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【予測】ハイラックスサーフの新型は2021年か2022年に日本発売か?
※トップ画像は4ランナー(ハイラックスサーフの北米名)2021年モデル<グーネット様より>
ピックアップトラックのハイラックスは2017年に日本市場で復活デビューしましたが、このハイラックスの荷台にキャノピーをかぶせたハイラックスサーフは、2009年に日本での販売が終了したまま、その後日の目を見ていません。
2009年に日本での販売が終了したのは4代目ハイラックスサーフですが、みなさんご存じのように5代目は北米市場で4ランナー(4Runner)の名称で販売が継続されています。
4ランナーは、逆輸入によってごくごく少数日本の道路を走っているのが実情で、ラダーフレームの本格的なSUVの日本市場での復活を待ち望んでいる人は常に一定数いらっしゃいます。
その証拠になるかどうかわかりませんが、この記事を書いている2021年10月7日現在、中古車検索サイトであるカーセンサーの「ハイラックスサーフ2002年10月~2009年7月生産モデル(N210系)」には576台エントリーされていて、69.8万円~319.8 万円の価格帯で販売されています。
2021年・2022年の日本復活の可能性は低いのでは
RAV4も一時期は日本での販売を取りやめて海外専用モデルだったのが、2019年にとうとう日本で復活デビューしています。
ならばハイラックスサーフだって復活デビューするだろう、と多くの自動車ファン、トヨタファン、ハイラックスサーフファンが期待するところです。
もっとも、この記事を書いている2021年10月時点で確度の高い情報は見当たりませんし、部品供給元である東南アジアの工場で新型コロナの影響で生産が滞っていますし、半導体の入手も困難な状況が続いている中、トヨタだけでなく自動車各社の新車投入時期やマイナーチェンジの時期等に大きな影響を与えています。
また、2022年のトヨタは、ノア/ヴォクシー、クラウン、アルファード/ヴェルファイアなどの新型車のデビューが濃厚の情勢です。
2020年5月から全モデル全店併売化をスタートした関係で、トヨタディーラー全店が新型車の勉強を集中的に行い、修理、クレーム対応、車検体制などを整える必要があります。
ハイラックスサーフは2009年時点ではトヨタ店が専売ディーラーでしたから、その後のメンテナンスも継続していたはずなので、新型が投入されても戸惑いは少ないでしょうが、カローラ店とかネッツ店など他の販売店ではハイラックスサーフの基礎から勉強する必要があり、新型車がほぼ同時期に複数投入されたりすると、スタッフさんの頭も販売店経営も混乱の極みになるのではないでしょうか。
そういうことから、仮にハイラックスサーフが日本市場に復活するとしても、2022年中は難しいかもしれません。
復活があるとしても2023年以降ではないでしょうか。
4ランナーの日本仕様になるのか全くのフルモデルチェンジか
もう1つの不透明要素は、もしも日本にハイラックスサーフが復活デビューするとして、それは現在海外生産されている4ランナー(実質5代目モデル)を日本仕様に手直ししたものになるのか、それとも、全くのフルモデルチェンジ版が登場するのか、という点です。
現状では4ランナーのフルモデルチェンジの情報は入っていないので、そういう意味では、仮に日本市場にハイラックスサーフが復活デビューしたとしても、それは現行4ランナーの日本仕様版になる可能性の方が高そうです。
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現行4ランナーのサイズ等
そこで、北米市場で販売されている現行4ランナーについてちょっと見ておきたいと思います。
比較のために、4ランナーとは兄弟車と言える現行ランドクルーザープラド(2009年デビューの150系)の数値も掲載しておきます。いずれもベースグレードの数値です。
■サイズ
(4ランナー)全長4,826mm×全幅1,925mm×全高1,781mm
(プラド)全長4,825mm×全福1,885mm×全高1,850mm
■車両重量
(4ランナー)1,996kg
(プラド)2,050kg
■ホイールベース
(4ランナー)2,789mm
(プラド)2,790mm
ご覧いただきありがとうございました。