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車のアクセサリーモードとは|ACCモードの使い方を解説
たとえば、高速道路のサービスエリアなどで車を駐車している際に、エンジンは止めたままラジオやカーナビやカーオーディオやナビを操作したいときがあります。また、スマホに充電したいときもあります。また、地図を見たいのでルームランプを点けたいときもあります。
このようにいちいちエンジンをかけないで様々な電装品を使用できるようにするモードのことをアクセサリーモードあるいはACCモードと呼びます。
操作は次のようにします。
- <キーを差し込み右にひねってエンジンをかけるタイプ>キーを右に回した最初のクリックがアクセサリー(ACC)モードです。さらに回すとエンジンがかかります。
- <スタートボタンでエンジンをかけるタイプ>ブレーキを踏まずにスタートボタンを押すとアクセサリー(ACC)モードになります。※ごく一部車種では操作が異なることがあります
(※)車種によってはキーを抜いた状態あるいはスタートボタンに一切触れない状態でも、常時アクセサリー(ACC)モードになっている車もあります。しかしこれだと何か後付けで電装品を装着した場合にエンジンが停止している間も常に電力が消費されることになって、結果的にバッテリー上がりを起こすことがあるので、最近の車にはこの方式は採用されていないものが多いと思います。
アクセサリーモード(ACCモード)の注意点
- ≪バッテリーの消耗度≫アクセサリーモード(ACCモード)でスマホの充電をした場合は2時間前後くらいまでは問題なくて、それ以上充電を続けるとバッテリー上がりを起こす可能性があります。バッテリーの消耗度に関しては使用する電装品の消費電力量によって異なりますし、そもそもバッテリーの電圧状況によっても異なりますが、平均的には上記の数字を目安にしてください。
- ≪給油中はどうする?≫ガソリンスタンドで給油中は基本的にすべてOFFにすべきです。ACCモードはNGです。車種によってはACCモードのまま給油すると燃料計の表示に誤差が発生する場合があるようです。ただし、完全にOFFの状態だとパワーウインドウが操作できないのでカードのやり取りに困ります。そこでその時だけACCモードにするというケースも有り得ます。しかしキーをひねるタイプの場合はキーを完全に抜いておいたほうが誰かに乗り逃げされるリスクを避けられます。そういう意味でも基本はACCモードOFFが正解です。
- ≪ドライブレコーダーの接続方法は?≫たとえば常時ACCモードになっている車種の場合は駐車監視機能付きのドライブレコーダーをアクセサリーソケットに接続すれば駐車中の防犯対策になります。しかし、この使い方は長続きしません。なぜなら、しばらく使用しているうちにバッテリーが上がってしまうからです。駐車監視機能付きのドラレコを使用する場合は外付けのバッテリーから電源を取るようにしたほうが安心だと思います(⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視は常時電源かシガーソケットか?)。
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