【90秒解説】車のACC電源とは|ACCをON、ACCのまま使用とは?

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車のACC電源とは|ACCをON、ACCのまま使用とは?

車のACC電源とは、アクセサリー電源のことです。

アクセサリー電源とは、エンジンをかけない状態でラジオやスマホの充電ができる電源モードのことを言います。

キーをひねってエンジンをかける車種の場合、キーを右に回して最初にクリックする位置、ここがACC電源モードです。さらにキーを回すとエンジンがかかりますが、そこまで回さずに最初のクリックのところで止めておくと、エンジンをかけない状態で様々な電気機器を使用できます。

最近はキーをひねるのではなくスタートボタンを押すことでエンジンをかける車種が増えています。この場合は、通常ならブレーキペダルを踏んでスタートボタンを押すところを、ブレーキペダルを踏まずにスタートボタンを押すことでACCをONにすることができます。

ACCのまま使用するとどうなる?

ACC電源モードのままラジオやカーナビやルームランプやオーディオやスマホの充電器などを使用すると、短時間なら問題ありませんが長時間だとバッテリーが上がってしまいます。

車のバッテリーはオルタネーター(充電器)が充電した電気を常時補充するようになっていますが、オルタネーターはエンジンがかかっているときにしか作動しません。しかも、アイドリング状態では充電量が少なくて実際に車を走らせていないと十分な充電ができません。

ですから、エンジンをかけずにACC電源モードのまま様々な電気製品を使用していると、そのうちにバッテリーが上がってしまい、いざエンジンをかけようとしてもかからなくなってしまいます。

平均的な数値で言うと、たとえばスマホの充電をする場合であれば2時間前後までならACCモードのままで何の問題もありませんが、さらに長時間使用するとバッテリー上がりを起こす可能性があります。

もちろん、バッテリーの使用年数とか蓄電状態により使用可能時間は異なります。また、スマホの充電よりさらに大きな電力を消費するもの、たとえばカーナビとかオーディオなどをACCがONの状態で使用し続けると、より早くバッテリーが消耗します。

バッテリーが弱った場合

普段から頻繁にACC電源モードがONの状態で使用する場合、しかも車を走らせる頻度が少ない場合には、予防的にバッテリーに充電するといいと思います。カー用品店などでカーバッテリー用の充電器がお手頃価格で売られているので、これを使って時々充電しておくと安心です。充電器は家庭用100Vコンセントで使用できます。

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