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目次
【記事丸わかり】
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日産ノートの新型と旧型を比較:旧型の中古を安く買う?
日産ノート 3代目・2代目(Wikipedia)
日産ノートの新型と旧型を比較します!旧型の中古を安く買う時の注意点も解説していますので、チェックしてみてくださいね!
新型と旧型を比較
日産ノートは、
- 初代:2005年1月
- 2代目:2012年9月
- 3代目:2020年12月
に登場しています。
ここでは、2代目を「旧型」、3代目を「新型」として2つのノートを比較します。
外観に違いはある?
旧型と新型では、日産が2010年から採用している「Vモーショングリル」というフロントデザインを採用しています。
しかし、両車の外観は全く異なる仕様で、旧型は滑らかな面と線で構成されており、落ち着いたシルエットが特徴的。
一方、新型ノートはブーメラン型ヘッドライトでより力強くシャープな印象です。
新型では内装の質感もアップ!
新型では、全車標準装備となるフルデジタルメーターを採用!質感やデザインが向上し、より高級感のある仕上がりとなっています。
後席スペースが広いのは旧型
【ボディサイズ比較】
旧型 | 新型 | |
全長 | 4,100mm | 4,045mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,520mm | 1,520mm |
ホイールベース | 2,600mm | 2,580mm |
新型ノートは全長が55mm短く、よりコンパクトになっているため、旧型の方が後席スペースは広く感じるでしょう。
走行性はどれくらい進化した?
旧型、新型どちらにもe-POWERが設定されていますが、新型では新しいプラットフォームを採用し、旧型よりも走行性能や静粛性の高いものに進化しています。旧型のプラットフォームと比べると、
- ステアリング剛性+90%
- ボディ剛性+30%
- サスペンション剛性+10%
このように、第2世代のe-POWERを搭載したことで、トルク・出力が向上し、より快適な乗り心地を実現しています。
新型はハイブリッド車のe-POWERのみ
旧型ノートでは、ガソリン車とハイブリッド車を両方設定していましたが、新型ノートでは、ガソリンモデルを廃止しています。
その理由は、旧型ノートの顧客の8割以上がe-POWERを選択しており、新型ノートではガソリン車の開発コストを抑えるために「e-POWER専用車種」の一本化に踏み切ったからです。
ハイブリッド車のみの設定は、電動化を進める日産の姿勢の表れであり、他の国産メーカーにも大きな影響を与えるでしょう。
中古車市場の価格調査
新型よりも納期が早く、尚且つ安く購入するなら旧型ノートの中古車が狙い目です。こちらの章では、旧型ノートの中古市場の価格調査を行いました。
中古価格
参考サイト:価格コム
車種 | 年式 | 走行距離 | 価格 |
ノートX(ガソリン車・2WD) | 2020年式 | 5000キロ | 130万円 |
ノートX(ガソリン車・2WD) | 2020年式 | 3.4万キロ | 112.8万円 |
ノートe-POWER(2WD) | 2020年式 | 3万キロ | 185.7万円 |
※2023年3月時点
ノートXの新車価格が224.9万円なので、中古の旧型ガソリンモデルなら新型の半額ほどで購入できます。さらに、2020年にフルモデルチェンジされすでに3年経過しているので、旧型の取扱数も多くなっています。
(※2023年3月9日時点)
旧型を中古で買う場合の注意点
2014年のマイナーチェンジ前の旧型モデルを中古購入する場合、横滑り防止装置が装備されていない車種もあります。また、安全装備に関しても新型ほど充実していないので、注意が必要です。
静粛性についても新型、旧型とかなり差を感じているクチコミもありました。音が気になる方は、そのあたりにも注意して中古車を検討しましょう。
まとめ
「日産ノートの新型と旧型を比較:旧型の中古を安く買う?」というテーマを解説しました。8年ぶりのフルモデルチェンジということもあり、新型ノートはより先進的で進化したクルマに生まれ変わっています。
納期遅れの問題で、どうしてもすぐに中古車を購入したい人もいるでしょう。安く手に入れることも可能ですが、性能に関してはかなり差が出てくるため、そのあたりも納得した上で検討してくださいね!
ご覧いただきありがとうございます。