フィアット500X大解剖:買いました人のレビュー・評価:「後悔」「故障」「デメリット」を重点的に検証!

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【記事丸わかり】

  1. フィアット500Xは、フィアット初のクロスオーバーSUVであり、2015年にデビューしました。
  2. サイズは全長4295mm、全幅1795mm、全高1610mmで、コンパクトながら実用的な寸法です。
  3. 共有プラットフォームはジープ・レネゲードと同じで、デザインはフィアット500をベースにしています。
  4. エンジンのオプションは1,331ccで、最高出力111kW(151PS)、最大トルク270N・mを提供します。
  5. トランスミッションは6速DCTで、燃費はWLTCモードで13.4km/Lとされています。
  6. 乗車定員は5名で、荷室容量は350L(リアシート立)、1,000L(リアシート倒)です。
  7. 価格は412万円から435万円で、装備や仕様により異なります。
  8. ユーザーレビューでは、燃費の悪さ、エンジンの冷えた状態での低速レスポンスの悪さが指摘されています。
  9. 快適性に関しては、ロードノイズや風切り音のうるささ、シート間のカップホルダーの位置の不便さなどが挙げられています。
  10. デメリットとしては、インテリアのプラスチック感やヒルホールド機能の不安定さ、リアシートの狭さなどが指摘されており、これらの問題点が購入時の検討材料となるでしょう。

⇒⇒【FIAT】新型SUV!500Xシリーズを比較解説!

フィアット500X大解剖:買いました人のレビュー・評価:「後悔」「故障」「デメリット」を重点的に検証!

フィアット500X(2015年10月):Wikipedia

フィアット500Xの購入を検討されている皆様、興味深い洞察をお届けします。この記事では、実際にフィアット500Xを購入された方々の生の声を集め、それらのレビューを徹底解析しました。

デザインや性能、価格から、使い勝手や故障率に至るまで、幅広い視点からフィアット500Xの魅力と課題を掘り下げます。

同サイズの他車種との比較や、フィアット500Xに最適なターゲットユーザーについても議論します。フィアット500Xに興味を持ちつつも、他のフィアット車種に目が向いてしまうかもしれない方々にも、有益な情報を提供します。

どんなクルマ?

フィアット500Xは、2015年にフィアット初のクロスオーバーSUVとして登場したコンパクトSUVです。フィアット500のデザインやモチーフを受け継ぎ、一回り大きくなっています。

デザインやモチーフはフィアット500を受け継いでいますが、500Xのプラットフォームは、同じFCAグループの小型SUVであるジープ・レネゲードとの共用です。つまり、中身はかなり違う車ということです。

フィアット500Xとほぼ同じサイズのクルマ

フィアット500Xのサイズは、全長4295mm×全幅1795mm×全高1610mmです。この車と同じくらいのサイズの車は以下の通りです。500Xのおおよそのサイズ感がわかると思います。

車種特徴
ジープ・レネゲード本格的なオフロード性能を備えたコンパクトSUV
プジョー2008スポーティなデザインと走行性能を備えたコンパクトSUV
ルノー・キャプチャーフレンチデザインと先進安全装備を備えたコンパクトSUV
マツダCX-3上質な走行性能とデザインを備えたコンパクトSUV

スペック

フィアット500X「CLUB」のスペックです。

項目詳細
新車価格412万円
駆動方式FF
燃料ハイオク
燃料タンク容量48L
排気量1,331cc
トランスミッション6DCT
乗車定員5名
燃費(WLTCモード)13.4km/L
最小回転半径5.5m
最高出力111[151]/5500 kW[PS]/rpm
最高トルク270[27.5]/1850 N・m[kgf・m]/rpm
全長4,295mm
全幅1,795mm
全高1,610mm
ホイールベース2,570mm
車両重量1,410kg
荷室容量(リアシート立)350L
荷室容量(リアシート倒)1,000L

価格

フィアット500Xの価格帯です。

412~435 万円

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは「フィアット500X大解剖:買いました人のレビュー・評価:「後悔」「故障」「デメリット」を重点的に検証!」です。

