目次
- 1 シトロエンC3エアクロス大解剖レビュー・評価:「欠点は何?」「故障は多いの?」を重点的に検証!
- 2 どんなクルマ?
- 3 否定的・ネガティブなレビューをご紹介
- 4 上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果
- 5 肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
- 6 上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果
- 7 総合的・全般的なレビューをご紹介
- 8 「欠点は何?」「故障は多いの?」を重点的に分析
- 9 レビューサイトの平均評価点のご案内
- 10 ライバル車とその特徴
- 11 どんな人におすすめ?
- 12 シトロエンC3エアクロスに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないシトロエンの他の車種があるとしたら、それは何?
- 13 まとめ
【記事丸わかり】
⇒⇒【オーナー 閲覧注意】シトロエン C3エアクロス 正直レビュー |
シトロエンC3エアクロス大解剖レビュー・評価:「欠点は何?」「故障は多いの?」を重点的に検証!
シトロエンC3エアクロス(2019年7月~):シトロエン
シトロエンC3エアクロスについて深く掘り下げます。このクルマの特徴や評価、そして気になる欠点や故障の傾向について詳しく検証しました。
C3エアクロスのサイズ感から価格、ライバル車との比較、さらには購入を検討する方に向けたアドバイスまで、幅広い情報を網羅しています。
また、実際のユーザーからの肯定的なレビューと否定的なレビューも取り上げ、それらの分析結果をお届けします。ディーラーで他のシトロエン車種に目移りする可能性についても考察しました。
C3エアクロスに興味がある方に網羅的な情報をご提供いたします。
どんなクルマ?
シトロエンC3エアクロスは、シトロエンのコンパクトモデル「C3」をベースに開発されたSUVです。SUVらしさを強調したデザインで、ルーフレールやアルミのアンダーガードなどが特徴です。
シトロエンC3エアクロスとほぼ同じサイズのクルマ
シトロエンC3エアクロスのサイズは、全長4160mm×全幅1765mm×全高1630mmです。この車と同じくらいのサイズのクルマをまとめました。C3エアクロスのおおよそのサイズ感がつかめると思います。
車種 | 特徴 |
---|---|
プジョー2008 | シトロエンC3エアクロスの兄弟車。同じプラットフォーム(PF1)を採用しており、基本的な特徴は同じ。 |
フィアット500X | イタリアンデザインの可愛らしさと、コンパクトなボディが魅力。500Xは500ファミリーの一員ですが、中身は別モノで、ジープ・レネゲードと共通のプラットフォームを採用しています。 |
フォルクスワーゲンT-Cross | ドイツ車らしい堅実な走りと、実用的な装備が魅力。ポロベースのクルマ。 |
スペック
C3 AIRCROSS SUV 「SHINE」のスペックです。
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格 | 354万円 |
駆動方式 | FF |
燃料 | ハイオク |
燃料タンク容量 | 45L |
排気量 | 1,199cc |
トランスミッション | 6AT |
乗車定員 | 5名 |
燃費(WLTCモード) | 16.7km/L |
最小回転半径 | 5.5m |
最高出力 | 96kW[130PS]/5500rpm |
最高トルク | 230N・m[23.5kgf・m]/1750rpm |
全長 | 4,160mm |
全幅 | 1,765mm |
全高 | 1,630mm |
ホイールベース | 2,605mm |
最低地上高(未積載時) | 160mm |
車両重量 | 1,290kg |
荷室容量(リアシート立) | 410L |
荷室容量(リアシート倒) | 1,289L |
価格
C3 AIRCROSS SUVの価格帯です。
354~402 万円
否定的・ネガティブなレビューをご紹介
この記事のテーマは「シトロエンC3エアクロス大解剖レビュー・評価:「欠点は何?」「故障は多いの?」を重点的に検証!」です。
検証するには材料が必要です。
まず、シトロエンC3エアクロスに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- 足回りが固めで振動が多い
