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【記事丸わかり】
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カングーの後悔ポイントは?実際の口コミから分析!
2代目カングー:Wikipedia
カングーを購入したユーザーの間で、後悔の声が聞かれることがあります。
実際のオーナーはどのような点で後悔しているのか、購入者のレビューからそのポイントを明らかにしていきます。
※本記事では2009年〜2022年の先代カングー(2代目)に対する後悔ポイントを分析しています。
※初代カングーに関する記事はこちらを。
カングーの後悔ポイントを分析!
先代カングーに対する後悔の声を徹底調査します。
MTにすればよかった
SNSではMTにすればよかったという声がありました。
- 私はカングーのAT。やっぱりMTにすればと少し後悔
- 僕のカングーATで後悔
一方で、購入者の中にはMT目的で購入する人が多く存在しています。
- やはり左ハンドルMTでしょ!
- スライドドアのミニバンタイプでMTがあること。これが第1条件でした!
MT車を選ぶことで、操作性の自由度や車両のパフォーマンスを一層活かせます。
純粋に走りを楽しみたい方は慎重に検討しましょう!
思っていたより燃費が悪かった
カングーの購入者の中には、思っていたより燃費が悪かったという声がいくつか見受けられました。
- 想定外の燃費の悪さ、しかもハイオク。街乗りだとリッター10kmいかない
- ハイオクなので、ガソリン代が高いのもネック
欧州車は一般的にハイオクガソリンを推奨する傾向があり、それに合わせてカングーもハイオク設定となっています。
しかし、ハイオク仕様でなおかつ燃費が悪いとなると、街乗りや頻繁に遠出をする方にとっては、大きな負担となり後悔の原因となることがあります。
購入の際には、自身の使用状況や維持費もしっかりと見込んでおくことが大切です。
ブレーキダストが汚れやすい
不満点として多く挙げられていたのが「ブレーキダストがひどい」という声。
欧州車の多くは、ブレーキパッドとブレーキローターが摩耗する構造になっており、高い制動力を実現しています。
しかし、デメリットとしてブレーキダストの量が増えるという特性があります。
そのため、日常的にホイールが汚れやすく、日頃から念入りなお手入れが必要です。
さらに、「キーキー」という異音が聞こえるという報告もありました。
ブレーキダストはブレーキ音にも大きく影響するため、注意が必要です。
スライドドアが重い
カングーのスライドドアは手動仕様で、「非常に重く扱いにくい」という声が多くありました。
また、スライドドアは開けた状態で固定ができないため、小さなお子さまや高齢者が乗る場合は注意が必要です。
観音開きが使いづらい
リアゲートが観音開きとなっているカングーは、広い開口部があり、大きな荷物の積み下ろしにも便利です。しかし、以下のように不便に感じる声もあります。
- 屋根がないので、雨が降った時に困る
- 後方の視認性がよくない
- ドアを閉める時は右から閉めないといけない
視認性については、大型ミラーに交換したという方もいたので、試乗時に車内からしっかり確認しておきましょう。
ワイパー問題
ほとんどの国産車がワイパーを立てかけられますが、カングーの場合はワイパーを立てることができません。
積雪地域にお住まいの方は、カングーの仕様を確認しておきましょう。
車幅が広い
5ナンバー幅の初代に対して、2代目カングーは1830mmの広い車幅が特徴で、「デカングー」という愛称が出現したほどです。
日本車のアルファードなどのミニバンが1850mmなので、それに近い車幅です。
そのため、「車庫入れや狭い道では気を使う」といった声もあります。
リモコンキーが使いづらい
カングーはキーレスタイプではなく、鍵を挿してエンジンをかけるタイプです。
また、給油口を開ける時にも鍵が必要です。
このような仕様になっているのは、メインキーリモコンの周波数が日本の電波法違反になるためです。
日本仕様ではアンサーバック機能がないため、施錠の確認をしなければならないというデメリットがあります。
まとめ
カングーの後悔ポイントを実際の口コミから分析しました。
後悔ポイントと思われる部分はあったものの、多くのオーナーはそれを受け入れた上で運転を楽しんでいます。
2009年以来毎年開催されているカングージャンボリーは、いつも大盛況です。
カングージャンボリーでは、カングーオーナーが集まって、カングー愛を語り合ったり、カングーを使ったアクティビティを楽しんだりすることができます。
また、ルノーの最新車両の展示や試乗会なども開催されます。
いずれにしても、このページでご紹介した声を参考にして、車選びにお役立ていただきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございます。