車検費用が10万円は高い・安い?軽自動車の場合は?買い替えにする?

車検・10万・軽自動車・高い・安い・買い替え

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【記事丸わかり】

  • 車検費用の相場:
    • 軽自動車の平均的な車検費用は約65,000円~75,000円。
    • 普通車(1500ccクラス)の平均的な車検費用は約80,000円~95,000円。
  • 車検費用10万円の位置付け:
    • 軽自動車の場合:10万円は高い。
    • 小型普通車の場合:10万円はやや高め。
    • 中型普通車の場合:10万円は平均的。
  • 高額になる要因:
    • 交換部品の数や内容によって費用が変動。
    • タイミングベルトやショックアブソーバー、ブレーキローターなどの高価な部品の交換が必要な場合、費用が増加。
  • 法定費用の内訳:
    • 重量税:6,600円(軽自動車)
    • 自賠責保険料:25,070円(軽自動車)
    • 印紙代:1,100円(軽自動車)
  • 整備費用の内訳:
    • 車検整備費用:約20,000円
    • 車検代行料:約5,000円
    • 交換部品代:約10,000円
  • 軽自動車の総額例:
    • 法定費用+整備費用=67,770円が平均的な車検費用の総額。
  • 部品交換の必要性:
    • ワイパーゴムやオイル交換などの基本的な整備のみの場合、費用は抑えられる。
    • 走行距離が多く、年数が経過した車は部品交換が増えるため、高額になりやすい。
  • 乗り続けるか買い替えるかの判断:
    • 高額な見積もりの場合、業者に詳細な説明を求める。
    • 車の使用状況や今後の計画に基づいて判断する。
  • 見積もりの確認ポイント:
    • 交換部品が本当に必要なものか、予防的な交換かを確認。
    • 高額な費用の理由を明確にする。
  • 費用削減のための工夫:
    • 早期予約や割引サービスの利用。
    • 部品交換の優先順位を考慮して、必要最低限の交換に留める。

⇒⇒大手車屋で毎回、軽自動車の車検に10万円以上取られていた人からボッタクリの相談と車検の依頼がありました。

業者に車検代行を依頼する場合で車検費用の総額が10万円というと、普通車なら安い部類に入りますが、軽自動車なら高い部類になります。

あまりに高いと感じる場合はいっそのこと買い替えようかという選択もあるかと思います。

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2023年1月26日

車検費用の相場

そもそも車検費用は「法定費用」と「整備費用」に大別されます。

法定費用は重量税・自賠責保険料・印紙代の3つの料金で、これはどの業者でも同一料金で違いはありません。

たとえば軽自動車の場合なら、

  1. 重量税:6,600円
  2. 自賠責保険料:25,070円
  3. 印紙代:1,100円

となり、合計金額は32,770円です。

(※)自賠責保険料は2020年4月から上記金額より約16%値下がりになります(以下同様)。

この32,770円はユーザー車検でもディーラーやガソリンスタンドの車検でもまったく同一価格になります。

これに対して、整備費用は車検整備費用と車検代行料と交換部品代の3つで、やはり軽自動車の平均的な額を出すと、

  1. 車検整備費用:20,000円
  2. 車検代行料:5,000円
  3. 交換部品代:10,000円

となり、合計金額は35,000円です。

したがって、法定費用と整備費用を合わせた車検費用の総額は67,770円となります。

この67,770円という金額は、ディーラー車検やガソリンスタンドの車検や指定整備工場の車検や全国チェーンの車検専門店の車検の平均的な額です。

走行距離が多く交換部品がたくさんある場合はもっと額が増えますし、初回車検などで交換部品がほとんど発生しない場合はもう少し安くなります。

ちなみに、普通車の場合の平均車検費用(総額)は、1500ccクラスで80,000円~95,000円ほどになります。

車検費用10万円:軽自動車なら高い、自家用小型ならちょっと高い、自家用普通なら安い

ワゴンRやN-boxなどの軽自動車の場合、平均的な車検費用総額は65,000円~75,000円程度です。

したがって、10万円はけっこう高い金額になります。

フィットやデミオなどの自家用小型の場合、平均的な車検費用総額は80,000円~90,000円程度です。

したがって、10万円はちょっと高い金額になります。

プリウスやマツダ3などの自家用普通の場合、平均的な車検費用総額は90,000円~110,000円程度です。

したがって、10万円はほぼ平均的な金額になります。

単価の高い交換部品があると金額は大きく上がる

新車から3年目の初回車検などでは、交換部品があったとしても、ワイパーゴム・ウインドウォーシャー液補充・エンジンオイル交換といった比較的単価の低いものが中心なので、車検費用の総額はそれほど高くなることはありません。

