【記事丸わかり】
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フォグランプの後付けでは車検基準の何に注意すべき?
フォグランプは車検の保安基準では必須の装備ではないので、無ければ無いで何の問題もなく車検は通ります。
しかし、フォグランプがついている車両については、それ相応の車検の保安基準があって、それに適合させなければなりません。
ですから、フォグランプを後付けするケースでは、下記の車検基準を守る必要があります。
★道路運送車両法では、フロントのフォグランプを「前部霧灯」、リアのフォグランプを「後部霧灯」として明確な保安基準を定めています。
以下のとおりです。
フォグランプの車検基準 | ||
前部霧灯 | 後部霧灯 | |
色 | 白または淡黄色※7000ケルビンを超えない程度。これを超えると青色とみなされ車検不可となる可能性大 ※左右同色であること | 赤色 |
個数 | 2個以下※2個の場合は左右対称であること | 2個以下※2個の場合は左右対称であること |
位置・高さ | 地上から25cm~80cmのあいだ ※車幅の外側縁からフォグランプの外側縁が40cm以内であること | 地上から25cm~100cmのあいだ ※ブレーキランプから10cm以上離れていること |
光軸 | 下向き | — |
玉切れ・レンズの割れ | 不合格 | 不合格 |
ヘッドライトとの連携 | ヘッドライト点灯時にのみ灯火可能、ヘッドライト消灯時は灯火不可 |
(※)LED球であっても「車検対応」の品であれば問題なく車検をパスします。
(※)上記規定は2006年(平成18年)生産車以降に適用されます。
「車検対応」の品を選ぶこと
フォグランプを後付けする際、通販などで購入して自分で取り付けする場合は、フォグランプのパッケージに「車検対応」の記載があるものを選んでください。
また、カーショップなどで取り付ける場合もショップのスタッフに車検に通る製品であるかどうかを確認してください。
DIYで後付けするのは難易度が高い
もっとも、より実際的な話をすると、今の車にフォグランプを後付けするのであれば、DIYでやるのはかなり難易度が高いです。
昔の車は、まるで取って付けたようなバンパーがボディーから独立して突き出ていたので、かなり簡単にフォグランプの取り付けができました。
しかし、今の車のバンパーはデザイン的にボディーと一体になっているものがほとんどなので、穴を開けたりする作業がまず必要になり、やはりショップやディーラーなどプロに任せることになるのではないでしょうか。
後付けの費用相場
フォグランプを後付けする場合、価格的にボリュームゾーンになる一般的な製品を取り付けるケースでは、部品代と工賃を合わせた総額は以下のようになります。参考になさってください。
※フロントに2個取り付けた場合の料金
- カー用品店(オートバックス、イエローハットなど):18,000円~25,000円
- 修理工場:25,000円~35,000円
- ディーラー:30,000円~50,000円
ご覧いただきありがとうございました。