- ブリジストンのタイヤが固いため、乗り心地が硬い
- 安全性能に関する電子制御の不具合がある(ABS、ヒルスタートアシスタンスなど)
- ディスプレイでのエアコン操作が走行中危険
- 変速ショックが大きく感じる
- 燃費が悪い、特に街乗りでは1リットルあたり10キロメートルを切る
- メンテナンス費が高い
- パーツ交換やリペアに時間と費用がかかる
- 価格が高くなっている(2023年4月からの価格上昇)
- インテリアが簡素で、タッチスクリーン以外でエアコン操作ができない。
- Bluetooth接続が不安定で、スマホのナビがBluetoothでは使用できない。
- エンジン性能は1200ccで十分ながら、燃費がいまいち。
- 車内のカップホルダーの位置やデザインが不便。
- 電装系に問題があり、センサーの故障表示が頻発。
- アップルカープレイのGoogleナビが不安定で、音声ガイダンスが不規則。
- 工賃が非常に高い。
- ディーラーの細かい仕様変更への対応が不十分。
- 燃費がカタログ値より悪い
- 収納スペースが少ない。ドリンクホルダーの位置が使いにくい
- 値上げ幅と装備内容のバランスが悪い
- オールシーズンタイヤの性能に不満
- アイドリングストップが不要と感じる
- 荷物の積載量がもう少し欲しい
- デジタル機能が万能ではない
- 空力に関する静粛性の改善が望まれる
- 後席が狭い。大人4人での遠出はきびしい。
- ロード条件によっては揺れる。
- ATシフトチェンジがギクシャクする。
- 車内収納が少ない。
- 1600rpm付近での振動。3気筒のガラガラ感。
- 安全装置が充実していない。
- 停止時、低速時のディーゼルエンジンの音が気になる。
- オーディオの音が日によってこもることがある。
上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果
シトロエンC3エアクロスのレビューに関する分析を以下のようにまとめました。
乗り心地と振動
- タイヤが固めであり、そのため乗り心地が硬いと評されている。
- 車両の振動が多く感じられる点も指摘されている。
電子制御と安全性能
- ABSやヒルスタートアシスタンスなどの電子制御システムに不具合があるという意見がある。
- これにより、安全性能に関する懸念が生じている。
操作性とインターフェース
- 走行中のディスプレイを使用したエアコン操作が危険と感じられている。タッチスクリーン以外の操作方法がないという意見もある。
通信とナビゲーション
- Bluetooth接続の不安定さや、アップルカープレイのGoogleナビの不安定性が指摘されている。
燃費とエンジン性能
- 街乗り時の燃費が悪く、カタログ値よりも実際の燃費が低いとの声がある。
- エンジン性能自体は1200ccで十分であるが、燃費の面で改善の余地があるとされる。
メンテナンスとコスト
- メンテナンス費用が高く、パーツ交換やリペアに時間と費用がかかると評されている。
- 2023年4月からの価格上昇が指摘され、価格に対する満足度が低い。
収納と快適性
- 収納スペースが少なく、またドリンクホルダーの位置が不便と感じられている。
- 後席の狭さや、大人4人での長距離移動の不快感が述べられている。
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はシトロエンC3エアクロスに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、シトロエンC3エアクロスに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- 車高が高く、乗り降りが楽
- 前席と後席の広さが快適
- シートの振動吸収力が高い
- インテリアが低コストでおしゃれ
- エンジン性能に不満がなく、追い越しも安心
- ハンドリングが良く、速度に応じて反応が変わる
- リアシートのスライドとリクライニングが便利
- ボディ剛性が感じられる
- フランス車特有の開放感と高級感
- 稀少性があり、デザインが魅力的
- 外装デザインが個性的でお洒落、目を引く。
- エンジンは力強く、運転しやすい。
- 走行安定性が高く、運転が快適。
- 乗り心地が良く、道路の凸凹をうまく吸収する。
- スピーカーの音質が良い。
- 遠出すると燃費が良くなる。
- 価格が外車にしては手頃。
- ラゲッジスペースの下に収納スペースがある。
