残クレで車を買う人の割合は?残クレ利用者数を調査

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【記事丸わかり】

  1. 支払い方法の多様性: 残クレ(残価設定型クレジット)は、新しい車の購入時に将来の下取り価格を設定し、その価格を除いた金額でローンを組む方法です。
  2. 利用者の割合: 日本自動車工業会の調査によると、残クレを利用して新車・中古車を購入した人の割合は全体の20%です。
  3. 地域・年代別の利用状況: 残クレの利用者は、首都圏や若年層に多く、年齢が若いほど残クレの利用率が高い傾向にあります。
  4. 車の出費に対する感覚: 約20%の人が車にかかる出費を負担に感じており、多くの人が年間維持費を10万円程度に削減したいと考えています。
  5. 残クレのメリット: 初期費用の抑制、定期的な新車への乗り換えが容易、契約期間終了後は車を返却するだけで済むため、追加の費用負担が少ない
  6. 残クレのデメリット: 車のカスタマイズが制限され、月間の走行距離に制限があり、追加費用が発生する可能性がある。
  7. 残クレと通常ローンの比較: 通常ローンと比べて月々の支払いが少なくなりますが、契約期間終了後に車を所有するか返却するか選ぶ必要があります。
  8. 市場との関係: 中古車市場で人気の高い車種は、残クレの残価設定額より市場価値が高い場合があり、その場合、通常のローンでの購入の方が有利になることがあります。
  9. 将来の買取保証: 残クレでは将来の買取価格が保証されるため、車の価値が予想より下がっても、設定された残価での取り扱いとなる。
  10. 選択の重要性: 車の利用状況や将来の計画に基づき、残クレが最適かどうか検討し、購入時の支払い方法を慎重に選ぶべきです。

残クレで車を買う人の割合は?残クレ利用者数を調査

グレース泉
この記事は私グレース泉が執筆しました。数多くの転職経験を経て現在はWebライターに専念。「リサーチ9割、執筆1割」がモットー。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。40代、2児の母。

 

車を購入する際には、現金での一括払い、ローン、リースなどさまざまな支払い方法があります。近年注目されているのが残価設定型クレジット、通称「残クレ」です。

本記事では、残クレで車を買う人の割合や利用者数を調査し、残クレのメリットと注意点を解説します。

残クレで車を買う人の割合

日本自動車工業会の「2021年乗用車市場動向調査」(参照URL)を基に利用者数の割合を調査します。

【直近2年間に購入した新車・中古車の購入方法】

  1. 現金一括で購入…56%
  2. 一般のローン…21%
  3. 残価設定あるいは据え置き型ローン…20%

ローンで車を買う人が増えている

「現金一括で購入」は、首都圏中心部、60代以上で6割以上、「一般のローン/クレジット」は、家族形成期や女性の30〜50代で3〜4割という結果が出ています。

直近2年以内の購入者の中でも、残クレの方は2割を占めています。年代別では、年齢が若いほど残クレの利用率が高くなる傾向です。

(※)「残クレが2割」というのは、新車・中古車を含めた全体の中の割合です。たとえば、大手自動車メーカー系の信販会社の内訳をみると、約7割が残クレで、通常ローンは3割程度です。つまり、新車ディーラーでローンを組む人の7割前後は残クレを利用しているということです。(日本経済新聞

車の出費を負担に感じている人が多い

調査結果によると、生活の支出に占める車の出費に関して、約2割の人が負担を感じていることが分かりました。

また、5割以上の人が年間維持費を10万円程度に削減したい意向を持っており、残クレで車を買う利用者数が増えてきている傾向です。

残クレのメリット

残クレは、あらかじめ将来の下取り価格を設定して、その価格を引いた残高に対してローンを組んで支払う仕組みです。

残クレを利用することで、初期費用を抑えつつ新しい車に乗ることが可能です。残クレのメリットを解説します。

下取り価格の保証が受けられる

一般的に、車は新車登録から時間が経過するほど価格が下がります。中古車として売却した際に、思っていたよりも値段が付かない可能性も十分に考えられます。

残クレの場合、購入した段階であらかじめローン返済後の価値が確定しているというメリットがあります。

将来買取相場が下がっても残価は変更されないため、一般的な自動車ローンより月々の支払額が抑えられ、手放した時にローンが残る心配もありません。

車の乗り換えがしやすい

一般的に、残クレは3年~5年といった短い期間で契約をするため、残クレの最終回の返済時に同メーカーの新車に乗り換える場合は、据え置いた残価を返却する必要がありません

契約期間満了後は、ディーラーにクルマを返却するだけで、次の新車に乗り換えられるというメリットがあります。

残クレの注意点

残クレは、月々の支払額を抑えられる一方で、注意点も存在します。以下に、残クレを利用する際の注意点を解説します。

①カスタマイズできない

残クレで手に入れた車は、自動車販売店、もしくは信販会社が所有権を持っていることがほとんどです。違法改造や車検に通らないようなカスタムはできません

自分好みの車にカスタマイズしたいと考えている人は、残クレが利用できないことを把握しておきましょう。

②月間走行距離が制限される

残クレを利用する場合は、基本的に月あたりの走行距離が1,000km~1,500kmなどに制限されています。数年後に車両を返却することが前提のローンであるため、走行距離に制限が設けられています。

長時間の車通勤の方や、ドライブが趣味の方はストレスを感じるかもしれません。

③追加費用が必要になる場合も

指定された月間走行距離を超えてしまった場合や、返済後に内装・外装に傷やへこみが確認された際は注意が必要です。

そのような車両は、評価額が下がり、契約満了後に追加費用が発生するケースもあります。

④残価設定額より価値が高くなる場合がある

残クレはローン返済後の残価が保証されているメリットがあるものの、中古車市場で人気の高い車種の場合は、残価設定額より価値が高くなる場合があります。

つまり、リセールバリューの高い車種は、通常のカーローンで購入して売却した方がお得になる可能性もあります。

④残クレと通常ローン:返済額の比較

ズバリ、金額で比較します。

<条件>300万円の新車を年利3%、60回(5年)で返済。

  • 通常ローン:約54,000円
  • 残クレ:約39,000円※5年後の残価100万で設定

通常ローンの場合、60回の返済が終了したら、車は自分のものになりますが、残クレの場合は100万円支払って自分のものにするか、車を返却するか、いずれかを選択します。

まとめ

残クレで車を買う人の割合と残クレ利用者数を調査しました。残クレで車を買う人は、新車・中古車を合わせた全体のおよそ2割と、近年では利用者数が増加していることが分かります。

ただし、ディーラーで新車のローンを組む人の場合、7割が残クレです。

なかでも、年齢が若い人ほど残クレの利用率は高い傾向があります。

思わぬ維持費がかかる場合や、普通のやり方で購入したほうが残価設定ローンより高く売れる車種もあります。

このような注意点を踏まえた上で、購入するクルマの乗り方や買い換えのタイミングなどを考慮して支払い方法を選択しましょう!

ご覧いただきありがとうございます。

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