【2分解説】バックフォグとは|輸入車などに付いているリヤのフォグランプ

バックフォグ・とは




バックフォグとは

バックフォグとは、back fogのことで、車の後部に付いているフォグランプのことです。

バックフォグランプ、リアフォグランプ、リヤフォグランプ、リーディングランプなどと呼ばれることもあります。※リーディングランプは座席で書類を見るときに点灯させるスポットライトを指す場合もあります

バックフォグの保安基準

バックフォグは、道路運送車両法の保安基準では「後部霧灯」と呼ばれます。保安基準では下記のように規定されています。

  • 個数は2個以下であること※つまり1個か2個ということ
  • 色は赤色のみ※フロントフォグのように白や淡黄色はダメ
  • ヘッドライトが点灯している場合にのみ点灯でき、バックフォグ単体での点灯はNG
  • バックフォグだけ独立して点灯/消灯できる構造であること
  • バックフォグの照射光線は他の交通を妨げないものであること
  • 運転席に点灯状態がわかるインジケータランプを装着すること※消し忘れを防止するため

バックフォグは赤色しか認められていないので、実際に車の後部を見ても、どれがバックフォグかわからないと思います。しかし、夜間にバックフォグを点灯すると、ストップランプとほぼ同じ照度で点灯するのですぐにわかります。

何でもない夜間走行で前走車がバックフォグを点けっぱなしにしていると、後続車はとてもまぶしい思いをします。しかし、これは逆に言うと、霧や雨や雪の状況ではしっかり後続車に存在をアピールできるということでもあります。こうした天候で走行する機会の多いヨーロッパ車には純正で装着されている車種が多いです。

悪天候時以外はバックフォグ点灯はNG行為!!!

フォグランプがついている車のすべてにバックフォグがついているわけではありませんが、ついている場合は、常にONになっているのかOFFになっているのか、スイッチと表示灯で確認してください。

悪天候時にバックフォグは確かに威力を発揮します。前方を走る車がバックフォグを点けていてくれたおかげで追突を免れた経験をお持ちの方も多いと思います。

ところが、これが通常の天候時のこととなると、話はまったく変わってしまいます。普通の夜道で前を走る車がたぶん消し忘れでバックフォグをつけっぱなしにしていると、後続車のドライバーはもう眩しくて仕方ありません。

バックフォグの光量はストップランプと同等と言われていますが、さらに指向性が強いので、後続車のドライバーはひどく視界を妨げられるのです。

クラクションやパッシングをしたくても煽っていると勘違いされたくないのでつい思いとどまってしまいます。でも、眩しい。

その結果、バックフォグのつけっぱなしによるトラブルはけっこう発生しています。報道されないだけです。

バックフォグに関するトヨタの「取扱書」の記述

トヨタのホームページにはバックフォグ(リヤフォグランプ)の「取扱書」が記載されています。

まず、バックフォグ(リヤフォグランプ)の役割として、

「雨や霧などの悪天候下で後続車両に自車の存在を知らせることができます。」

とあります。

その次に、操作の仕方が記載されていて、最後に次の注意書きがあります。

「雨や霧、雪などで視界が悪いときに後続車に自分の車の存在を知らせるために使用します。視界が悪いとき以外に使用すると後続車の迷惑になる場合があります。必要なとき以外は使用しないでください。

他社の「取扱書」にもほぼ同様の記述があります。

フォグランプのその他保安基準に関しては以下の記事をご覧ください。

【5分解説】車検|フォグランプの色・位置・高さ・LED・個数・光軸・玉切れ

2019.12.22
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