- 価格がリーズナブルで高級感がある
- 走行性能が良く、車体が軽い
- 乗り心地がしっとりして安心感がある
- シートのデザインがオシャレで快適
- コンパクトサイズで運転しやすい
- リヤシートの足元スペースが広い。リクライニング機能やスライド機能が素晴らしい
- 独特のデザインが魅力的
- Hi-Fiオーディオの音質が良い
- 他の車と被らない独自性がある
- ラゲッジスペースが広い。さらにリアシートを倒すと積載量が大幅にアップ。
- 9ヶ月間乗って満足。家族も取り回しの楽さを気に入っている。
- モビルスーツのような奇抜なデザイン。
- 走りが元気で乗り心地が良い。
- 小さいエンジンながら踏んだ時の加速が気持ちいい。
- アドバンスドコンフォートシートの座り心地が良い。
- 室内空間が広い。
- トルクフルな1.2ℓpuretecエンジンで疲れにくい。
- ボディカラーとフロントフェイスがお気に入り。
- 国産車にはない独特の魅力がある。
- リラックスして運転できる。
上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果
シトロエンC3エアクロスのレビューを分析した結果、以下のような特徴が挙げられます。
乗り心地と快適性
- 乗り心地が良く、シートの振動吸収力が高い。
- リアシートのスライドとリクライニング機能が便利。
- アドバンスドコンフォートシートの座り心地が良いとの意見がある。
性能と運転のしやすさ
- エンジン性能に不満がなく、追い越し時も安心感がある。
- 走行性能が良く、ハンドリングが速度に応じて反応する。
- 小さいエンジンでも加速が心地よいと評されている。
デザインと個性
- フランス車特有の開放感と高級感が感じられる。
- 外装デザインが個性的で、目を引く。
- 独特のデザインと稀少性が魅力的といった意見がある。
実用性とコストパフォーマンス
- ラゲッジスペースが広く、収納スペースが便利。
- 価格が手頃であり、高級感があると評されている。
- 燃費が良いことが長距離運転で特に評価されている。
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はシトロエンC3エアクロスに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
総合的・全般的なレビューをご紹介
レビューの最後に、シトロエンC3エアクロスに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところシトロエンC3エアクロスのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。
- かわいいデザインと個性的なエクステリアが魅力的。いくつかの不便さがあるが、総合的には満足度が高い。
- フランス車ならではの乗り心地とスタイルを楽しめる。
- シトロエンC3エアクロスは外観が魅力的で、所有感が高い。
- エンジン性能と走行性能には満足しているが、燃費に関しては改善の余地あり。
- インテリアのデザインはシンプルだが機能面でいくつかの不便さがある。
- メンテナンスのコストが高く、電装系の不具合が気になる点。
- 全体的には乗り心地が良く、長距離運転でも快適。
- 乗り心地が良く、操作がしやすい。コンパクトサイズで取り回しが良い。
- デザインが特徴的で雰囲気が良い。日本車にはない独特の魅力がある。
- 一部の機能や設計には改善の余地あり。
- シトロエンらしい変わった車。近代的な車を求める人には向かないかもしれない。
- クルマに対する考え方が変わる。クルマの調子が少し悪くても「仕方ない」と受け止めるようになる。
- 万人にはオススメできないが、良い車。大きな不満点がない。
「欠点は何?」「故障は多いの?」を重点的に分析
この記事のテーマは「シトロエンC3エアクロス大解剖レビュー・評価:「欠点は何?」「故障は多いの?」を重点的に検証!」というものです。
テーマの重点項目である「欠点は何?」「故障は多いの?」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。
「欠点は何?」 |
複数のレビューで指摘されているのが、純正で装着されているブリヂストンのタイヤが固いという声です。また、エアコンの操作が物理スイッチでなくタッチスクリーンなのが不便という声もあります。それから、これはベース車両であるC3と共通していますが、カップホルダーの位置が悪くて使い勝手に問題があるという声がいくつかあります。 その他には、価格が上昇してかなり高いクルマになったことへの不満があるようです。 |
