こちらの記事も読まれています
目次
【記事丸わかり】
⇒⇒レーダーとレーザーの違い(WebCartop) |
レーダー探知機とレーザー探知機の違いを分かりやすく解説!
Passport x50 レーダー/レーザー探知機(Wikipedia)
こちらの記事では、
- レーダー探知機とレーザー探知機との違い
- 速度取締装置(オービス)の種類
- レーダー探知機の種類
について、分かりやすく解説します。
レーダー探知機とレーザー探知機の違い
レーダー(Radar)探知機とは
速度取締装置から発射されるレーダー波を探知して、ドライバーに警報を鳴らすアイテム。走行中の車にレーダーを照射し、電波の跳ね返りを利用して速度を計測する仕組みです。
レーザー(Laser)探知機とは
レーザー光の照射による速度計測器を探知する機能。赤外レーザー光に反応するため、従来のレーダー探知機では探知できません。
レーダー探知機よりレーザー探知機が新式となりますが、総称として従来の呼称である「レーダー探知機」と呼ばれることが多いようです。
オービス(速度違反自動取締装置)の種類
速度違反の取締り方法は、
- 速度違反自動取締装置(オービス)
- 警察官が行う有人取締り(ネズミ捕り)
があります。近年では従来のレーダー探知機では反応しないオービスも登場しています。こちらの章では、オービスの種類を解説します。
レーダー式オービス
一般的なレーダーによる速度計測装置です。照射したレーダーで速度を計測し、スピード超過している車両を発見すると後方のカメラで撮影します。
新Hシステムオービス
新Hシステムは、阪神高速道路に設置されたHシステムをさらに進化させたもの。レーダー波の照射とデジタル撮影を行います。
短い周期で断続的にレーダーを発射するため、レーダー探知機では見つけにくいのが特徴です。
ループコイル式オービス
ループコイル式は、アスファルトの路面内部に高周波電流が流れる特殊コイルを埋め込み、通過する車両の速度を測定します。レーダーやレーザーを照射しないため、検知しにくいタイプです。
LHシステムオービス
LHシステムは、ループコイル式とHシステムを組み合わせたオービス。道路内に計測機器を埋め込み、デジタルカメラで撮影するため、レーダー専用の探知機では探知できません。
ステルス式オービス(移動式・車載型)
ステルス式は、警察官が車の中に待機し、走行車両が速度測定ゾーンに近づいた時だけ数秒間レーダーを照射する仕組み。移動式のため、探知機で見つけるのは困難です。
新型小型オービス
生活道路で取り締まることを目的とした小型オービス。レーザー式ですが、計測している場所を把握しにくいため、通常のレーダー探知機では検知されにくいタイプです。
オービスは何キロ超えると反応するの?
オービスは、一般道で30km、高速道路で40km以上の速度超過で反応すると言われています。ただし、制限速度の低い生活道路でも設置されることから、実際には30km以下でも反応する場合があります。
レーダー探知機の種類
こちらの章では、レーダー探知機の種類を解説します。
主なレーダー探知機の種類は以下の通りです。
- 一体型
- セパレート型
- ミラー型
- ソケット型
現在主流のディスプレイ画面のついた「一体型」や、アンテナとディスプレイが別れた「セパレート型」、ルームミラーの上からかぶせる「ミラー型」、シガーソケットに差し込むタイプの「ソケット型」があります。
レーダー探知機は完璧ではない
現在使用されているレーダー式オービスの周波数は、10.525GHzです。最新式のレーダー/レーザー探知機を搭載したからと言って、速度の取り締まりから完全に逃れられる訳ではありません。
また、近年では国内メーカーのユピテル、コムテックのレーダー探知機の誤報も報告されています。
【誤報内容】
- 自動販売機の人感センサー
- マツダ車の後方検知システム
- CS放送の受信妨害
このような誤報が報告されており、コムテックでは一部製品が電波法に抵触したためレーダー探知機の販売を停止しています。(2023年3月現在)
まとめ
レーダー探知機とレーザー探知機の違いを分かりやすく解説しました。近年ではオービスも進化しており、最新式のレーダー探知機でも探知できないものが増えています。
しかし、安全運転を常に心掛けたい人にとっては、とても機能的なアイテムです。ぜひ、検討してみてくださいね。
ご覧いただきありがとうございます。