しかし、たとえ初回車検でも走行距離が多めであったり、あるいは2回目、3回目、4回目の車検で走行距離だけでなく年数も経過している場合は、ブレーキオイル交換・ATフルード交換・タイミングベルト交換・ウォーターポンプ交換・クラッチ交換・ショックアブソーバー交換・ドライブシャフトブーツ交換などなど比較的単価の高い交換部品が発生します。

そうなると、当然のこととして車検費用は跳ね上がります。

下記に、走行距離が増え年数も経過した場合の交換部品の例を挙げておきます。

  • タイミングベルト:費用相場は30,000円~100,000円。車により交換時期が異なりますが、一般的には10万キロ前後です。車種によっては交換が必要ないものもあります。いったん破損すると他の部分にも損害が広がって修理費用が膨れ上がるので業者のアドバイスに従ってください。なお、一般的にはウォーターポンプと同時に交換することが多い部品です。
  • ウォーターポンプ:交換費用の相場は15,000円~25,000円。エンジンをオーバーヒートから守る大事な部品です。一般的にはタイミングベルトと同時に交換することが多いです。
  • ショックアブソーバー:交換費用の相場は50,000円~100,000円(4本交換)。乗り心地の変化を気にしなければ20万キロ無交換でも大丈夫ですが、オイル漏れしてきたら交換が必要です。(※)当サイトの管理人の場合、以前は4万キロごとにショックを交換していましたが、今は10万キロ超でも無交換でいます。個人的な意見ですが、ここだけ新しくしても他の部分も全体的にヤレてくるので、むしろ、無交換で過ごすほうが快適かもしれません。もちろんオイル漏れしたら交換すべきですが
  • ラジエターホース・キャップ:交換費用の相場は10,000円~20,000円(ラジエターホース)・1,500円~2,000円(キャップ)。なお、ラジエター本体の交換が必要な場合は80,000円~120,000円程かかります。
  • ブレーキローター:交換費用の相場は50,000円~100,000円(4輪交換の場合)。交換でなく研磨ですむ場合はもう少し費用を抑えられます。
  • MT車のクラッチ:交換費用の相場は国産車で50,000円~100,000円、輸入車で150,000円~200,000円。クラッチは使い方によって交換時期が大きく異る代表的な部品です。
  • タイヤ:交換費用の相場は10,000円~100,000円。軽用の格安品もあれば、普通車のいわゆる「ちゃんと買い」であれば100,000円以上も。交換のタイミングは走行距離に大きく左右されます。
  • ドライブシャフトブーツ:交換費用の相場は10,000円~18,000円。この部品に破れが発生するとゴミや異物が入り込んでベアリングが壊れます。5万キロ~10万キロは傷みが発生しやすい時期です。
  • オルタネーター(ダイナモ):交換費用の相場の50,000円~120,000円。今の車は20万キロは持つと言われていますが、使い方によっては10万キロ前後で交換が必要なケースも。この部品が壊れるとバッテリーに電気が充電されなくなります。

車検の見積もりが高い場合:乗り続けるか・乗り替えるか

これから車検に出そうと業者の見積もりを取ったら、予想以上に高額な金額であった場合、迷いが出ることもあるでしょう。

つまり、乗り続けようか、それとも、これを機会に乗り換えようか、と。

その際、高額になる理由を業者に説明してもらうことが大事だと思います。

業者によっては、今はまだ使えるけれどそのうち壊れることが予想されるので予防的な意味で車検で交換を提案している場合もあるはずです。

そんな場合、あなたがまだまだ車に乗り続けるつもりなら多少高額であっても見積もりどおりの車検でいいのではないでしょうか。

しかし、そのうち買い替えるつもりであれば、とりあえず車検が通ればいいので、というスタンスを業者に伝えて、できるだけ部品交換はしない方向にすればいいと思います。

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