「故障は多いの?」 |
レビューで指摘されている故障は、ABSやヒルスタートアシスタンスなどの安全性能に関する電子制御の不具合です。その他、パークアシストやディスプレイの故障が一部報告されています。 なお、レビューの中には、維持費がかかる、工賃が高いといった声があります。ですが、C3エアクロスは2019年に導入されたモデルで、ほとんどのオーナーが新車保証・認定中古車保証がついた車両を購入しているはずです。 低年式で走行距離が多く保証もついていない個体に乗っている人はほとんどいない状況であり、にもかかわらず工賃が高くて維持費がかかるというのは、具体的にどういう場面なのか、ちょっと不明です。 オイル交換費用にしても、ディーラーでは10,000円前後のようです。普通の値段でしょう。※私のゴルフは15000円くらいしました。 いずれにしても、確かに細かな不具合が起きる可能性はありますが、日本車も含めた他のモデルとの比較において、C3エアクロスが突出して故障が多いという声やデータは見当たりません。 しっかり保証が付いた新車・認定中古車を購入する限り、安心して乗れる車だと思います。イメージと異なり、現代のシトロエンは大きな故障は少ないと思います。 |
レビューサイトの平均評価点のご案内
シトロエンC3エアクロスが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
※2023年11月18日時点
ライバル車とその特徴
シトロエンC3エアクロスのライバル車とその特徴をまとめました。
車種 | 特徴 |
---|---|
プジョー2008 | シトロエンC3エアクロスの兄弟車。同じプラットフォームを採用しており、基本的な特徴は同じ。 ⇒⇒レビュー記事 |
フィアット500X | イタリアンデザインの可愛らしさと、コンパクトなボディが魅力。 ⇒⇒レビュー記事 |
フォルクスワーゲンT-Cross | ドイツ車らしい堅実な走りと、実用的な装備が魅力。ポロをSUVにしたモデルです。 ⇒⇒レビュー記事 |
どんな人におすすめ?
シトロエンC3エアクロスがおすすめの人物像をまとめました。
対象者 | 理由 |
---|---|
市街地での運転が多い方 | コンパクトなサイズで取り回しが良い |
長距離のドライブを楽しむ方 | 長距離も得意。快適な乗り心地と燃費の良さ |
スタイリッシュなデザインを好む方 | 個性的なデザインとカラーオプション |
家族や友人との旅行をよくする方 | 小ぶりだが意外と広々とした室内空間と収納力 |
かわいさより立派さを選ぶ人 | 実物を見るとその感を強くすると思いますが、C3はカワイイ感じがあるのに対して、C3エアクロスは「立派な」感じを持つのではないかと |
シトロエンC3エアクロスに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないシトロエンの他の車種があるとしたら、それは何?
思わず目移りしてしまうかもしれないシトロエンの他の車種をまとめました。
車種 | 特徴 |
---|---|
C3 | Bセグメントに分類されるコンパクトカーです。全長4mに満たないコンパクトなボディと、300Lのラゲッジルームなどが特徴です。 ⇒⇒レビュー記事 |
C4 | 2022年発売の新型C4は、クーペSUV風な独特な外観とポップなインテリアが特徴です。 |
ベルランゴ | 商用車をベースにしたMPV(マルチパーパスヴィークル)です。高いユーティリティ性と長距離移動の快適性を備え、多種多様なニーズに応えるモデルです。 ⇒⇒レビュー記事 |
まとめ
「シトロエンC3エアクロス大解剖レビュー・評価:「欠点は何?」「故障は多いの?」を重点的に検証!」のテーマで解説してきました。
本記事では、シトロエンC3エアクロスの魅力と欠点を徹底解析しました。サイズから価格、スペック、そしてユーザーレビューに至るまで、あらゆる角度からこのクルマを検証しました。
肯定的な意見と否定的な意見、両方の視点からC3エアクロスを評価し、総合的なレビューを提供しました。また、シトロエンの他のモデルとの比較も行い、購入を検討している方にとっての参考情報を提供しました。
この記事が、シトロエンC3エアクロスについての理解を深め、購入の決断を下す際の一助となれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。