ドライブレコーダーの駐車監視を長時間使う際の注意点は?

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ドライブレコーダーの駐車監視を長時間使う際の注意点は?

当たり前の話ですが、ドライブレコーダーの駐車監視機能は、車のエンジンが停止している間に作動させる機能です。エンジンが動いている間はシガーソケットから電気の供給を受ければいいのですが、エンジン停止中は、通常ここからは電気の供給はありません。

そこで、電源が問題になります。とりわけ、長時間にわたって駐車監視を行う場合には、電源をどこから取るかが問題になります。

たとえば、夜の7時に帰宅し、翌朝の7時に出かけるまでの12時間、自宅の駐車場にとめてある車でドライブレコーダーの駐車監視をする、といった場合、問題になるのは電源です。

ドライブレコーダーに駐車監視機能を付ける場合、どこから電源を取るかと言うと、次の3つのいずれかになります。

  1. ドラレコ本体内に内蔵バッテリーを搭載し、ここから電力の供給を受ける
  2. 外部バッテリー(外付けバッテリー)を購入し、ここから電力の供給を受ける
  3. 車のバッテリーにケーブルを直結し、ここから電力の供給を受ける

①の内蔵バッテリーは容量に余裕がありません。内蔵バッテリーなので大きなものをのせることはできず、たとえ効率のいいリチウムイオンバッテリーを使用したとしても、使い方は限定的になってしまいます。長時間は無理です。

②の外部バッテリーですが、これは容量の大きなものを使用すれば長時間の使用に耐えます。ただし、そうした高性能なタイプはお値段も高くなり、ドラレコ本体より高くなることも珍しくありません。それでもいい、という方にしかおすすめできない方法です。

③が一番現実的です。つまり、車のバッテリーです。やはり一番容量に余裕があるからです。ただし、もう何年も使っているバッテリーで、激しく劣化しているバッテリーであったり、あるいは、車を走らせる機会が極端に少なくて、日頃から十分に充電できていないバッテリーであったりすると、駐車監視機能で長時間使うには不向きです。1度や2度の使用は問題なくても、そのうちに限界を超えてバッテリー上がりを起こすでしょう。この方法を使う場合は、バッテリーの交換を通常より早めにする工夫が必要です。

(※)③の車のバッテリーに直結する方法を採用する場合、ドライブレコーダー本体にバッテリー上がり防止装置が付いている機種がほとんどです。つまり、ドライブレコーダーが常時バッテリーをチェックしていて、12Vなど一定の電圧を下回ったら、その時点で駐車監視を停止する、というものです。

自動車保険の車両保険は万全ですか?

ドライブレコーダーの駐車監視機能は、車へのイタズラや当て逃げ、あるいはタイヤやホイールの盗難といったものに備える目的で設置すると思います。

けれども、駐車監視機能を付けるには、車のバッテリーと直結する専用の電源ケーブルを購入し(5,000円前後)、また、衝撃検知のためのGセンサーを後付けで設置するなど、プラスアルファのお金がかかります。けっこうかかります。

こうした投資をしてトラブルを防止するからには、万が一トラブルが実際に発生した際の経済的対処も取っておく必要があります。

それは自動車保険(任意保険)の「車両保険」です。

車両保険にはエコノミータイプと一般条件の2種類あって、駐車中のトラブルに対処するには一般条件に加入しておく必要があります。

当て逃げ(ドアパンチ)、イタズラ、タイヤ泥棒、カーナビ泥棒などが発生した場合、ドライブレコーダーの監視機能で犯人を特定することも重要ですが、犯人が捕まったからといって、その犯人に支払い能力がなければ経済的な補償は得られません。

だから保険です。車両保険の一般条件に加入しておけば、駐車中の車の損害を保険金で補償できます。

下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。

⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視|光るランプでモードがわかる

⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視|電源接続はケーブルで配線?

⇒⇒ドライブレコーダー 駐車監視|内蔵バッテリー方式のデメリット・メリット

⇒⇒ドライブレコーダー|前後カメラで駐車監視は有効ですか?

⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視は本当に必要かor不要か?

⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視|衝撃検知と動体検知の違い

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