検証するには材料が必要です。

まず、フィアット500Xに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • 燃費が悪い
  • エンジンが冷えているときの低速時のレスポンスが悪い
  • 路面のゴツゴツ感が伝わりやすい
  • 車内がうるさい(ロードノイズと風切り音)
  • Bluetooth接続ではCar Playが使えない
  • シート間のカップホルダーの位置が低く、使いづらい
  • 後ろの席が狭い
  • 低速ギアの切り替えがスムーズでない

 

  • 低速域(10-30km)でシフトがギクシャクすることがある
  • 冬場に窓が結露で曇り、視界が悪くなる
  • 燃費が良くない
  • インテリアのプラスチッキーな素材感
  • ヒルホールド機能が気まぐれで、坂道で不安定になることがある
  • アイドリングストップ機能を使用すると、坂道発進で不安定になることがある
  • 背の高いクロスオーバータイプなので、路面の影響を受けやすい
  • シートが初めは固めと感じる
  • サイドガラス、リアガラスの視認性が悪い
  • 価格がFIAT全車種で平均20万円程度値上げされた

 

  • 納車日にドアノブが壊れる、内装のパネルが浮いたりずれたりする
  • ブレーキダストが多い
  • リアシートがリクライニングできない、ゴルフバッグが横積みできない
  • ウインカーレバーが遠くて指が届かないことがある
  • ドアを閉める音が安っぽい
  • リアゲートの閉まりが不明瞭
  • 燃費が今一つ
  • 風切り音やガタピシ音が気になることがある
  • バックカメラの解像度が低い
  • 低速時のギアがギクシャクする
  • 後席が狭くて乗せにくい
  • パドルシフトやパワーシートがない

 

  • 純正のバックモニターが夜間に見にくい。
  • バック中に音が鳴らないため驚いた。
  • 低速での1速、2速のもたつきがある。
  • 家のガレージの坂でバック駐車が難しい。
  • 1500回転以下の低速時に車がガクガクする。
  • ヒルホールドが甘く、一定傾斜以下では下がる。
  • アイドリングストップがデフォルトになっている。
  • 19インチのタイヤはやや大きすぎると感じることも。
  • 初期不良の存在。
  • 点検や部品代が日本車やドイツ車より高い。

上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果

フィアット500Xの上記レビューを分析します。

エンジンとトランスミッションのパフォーマンス: 低速時のレスポンスが不満足、特にエンジンが冷えているときや低速ギアの切り替えに問題があるといった意見がある。

燃費: 燃費性能の不満が複数回指摘されている。

快適性と使い勝手: 車内がうるさく、特にロードノイズと風切り音が気になるという意見がある。また、シートの配置やクロスオーバータイプ特有の路面感覚の伝わりやすさ、リアシートの狭さなど、快適性に関する問題が挙げられている。

インテリアと装備: インテリアの素材感がプラスチック感があり、安っぽいという意見や、バックカメラの解像度が低い、パドルシフトやパワーシートがないといった装備面での不満がある。

視認性と安全性: サイドガラスやリアガラスの視認性が悪い、バックモニターが夜間に見にくいなどの問題が指摘されている。

価格とメンテナンス: 価格が平均20万円程度値上がりしたことや、点検や部品代が他の車種より高いという意見がある。

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はフィアット500Xに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、フィアット500Xに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • ユニークなデザインで所有する楽しさがある
  • ターボチャージャー搭載でパワフルな走り
  • しっかりとした足回りで安定感がある
  • 高速道路での走りが快適
  • 色使いや内装デザインがセンスが良く、幅広い年齢層に受け入れられる
  • 独特のフロントマスクとボディラインが魅力
  • 本革シートが高級感を演出
  • 価格に見合ったパフォーマンスと快適さ

 

  • スピードに乗るとスムーズに加速する
  • マットカラーが数万円の上乗せで手に入れられたコストパフォーマンス
  • コンパクトSUVの体をなしたドライバーズカーとしての性能
  • アルファ内製デュアルクラッチの乗り味
  • 重厚感ある静粛性
  • ACCの優秀な性能
  • 高速走行時の快適なサスペンション
  • デザインがお洒落で所有欲を満たす
  • 質感が上質に感じるインテリア
  • エンジン性能の高さ、特にスポーツモードでのパフォーマンス
  • 高速安定性と高いボディ剛性

 

