【記事丸わかり】
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このページでは軽自動車の車検証を再発行・再交付する場合の手続方法を解説します。
車検証は、通常、ダッシュボードの中に保管しているケースが多いと思いますが、紛失・盗難・災害による汚損・不注意による破損などがあったら、再発行・再交付が必要です。
車検証の車への備え付け、検査標章(ステッカー・シール)の表示は「道路運送車両法第66条第1項」により義務付けられています。
軽自動車の車検証:再発行・再交付の手続き方法
車検証が紛失・盗難・毀損・汚損・破損などした場合は、新たに再発行・再交付することができます。
手続き場所は管轄地の軽自動車検査協会です。
手続きに行けば即日再発行・再交付してもらえます。
※ここに記載した必要書類・その他注意書きの内容は2018年7月に軽自動車検査協会の電話オペレーターに確認した内容です
【軽自動車の車検証を再発行・再交付する手続き】 | |
必要書類等 | 説明 |
認印 | 車検証の「使用者」欄にある人の認印 法人の場合は代表者印 ※代理人が手続きを代行する場合は「使用者」の認印(代表者印)を借りていけばOK |
登録番号(ナンバープレートの番号)がわかるもの | 登録番号が記載されている納税通知書・自動車保険証券・自賠責保険証券など |
車検証 | 紛失・盗難で手元にない場合はもちろん不要ですが、汚れたり破れたりした現物があれば提出する |
300円 | 事務手数料 |
軽自動車検査協会の窓口で | |
自動車検査証再交付申請書(軽第3号様式)みほん | 窓口で入手して(無料)、必要事項を記入し、提出する ※記入例はこちら |
※代理人が使用者の認印(法人は代表者印)を持参できない場合は、自動車検査証再交付申請書または申請依頼書に使用者の押印(代表者印)があればOK
※車検証「所有者」欄がローン会社・ディーラー・家族の名前になっていても、再交付には一切無関係
※車検証「使用者」欄の氏名・住所がわからない場合⇒検査記録事項等証明書(現在記録)を交付申請して調べる
軽自動車の車検証:再発行・再交付は代行(代理人)できる?
家族、ディーラー、車屋さん、行政書士などの代理人に手続きを代行してもらうことができます。
いわゆる「委任状」は不要です。
実際のところ、本人でも代理人でも必要書類は同じです。
車検証の「使用者」が田中さんなら、「田中」の認印を持参すれば、本人でも代理人でもまったく同じ手続内容になります。
事情により、代理人が「田中」の認印を借りられない場合は、申請依頼書に「田中」の押印をしてもらい、それを持参すれば、問題なく手続きできます。
ディーラーや車屋さん、あるいは行政書士に車検証の再発行・再交付の手続きを依頼した場合は、5,000円前後の料金が相場です。
軽自動車の車検証:再発行・再交付は県外で可能?
再発行・再交付を受けられるのは、使用の本拠地を管轄する軽自動車検査協会の事務所・支所になります。
県外、あるいは管轄外の軽自動車検査協会では手続きできません。
軽自動車の車検証:再発行・再交付は郵送でできますか?
再発行・再交付の手続きに関して、軽自動車検査協会と直接郵送でやり取りはできません。
ただし、行政書士などと郵送でやり取りすることで再発行・再交付してもらうことは可能です。
その場合、郵便代・手数料込みで6,000円前後になると思います。
行政書士は全国にネットワークがあるので、ネットですぐに見つかるはずです。
軽自動車の車検証:紛失等で再発行・再交付する際に理由書は必要?
一枚の用紙として独立した、いわゆる「理由書」は特に必要ありません。
自動車検査証再交付申請書(軽第3号様式)に再交付の理由を書く欄があるのでそこに簡単に記入すればOKです。
たとえば、「紛失のため。発見したら速やかに返納します。」と記入します。
軽自動車の車検証:手続きにかかる時間と費用は?
車検証の再発行・再交付にかかる時間ですが、交付された車検証を受け取るまでの正味の時間は1時間前後です。
あとはその日の混み具合によります。
月末、年末、年度末は待ち時間のほうが長くなると思います。
再発行・再交付にかかる料金は、自分でやる場合は300円のみです。
代理人に依頼する場合は、総額5,000円前後になると思います。
軽自動車の検査標章(ステッカー・シール)の再発行・再交付の手続きと費用
車検を受けると、新しい車検証と共に、フロントガラスに貼り付ける車検標章(ステッカー・シール)が発行されます。
これが剥がれ落ちたり、傷や汚れで判別できなくなったりした場合、再発行・再交付してもらうことができます。
手続きは車検証の再発行・再交付とほとんど同じです。
【軽自動車の検査標章(ステッカー・シール)を再発行・再交付する手続き】 | |
必要書類等 | 説明 |
認印 | 車検証の「使用者」欄にある人の認印 法人の場合は代表者印 ※代理人が手続きを代行する場合は「使用者」の認印(代表者印)を借りていけばOK |
車検証 | 車検証も紛失等でない場合は、まず車検証の再交付を受けてからになります |
検査標章 | 毀損などの現物を提出できる場合は、提出が必要です |
300円 | 事務手数料 |
軽自動車検査協会の窓口で | |
検査標章再交付申請書(軽第3号様式)みほん ※車検証の再交付の用紙と同じもの | 窓口で入手して(無料)、必要事項を記入し、提出する ※記入例はこちら |
※代理人が使用者の認印(法人は代表者印)を持参できない場合は、検査標章再交付申請書または申請依頼書に使用者の押印(代表者印)があればOK
※車検証「所有者」欄がローン会社・ディーラー・家族の名前になっていても、再交付には一切無関係
下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。