【3分解説】車のオイルマーク(ランプみたいなマーク)|点灯・点滅の意味

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車のオイルマーク(ランプみたいなマーク)|点灯・点滅の意味

このページのトップ画像をご覧ください。オイルマークとは、まさにランプみたいなマークのことで、エンジンオイルに異常がある場合に点灯または点滅する警告灯です。

このオイルマークとやや似ていて間違われやすいものに、エンジン警告灯があります。このマークが点灯・点滅するとエンジンまたはエンジンの補機類に異常があることを意味します。

いずれもエンジンに関係する警告灯です。

このページではオイルマーク(ランプみたいなマーク)について解説します。

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オイルマークは油圧警告灯とも呼ばれ、エンジンオイルの量が不足していたり、油圧が下がっていたりすると点灯・点滅します。

エンジンオイルが不足すると、エンジンの金属部分の回転や往復運動に過剰な摩擦が発生し、放置するとエンジンが壊れます。

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オイルマーク(油圧警告灯)が点灯・点滅する原因としては、以下のものが考えられます。

  1. オイル量の減少:オイル上がり、オイル下がりという症状があって、これはエンジンの燃焼室にまで本来入ってはいけないエンジンオイルが侵入して、混合気と一緒に燃焼してしまうことです。これが発生しているエンジンは正常なエンジンよりエンジンオイルの減りが極端に早くなります。
  2. オイルポンプの故障:エンジン各部にエンジンオイルを潤滑させるための動力源になるのがオイルポンプです。このポンプが故障すると正常なオイル循環がなされなくなるので警告灯が点灯・点滅します。
  3. オイル漏れ:エンジン各部のガスケット、シール、パッキン類が劣化するとそこからエンジンオイルが漏れます。エンジンは常時高い熱を持つ装置なので、高熱による劣化は避けられません。
  4. 推奨オイル以外のオイルを使用した場合:メーカー推奨のエンジンオイル以外の劣悪な品を使用するとオーバーヒートなどを起こすことがあります。

オイルマークが点灯・点滅した場合の対処法

オイルマークが点灯または点滅し、エンジンもかからない状態であれば、これはある意味判断はしやすいケースです。

迷いなく、JAFか自動車保険のロードサービスを呼び、ディーラーや整備工場にレッカー搬送してもらってください。

しかし、走行中に突然オイルマークが点灯・点滅したようなケースでは、とりあえず車は動いているので、ちょっと判断に迷うと思います。

このまま走らせていいのか、すぐにどこかに停止させるべきか

という迷いが出るところだと思います。

もしも、すぐ近くにディーラーや整備工場があるのであれば、速度を落としてだましだまし運転して入庫してしまうのもアリだと思います。しかし、これは本当に近距離の場合です。

ディーラーや整備工場が遠距離にある場合は、無理してはダメです。無理に走らせたら、今の症状よりさらに不具合を悪化させてしまいます。

こういうケースでは、速やかに車を退避できる場所に止め、JAFまたは自動車保険のロードサービスを呼んでください。

油圧警告灯が点灯した場合、どこに原因があるのかを私たち一般のドライバーが突き止めることは大変困難です。

やはり、一度プロの診断を受けたほうが安心・確実です。

JAFと自動車保険のロードサービスについて

JAFの会員なら車をレッカー搬送してもらっても料金は無料です。JAFの非会員の場合は13,310円必要です。(⇒⇒JAFの非会員がその場で入会すれば会員料金になる?)

自動車保険のロードサービスは、自動車保険(任意保険)に加入していればどの保険会社でも自動付帯しているサービスです。損保ジャパンやあいおいニッセイなどの損保会社だけでなく、JA共済やこくみん共済(旧全労済)でも自動付帯です。

そして、自動車保険のロードサービスもレッカー搬送は無料です。一部保険会社に150キロ以上のレッカー搬送の場合は追加料金が発生するものもありますが、ほとんどが距離無制限で無料です。

また、ロードサービスを利用しても翌年度の等級に影響を与えません。ノーカウント事故として扱われます。保険料も上がりません。

オイルマークが点灯・点滅して困ったら、あれこれ迷わずに、積極的にJAFまたは自動車保険のロードサービスを利用すべきです。

下記の記事も参考になさってください。

ご覧いたきありがとうございました。