  • 内装がおしゃれで、ボディ同色のパネルやレザーシート、丸いヘッドレストなど凝ったデザイン
  • 街中では珍しいため、見かけると一体感が生まれる
  • 以前の車と比べて、装備が現代的で満足
  • 意外と速い、特にターボ車はグーンと加速する
  • 乗り心地は固いが、ショックを思ったより吸収してくれる
  • 9ATのためスムーズな変速
  • 装備が充実している(クルーズコントロール、パドルシフト、パワーシートなど)
  • 高速やコーナリング時の運転が気持ち良い
  • 燃費が前車のプラドに比べて良い

 

  • 乗り降りが思ったよりも快適。
  • 視界が広く、運転が楽しい。
  • 座り心地が良い。
  • ターボ車で加速が抜群。
  • 高速走行時の安定感とパワーが想像以上。
  • インディゴのカラーがおしゃれ。
  • アダプティブクルーズコントロールが優秀。
  • 車線逸脱警告などの安全装備が充実している。
  • インテリアデザインやウインカーの音が気に入っている。
  • コストパフォーマンスが高い。
  • UconnectがCarplay対応。
  • TFT液晶のデザインが格好良い。
  • ドアミラーが自動で畳まれる機能。
  • レザーシートやオートクルーズなど標準装備が豊富。
  • 他人と被らないユニークなデザイン。

上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果

デザインとスタイル

  • フィアット500Xはユニークなデザインが特徴で、多様な年齢層からの支持を得ている。
  • 内装には高級感のある本革シートや、ボディ同色のパネルが採用されており、洗練されたデザインが評価されている。
  • インテリアデザインやインディゴのカラー選択など、所有欲を満たす要素が多い。

パフォーマンスと走行感覚

  • ターボチャージャー搭載による強力な加速性能が好評。
  • 高速道路での走行時の安定感や快適さが強調されている。
  • コンパクトSUVであると同時にドライバーズカーとしての性能が高く評価されている。

快適性と装備

  • 乗り心地が固めでありながら、ショックを吸収する能力があると評されている。
  • 高速走行やコーナリング時の運転感覚が気持ち良いとの意見がある。
  • 安全装備が充実しており、特にアダプティブクルーズコントロールの性能が評価されている。

コストパフォーマンス

  • マットカラーオプションなど、付加価値の高いオプションが手頃な価格で提供されているといった意見がある。
  • 購入価格に見合ったパフォーマンスと快適性を提供していると評されている。

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はフィアット500Xに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

総合的・全般的なレビューをご紹介

レビューの最後に、フィアット500Xに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところフィアット500Xのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。


  • 一部の走行時の不快感や機能的な制限はあるが、全体的には楽しく所有できる車
  • フィアット500Xは、スタイルと運転の楽しさを重視するドライバーには適しているが、燃費や室内の広さを最優先する人には向かないかもしれない。

 

  • かわいらしく、他人と被らない個性的な車
  • 欠点はあるが、全体的には楽しく、気持ちよく運転できる
  • 車の維持費は比較的低い。このクラスでは価格が高めだが、イタリア車の魅力がある
  • 万人受けはしないが、その可愛さで欠点を許せる

 

  • 中古車でも品質が良く、デザインや装備面で満足。
  • 高速道路での運転が特に快適。ハンドリングと安定感が高い。
  • イタリアンデザインの内外装が魅力的。
  • いくつかの小さな問題点があるが、全体的には良い車である。

「後悔」「故障」「デメリット」を重点的に分析

この記事のテーマは「フィアット500X大解剖:買いました人のレビュー・評価:「後悔」「故障」「デメリット」を重点的に検証!」というものです。

テーマの重点項目である「後悔」「故障」「デメリット」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

「後悔」

弱点や欠点の指摘は数多くありますが、購入したことを後悔するほどのマイナス点を指摘するレビューはありません。所有満足度の高いクルマだと思います。

「故障」

納車日にドアノブが壊れた、内装のパネルが浮く、初期不良があった、といったレビューが一部あります。

500Xに関しては、次の項目で触れるような細々した不満点・改善点は多数言及されていますが、意外なことに(と言っては失礼ですが)、故障に関する言及は少ないです。

しっかり保証が付いた新車・認定中古車を購入すれば、安心して乗り続けられる車ではないかと思います。保証が切れた後は、その時の車の状態で、乗り続けるか手放すかご判断ください。

