【記事丸わかり】
以上のポイントを押さえれば、水温警告灯が青または緑に点灯・点滅する意味について理解が深まります。 ⇒⇒フィアット500でよくある樹脂製パイプ折れ!走行中水温が下がる?オーバークールの原因とは?!【サーモスタット】 |
車|水温警告灯が青または緑に点灯・点滅する意味は?
車の水温警告灯とは、エンジンの冷却水の温度異常をドライバーに知らせる警告灯です。ラジエーターのクーラント液の温度がどういう状態になっているかを監視しています。
通常の場合、冷却水の水温は60度~90度くらいの間にあれば問題ありません。この温度域にあれば水温警告灯は点灯または点滅しない仕組みになっています。
こうした冷却水の状態をドライバーに知らせる方法としては、主に2種類の方法に分かれています。
- 水温計によりズバリ現在の水温を表示するタイプ
- 水温計のマークを表示するタイプ
上記2つのタイプのうち、水温計を表示するタイプの車では、オーバーヒートになったときにだけ水温計のマークが点灯・点滅するのが一般的です。
一方で、水温計のマークしか装備されていない車の場合は、
- オーバークール警告:青または緑の点灯・点滅
- オーバーヒート警告:赤の点灯・点滅
というように警告の内容により色を使い分けているタイプが一般的です。
ただし、ここでもメーカーあるいは車種によって表示の仕方が異なっていて、たとえばオーバークール警告ですが、これは冷却水が60度前後より低い場合に点灯・点滅するのですが、そもそもエンジンをかけたばかりでは冷却水は冷えているのが当たり前です。
まして、冬場であれば水温が60度より大幅に低くなります。その際、60度より低いから即座に青または緑のオーバークール警告を出す車種もあれば、最初は低いのが当たり前なので、いちいちそんな警告はしない車種もあります。
ご自分の車の水温警告灯が、どういう警告の仕方をするタイプであるかは、車の取扱説明書を見ればちゃんと掲載されています。疑問に思ったときに一度説明書で調べておくと、後日、他の警告灯で不明なことがあった場合にも、すぐに必要なページにアクセスできるようになります。
面倒ではありますが、一度説明書を開いておくと後々役に立つと思います。ディーラーの担当者に尋ねれば当然親切に教えてくれますが、腹の中では、
「説明書に書いてあるんだけどなぁ」
と絶対に思うはずです。特に、2度3度と同様な質問をされた場合は、120%絶対そう思われますから、そういうお客だと思われないように、もっと肝心な問題で動いてもらえるようにするためにも、説明書を開く習慣をつけておくとご自分のためにもなると思います。
・・・というか、説明書を開くより、当サイト「車のお手伝い」をスマホに登録しておいていただくのが最良の対応策だと思いますが(と我田引水)。
下記の記事も参考になさってください。
ご覧いたきありがとうございました。