ドラレコの電源|ヒューズから取る場合、どこから取る?
ドライブレコーダーを取り付ける場合、駐車監視機能を付けずに、走行中の映像や事故時の映像を録画する機種の場合は、シガーソケット(アクセサリーソケット)から電源を取ります。いわゆるACC電源ですね。
ACC電源はエンジンONの時だけ電流が流れ、エンジンOFFでは電流が切れます。※車によっては常時電流が流れているものもありますが
けれども、ドライブレコーダーに駐車監視機能を付ける場合は、エンジン停止中にも電気が必要になります。この場合は、車のバッテリーと直結する必要があります。直結することで、エンジン停止中にも電力の供給が受けられますから、駐車中の不審者の映像を録画することができます。
ヒューズボックスの常時電源端子を探す
車のバッテリーと直結するといっても、実際にエンジンルームのバッテリー端子に接続するということではありません。接続するのはヒューズボックスの端子です。
ヒューズボックスは、ほとんどの車の場合、運転席の膝の上あたりにあります。ふたを開けると、長方形のヒューズが並んでいるはずです。この中にはACC電源と常時電源とアースの3種類の端子があります。
常時電源の端子を探し、これと接続するのですが、ドライブレコーダーの各メーカーでは駐車監視機能専用の常時電源ケーブルを用意しています。値段は5,000円前後が一般的です。
このケーブルと常時電源の端子をつなぎ、そして車のボディーのいずれかにアース線を接続します。
これで完了です。
駐車監視機能の電源は3種類ある
ここまでは車のバッテリーから常時電源を得る方法のお話をしました。しかし、駐車監視機能で必要な常時電源は他にもあります。
外部バッテリー(外付けバッテリー)を使う方法と、ドラレコ本体内に搭載する内部バッテリーを使う方法です。
まず、外部バッテリーですが、これはリチウムイオンバッテリーなどで、24時間連続使用可能なものや、60時間とか70時間連続使用できるものもあります。お値段次第ということです。数千円~数万円と幅があります。ドライブレコーダー本体より高くなることもあります。
外部バッテリーを使うと、車のバッテリーに負担を掛けないので、ある日いきなりバッテリー上がりで車が始動しなくなる、というトラブルを避けられます。
次に、ドラレコ本体に搭載する内蔵バッテリーです。
これは容量が小さいです。ドラレコ本体に収まる大きさですから、こればっかりは仕方ありません。駐車監視機能に使う場合は、非常に限定的な使い方になると思います。
そもそもドラレコ本体には、事故時に電源が得られなくても、とりあえず事故の映像だけは録画し終えるために、本体内にバックアップ電源を装備しています。内蔵バッテリーはこれとはまた別に用意する電源ですが、長時間の駐車監視は無理です。
下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。
ご覧いただきありがとうございました。