カーボンボンネット・カーボンドアは車検に対応するのか?

カーボンボンネット・車検・対応

<当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています>



【記事丸わかり】

  • カーボンボンネットは、形状が保安基準に適合している限り車検に通ります
  • 軽量なため、走行中に風圧でボンネットが開かないように、ボンネットピンで固定するのが一般的です。
  • ボンネットピンは突起物として扱われるため、突起物に関する車検基準をクリアする必要があります。
  • カーボンドアは、側面衝突時に乗員を守る強度が求められるため、車検に通りません
  • カーボン素材は強度が向上していますが、鉄やアルミに比べると乗員保護の点で劣る部分があります。
  • クローズドレースなどでは問題ありませんが、公道を走る車ではNGです。
  • カーボンボンネットは、レース車両や軽量化を目的とした改造車に多く使用されています。
  • 公道で使用する場合は、安全性を確保するために適切な対策が必要です。
  • 電子車検証の導入が進んでおり、車検証の管理が簡単になります。
  • この記事は、カーボンボンネットやカーボンドアを取り扱う際の注意点や車検対応について詳しく説明しています。

⇒⇒参考:【罠】買ってしまってからでは遅い!! カーボンパーツ・FRPパーツの欠点

運動性能向上・燃費性能向上を追求するために重量の軽い素材を採用することはよくあることですが、たとえばボンネットをカーボンボンネットにした場合、あるいはドアをカーボンドアにした場合など、車検時の保安基準に適合するのでしょうか?

電子車検証(車検証の電子化)とは?簡単にわかりやすく解説!

2023年1月26日

カーボンボンネットは車検OK

形状が保安基準に適合している限り、カーボンボンネットは車検に通ります。問題ありません。

ただし、カーボンボンネットは軽量なので走行中に風圧でパカッと開いてしまう場合があり、それでは危険なので、ボンネットピン(ボンピン)で固定するのが普通です。

その際に、ボンネットピン(ボンピン)は突起物であるので、突起物に関する車検の基準をクリアーしなければなりません。

ボンネットピン(ボンピン)の車検基準については下記の記事をご覧ください。

ボンネットピン・ボンピン・車検

ボンネットピン(ボンピン)は車検に通る?突起物の基準・年式

2019年12月14日

カーボンドアは車検NG

ボンネットと違いドアは側面衝突の際に乗員を守る強度が要求されるパーツです。

カーボン素材は性能が向上していて強度もしっかりあるのですが、しかし鉄やアルミに比べるとまだ乗員保護という点で劣る部分があります。

したがって、クローズドレースなどでは問題ありませんが、公道を走る車に関してはカーボンドアはNGです。

つまり、車検の適合基準に合格しません。車検NGです。

下記の記事も参考になさってください。

デイライト 車検基準|色・形・明るさ・スモール連動・位置

車検でバッテリーの点検|交換時期なら費用は?

車検証のQRコードの内容:読み取りアプリ・国土交通省の仕様

ストラットタワーバー|車検は?|メリット・デメリット|効果・工賃

構造変更は車検直前がベスト|費用・必要書類・取り直しになったら?

車検証の「改」は改造車のこと?デメリットは?保険は?

カーボンボンネット・カーボンドアは車検に対応するのか?

ボンネットピン(ボンピン)は車検に通る?突起物の基準・年式

ご覧いただきありがとうございました。