車の警告灯が全点灯してしまう原因と対処法は?
車のエンジンをかけると、いったんすべての警告灯が点灯し、やがてすべての警告灯が消灯します。どこにも問題がなければ、こうなります。どこかに問題があれば、問題がある部分の警告灯だけ点灯あるいは点滅します。
もちろん、こんなことはみなさんご存じのことです。このページをご訪問いただいのは、こうした通常の全点灯ではなくて、走行中になぜかすべての警告灯が点灯し続ける、というトラブルでお困りだからでしょう。
実際、そんな事態になったら誰だって焦ると思います。どこかに問題があります。速やかに解決しなければなりません。そうでなければ、実際にどこかに不具合があっても、まったくそれに気づけなくなってしまうからです。
警告灯が全点灯したままの状態が続く場合、原因としては以下のようなものが考えられます。
- ECU(エンジンコントロールユニット)の故障
- バッテリーの電圧低下
- バッテリーの電圧低下の原因となるオルタネーターまたはファンベルトの不具合
- 配線(アース線を含む)、カプラ、溶接部分等の錆びや劣化や断線
- ヒューズ切れ
- メーターパネルそのものの故障
上記のように、実に様々な要因が考えられ、逆に言うと、わたしたち一般のドライバーにはほぼ特定不可能と言ってもいい症状だと思います。
あるいは、ごく最近、何か電装関連の修理等をやったことがありますか?カーナビやドライブレコーダーを新たに取り付けたりしていませんか?ひょっとすると、その際に配線等で間違いがあったかもしれません。
ともかく、警告灯が全点灯したままでいるなんて、そうめったに発生することではありません。よほど車の整備に慣れた方でなければ、素人が原因を特定するなんてまず不可能です。
ある程度腕に自信がある方なら、ECUとかメーターパネルといったいざ交換するとなるとお金がかかるものではなく、配線とかバッテリーといったものからチェックしていくといいと思います。
いずれにしても、最良の対処法は、すぐにディーラーや修理工場に車を入庫させ、プロに診断してもらうことです。
全点灯しているけれど、とりあえず車は動くので・・・というのはNGです。これではどこかに不具合があってもわからなくなります。危険です。
出先ですべての警告灯が全点灯し、そのまま走らせるのが不安な場合は、躊躇なくJAFか自動車保険のロードサービスを呼んでください。
JAFの会員なら無料でレッカー搬送してもらえます。自動車保険のロードサービスも基本的に無料で利用できます。※ロードサービスを利用しても等級に影響を与えませんし翌年度の保険料も上がりません。
車のトラブルには、あるていど自助でなんとかなるものと、プロでなければできないことと、二通りあります。警告灯が走行中に全点灯などという事態は、とても自助でなんとかなるケースではなく、速やかにプロの診断を受けるべき事態です。
躊躇なくJAFや自動車保険を活用してください。
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ご覧いたきありがとうございました。