格安の500Xの中古があっても、整備に自信がある人以外は、手を出さない方が無難だと思います。お金がかかるので。

「デメリット」

レビュー中には、「デメリット」に分類可能な細々した指摘が多数あります。

– 低速時にエンジンレスポンスが悪い

– 路面のゴツゴツ感が伝わる

– シフトの切り替えがスムーズでない

– 冬場の窓の結露

– インテリアの素材感がプラスチック

– ヒルホールド機能が不安定

– ロードノイズと風切り音がうるさい

– サイドガラス、リアガラスの視認性が悪い

– リアシートが狭く、リクライニングできない

– ウインカーの位置が遠く、ドア閉める音が安っぽい

– リアゲートの閉まりが不明瞭

– パドルシフトやパワーシートがない(グレードによる)

– バックモニターが夜間に見にくい

– 1速、2速でのもたつき

– アイドリングストップがデフォルト設定

– 19インチのタイヤが大きすぎる

– 点検や部品代が高い

このように数多くの指摘があります。ですが、オーナーの皆さんはこれらをあまり気にかけてはいないようです。

低速時のギクシャク感にしても、以前のフィアットの変速機は、発進時にドライバーが必ずお辞儀をしているように周囲からは見えました笑。今のは十分許容範囲なのでしょう。

ヒルホールド機能の不安定さも、何度か試してあまりうまくいかないようなら、その後はそうした機能に頼らず何とかしてしまうはずで、そうなると、もはや意識しないようになるでしょう。

つまり、フィアット500Xに関して、重大なデメリットはないようです。あるとしたら、お値段、かもしれません。

レビューサイトの平均評価点のご案内

フィアット500Xが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

※2023年11月20日時点

ライバル車とその特徴

フィアット500Xのライバル車とその特徴をまとめました。

車種特徴
ジープ・レネゲード本格的なオフロード性能を備えたコンパクトSUV

⇒⇒レビュー記事

プジョー2008スポーティなデザインと走行性能を備えたコンパクトSUV

⇒⇒レビュー記事

ルノー・キャプチャーフレンチデザインと先進安全装備を備えたコンパクトSUV

⇒⇒レビュー記事

マツダCX-3上質な走行性能とデザインを備えたコンパクトSUV

⇒⇒レビュー記事①

⇒⇒レビュー記事②

どんな人におすすめ?

フィアット500Xがおすすめの人物像をまとめました。

対象者理由
都市部に住む人コンパクトなサイズで市街地の運転や駐車が容易
デザインを重視する人スタイリッシュな外観とモダンなインテリアデザイン
快適なドライブを求める人良好な乗り心地と静粛性
とにかく人と被らない車に乗りたい人ドイツ車でもなくフランス車でもなくイタリア車である点が最大のアピールポイント。これは皮肉とかでなく素直な気持ちとして、ドイツ車オーナーから見るとイタリア車に乗る人は「勇気がある人」に見える

フィアット500Xに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないフィアットの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないフィアットの他の車種をまとめました。

車名特徴
フィアット 500コンパクトで都市型走行に適したデザイン

⇒⇒レビュー記事①

⇒⇒レビュー記事②

⇒⇒レビュー記事③

フィアット 500eコンパクトな電気自動車(BEV)です。500をモチーフとしたクラシカルな外観が特徴で、一充電走行距離は 335km。
フィアット パンダ多機能性と実用性を備えたかわいい小型車

⇒⇒レビュー記事

フィアット ドブロ大容量の荷物スペースを持つミニバンです。399~429 万円です。ルノーカングー、シトロエンベルランゴ、プジョーリフターのライバル車です。

⇒⇒レビュー記事

まとめ

「フィアット500X大解剖:買いました人のレビュー・評価:「後悔」「故障」「デメリット」を重点的に検証!」のテーマで解説してきました。

このブログを通じて、フィアット500Xの魅力と課題が明らかになったことでしょう。購入者の正直な感想から、車の細部に至るまで徹底的に分析し、フィアット500Xの全体像を描き出しました。

良い点も悪い点も包み隠さずにお伝えすることで、皆様の購入決定に役立つ情報を提供できたことを願っています。また、フィアット500Xに関心を持つ方々が、他のフィアット車種にも目を向けるきっかけになれば幸いです。

最後に、この記事をお読みいただき、誠にありがとうございました。

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Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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