オービスは光ったらわかる?いや気づかないケースもあるはず!
速度超過でオービスが反応した場合、ドライバーの顔とナンバープレートを画像証拠として残すために、ピカッとフラッシュが閃光します。
その際の色は、赤が一般的ですが、白い光のこともあれば黄色い光のこともあるという報告があります。
いずれにしても、昼でも夜でも必ずピカッと閃光が走ります。
これまでわたしは当ブログにおいてオービスについて6記事ほど書いてきましたが、その中でわたしが書いてきたことを当記事ではちょっと修正したいと思います。
つまり、オービスが光った場合、夜間であればほぼ確実に気付くけれど、昼間の場合は状況によって気づかないこともある、といった内容をこれまでの記事では書いてきました。
でも、それは私自身の僅かな経験と周囲の知人の話を基にそのように記述したのでしたが、その後さらに多くの人の話を聞いたりyoutubeの画像を閲覧したりした結果、
「たとえフラッシュが光っても、あまりにも瞬間的な閃光なので、これは夜間であれ昼間であれ、光ったことに気づかないケースはかなり多いはずだ」
という結論に至りました。
- たとえば、目がかゆくてしばらく指でゴシゴシこすることが誰にでもあります。このゴシゴシ目をこすっている間にオービスが光ったら、これは気づかないことがあっても何の不思議もありません。
- また、雨の日など、前方の車がブレーキを踏めば赤いランプが路面や電柱や建物などの様々なものに反射します。こうなると、そうした反射光の中にオービスの光が紛れ込んでもそれに気づかかないことは大いにありうることです。
- ハイエース等の背の高い車にはハイマウントストップランプが装着されているものがあって、文字通りリヤの一番上の位置にストップランプがあります。こうした車の後ろを背の低いセダンなどで走行していたら、ハイマウントストップランプの光とオービスの光と瞬間的に区別できないことがあると思います。
とにかく、オービスが光るのはほんの一瞬であることを認識する必要があります。
動画などでは、その一瞬の閃光をスローで再生することで、オービスの光を鮮明に描写して見せることが可能ですが、運転しているドライバーの生身の目にとって、オービスの閃光はあまりにも一瞬すぎます。
ちょっとよそ見をしていただけで見逃すほどの短い時間の光なのです。
したがって、もう一度重ねて結論です。
レーダー探知機を装着し、いつもいつもオービスの位置を確認しつつ車を運転している人であれば、ほんの一瞬であってもオービスが光ったらわかる可能性が高いと思います。
けれども、日頃から法定速度を守り、安全運転を心がけているドライバーで、たとえ速度オーバーをするとしてもほんの短時間のことにすぎない、そういった運転をしているドライバーであれば、そもそもオービスの位置にそれほど神経質になることはなく、音楽とか考え事に神経を使って運転しているはずであり、そんなドライバーであれば、万が一大幅なスピード超過をしてしまってオービスが光ったとしても、日頃からオービスのことなど意識になく運転している人であるゆえに、光ったことに気づかないケースがあっても何の不思議もないことです。ましてオービスが光るのはほんの一瞬に過ぎませんから、それが赤色であれ白色であれ黄色であれ、瞬間の閃光を見逃す可能性は非常に高いはず。
よって、このページのテーマである「オービスが光ったらわかる?」に対する答えは、
「昼であれ夜であれ、光ったのがわかることもある反面、わからずに通り過ぎるケースも相当数あるはずである。」
という結論になります。
みなさん、お気を付けください。
下記の記事も参考になさってください。
⇒⇒オービス光ったかも・・光ったか不安で問い合わせ可能?:結論を言いますと、オービスが「光ったかも」と不安に駆られて警察に問い合わせても、警察は「わからない」と返答するのみです。これは、警察が意地悪をしているのではなく、そもそも警察も知りようがない事柄であるからです。
⇒⇒オービスが光ったけれどセーフになるケースとは?:何らかの光のイタズラでドライバーの顔が判別できない状態で撮影されることはありうることです。顔が判別できない写真では、出頭した本人が「これは自分ではない」と主張すれば警察として証明する手立てがなくなります。 ⇒⇒オービスはサングラスやマスク装着でも出頭通知が届く?:つまり、サングラスとマスクをダブルで装着し、完全に顔を覆った状態で数カ所のオービスを光らせている愉快犯のような場合は、たとえ運転者の顔の立証が困難なケースであっても、まずは出頭通知を出し、直接問い詰めるということも考えられます。 ⇒⇒オービスって撮られたらわかる?昼間でもわかる?:「まずい。オービスに撮られたかもしれない。でも、いま光ったかな?光ったようには見えなかったけど、どうなんだろう。もし撮られたのにそれに気づかないだけだったら、そのうち警察から通知が来るのかな。ああ、どうしよう。不安だな」 ⇒⇒スピード違反で止められなかったけれど不安です:「あ、やられた」と観念したのだけれど、その先で待ち構えているはずの警察官が、なぜか車を制止しようとせず、結局なにごともなくその場を通過することができたようなケース。こういうケースでは、ホッと安堵する反面、一抹の不安が残るのではないでしょうか。その場では何かの手違いで見逃されたものの、ナンバーを控えられているかもしれず、後日警察から呼び出しがあるのではないか、という不安です。 ⇒⇒Nシステムで捕まるケースとは?:オービスの場合は、センサーによって規制速度を超過した車のみを撮影しますが、Nシステムは通過する車をすべて1台残らず総ざらいで撮影します。軒並みです。Nシステムは、盗難車両や犯罪の逃走車両の特定が主たる目的です。 ⇒⇒Nシステムのデータ保存期間:Nシステム(自動車ナンバー自動読取装置)は、高速道路や一般国道、また空港や原子力発電所の近辺などに設置されている監視装置です。車のナンバーだけでなく運転者や助手席の乗員の顔も撮影し、データとして蓄積しています。蓄積されたデータは、主に犯罪捜査に使用されます。 ⇒⇒車のナンバーを警察で特定できる?:ここで、警察官がナンバーから車の所有者を特定したものの、それが不正なやり方であったために処分された事例を見ていただきたいと思います。警察といえども、しかるべき理由がなければナンバーから相手を特定できないことをご理解いただけるはずです。 ⇒⇒無車検車版ネズミ捕り:カメラで読み取ったナンバーは現場に持ち込んだパソコンのデータと照合して車検切れ車両を判別するのですが、なんと、パソコンはネットに接続した状態ではなく、あらかじめ前日の時点における車検切れデータを取り込んでおき、パソコン内のデータのなかからヒットするものを拾い上げる、こういう方式なのです。 |
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