名なのが――

俳優・唐沢寿明さん所有の2000GTロードスター

後に

トヨタ博物館へ寄贈されています。

オープン2000GTのバリエーション

種類内容
公式車両007撮影用ロードスター
カスタム車オープン化・タルガトップ仕様など
有名個体唐沢寿明所有車(寄贈済)

なぜこの車は「特別」なのか

トヨタ2000GTは

もともと日本初の本格的スーパーカーとして誕生しました。

そこに

  • ハリウッド映画「007」

  • 主演俳優の体格問題

  • 緊急開発というドラマ

これらが重なり、

唯一無二の存在へと昇華しました。


まとめ:偶然が生んだ伝説のオープンカー

要素内容
車名トヨタ2000GT
特徴日本車唯一のボンドカー
特別仕様オープン化(急造)
理由ショーン・コネリーが乗れない
現在博物館収蔵・一部個体は現存

本来存在しなかったはずのオープンモデル。

しかしその偶然こそが、

トヨタ2000GTを“伝説”へと押し上げた要因だったのです。