【3分解説】車|水温警告灯|いったん点いても消えたら安心ですか?

車・水温警告灯・消えた

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【記事丸わかり】

  • 水温警告灯の意味: 水温警告灯が点灯した場合、車の冷却システムに異常がある可能性がある。冷却水の漏れやウォーターポンプの故障、ラジエーターホースの劣化などが考えられる。
  • 警告灯の点灯と消灯: 走行中に警告灯が点灯し、しばらくして消えた場合でも、何らかの異常があると考えるべき。
  • センサーの不具合: 警告灯そのものやセンサーに接点不良や異常がある場合もある。
  • 冷却水の量: 冷却水の量がセンサーの検知範囲ギリギリで、車の動きによって点灯したり消えたりすることがある。
  • 正常な状態: 冷却水の温度が60度~90度の範囲に収まることが正常。これを下回ったり上回ったりすると警告灯が点灯・点滅する。
  • 診断の重要性: 警告灯が点灯した場合は、たとえ消えたとしても、ディーラーや整備工場でプロの診断を受けるべき。
  • 低温警告灯: 青または緑の警告灯が点灯し、やがて消える場合は正常であり、冷却水が低温のままであることを示す。
  • 異常の可能性: 冷却水の漏れ、ウォーターポンプの故障、ラジエーターホースの劣化、サーモスタットの故障、冷却用電動ファンの故障など。
  • 点検の必要性: 異常が発生している場合、すみやかに点検し、必要であれば修理を行うことが重要。
  • プロの診断: 自己点検では不安な場合、プロの診断を受けることを推奨。

⇒⇒水温警告灯が点いたり消えたりするのはオーバーヒートしてるのか?エンジンの下を見ると…

車|水温警告灯|いったん点いても消えたら安心ですか?

みなさんご存じのように、エンジンをかける際はいったんすべての警告灯が点灯し、エンジンが始動してからしばらくするとすべての警告灯が消えます。これが正常な状態です。

ところが、走行中にいずれかの警告灯が点灯したら、たとえしばらくしたら消えたとしても、何らかの異常を疑うべきです。

水温警告灯もそうです。

いったん水温警告灯が点灯し、その後しばらく様子を見ていたら、消えた。またしばらくしたら点灯し、その後また消えた。

確かに点灯しっぱなしに比べるとちょっと安心してしまいますが、いずれかに不具合があると考えるべきです。

水温警告灯そのものに接点不良とかセンサー異常などがある場合もあります。冷却水が漏れていて、その量がセンサーが検知するギリギリのレベルにあって、車の動きによって点いたり消えたりしているのかもしれません。

いずれにしても、正常であれば決して点灯しないのが水温警告灯ですから、たとえすぐに消えた場合であっても、ディーラーや整備工場でプロの診断を受けたほうがいいです。

(※)赤ではなく青または緑の水温警告灯が点灯し、やがて消灯するというケースでは、まったくの正常な表示であることがあります。青または緑のマークは低温異常を示すマークで、車の走り始めはまだ冷却水が低温のままなのでこの青あるいは緑のマークが点灯していて、やがてエンジンの熱で温められると青または緑のマークが消える。こうした点灯の仕方をする車種もあります。これは正常な表示の仕方です。なお、冷却水の温度は60度~90度程度が正常の範囲です。これを下回ったり上回ったりした場合に警告灯が点灯・点滅します。

水温警告灯が点灯する意味

水温警告灯が点灯した場合、車には下記のような異常が発生している可能性があります。

  • ラジエーターの冷却水が漏れている
  • 冷却水を循環させるウォーターポンプが故障している
  • ラジエーターホースまたはキャップが劣化し水漏れがある
  • ラジエーター本体にサビ等で穴が空いている
  • 冷却水を適温に保つサーモスタットが故障している
  • 渋滞時に活躍する冷却用電動ファンが故障している

繰り返しますが、水温警告灯が点灯するのはどこかに異常があるからです。たとえしばらくしたら消えたというケースでも、正常な車にはそんな症状は発生しませんから、やはりいずれかに問題があると疑うべき事態です。

すみやかに点検してください。自己点検では不安な場合はプロの診断を受けてください。

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ご覧いたきありがとうございました。