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【記事丸わかり】
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【管理人コメント】 ウチの隣のTさんがEKワゴンのターボに乗っています。パワーがあり燃費がよくて絶好調とのこと。 |
EKワゴンが安い理由は?壊れやすい・人気ない評判は本当?
三菱ekワゴン4代目 B33/36W型(2019年~):Wikipedia
EKワゴンは、低価格で使い勝手の良さから、多くの人々に支持されています。
しかし、一部では「EKワゴンは壊れやすい」「人気がない」といった評判もあります。
本記事では、EKワゴンが安い理由とそのような評判が本当かどうかについて詳しく解説します。
EKワゴンが安い理由は?
EKワゴンの新車価格と中古車価格を調査し、価格が安い理由について検証します。
EKワゴンの新車価格
現在のEKワゴンは、2019年3月に発売された4代目となります。
駆動方式は2WDと4WD、グレード構成はベースグレード「M」と上級グレード「G」というシンプルなラインナップです。
グレード | 価格 |
「M」グレード・2WD | 1,325,000円 |
「M」グレード・4WD | 1,457,500円 |
「G」グレード・2WD | 1,408,000円 |
「G」グレード・4WD | 1,540,000円 |
※2023年5月現在
近年では200万円を超える軽自動車もある中で、EKワゴンは上級グレードでも150万円台と低価格を実現しています。
EKワゴンの中古車価格
大手中古車業者で、EKワゴンの中古車価格を調査しました。
中古車業者 | 登録台数 | 平均価格 | 価格帯 |
グーネット | 2,354台 | 60.2万円 | 0.1万円~154.8万円 |
カーセンサー | 2,102台 | 109.8万円 | 55.8万円~159.8万円 |
※2023年5月22日時点
EKワゴンの中古車は、登録台数も2,000台以上と比較的多く流通しています。
良好な状態の車両なら、50万円台から見つけることも可能です。
価格帯は80〜90万円がボリュームゾーンとなっており、購入しやすいクルマであることが分かります。
EKワゴンが安い理由
3代目と現行の4代目のEKワゴンは、三菱自動車と日産の共同出資によって設立した合併企業「NMKV」が独自に開発した車両です。
三菱が製造を担当し、日産は同車種を「デイズ」のネーミングで販売しています。
車両名称は異なるものの、パワートレイン構成やプラットフォームなど基本的な部分は共通しているため、製造コストの削減が図られています。
これにより、車両価格を抑え、使い勝手の良さや快適性を提供することが可能となりました。
壊れやすい・人気ないという評判は本当?
EKワゴンに対する、「壊れやすい・人気ない」という評判についてオーナーの口コミを検証します。
壊れやすいという声
クルマレビューサイト「みんカラ」で、故障に対するクチコミを調査しました。
- ミラーの自動開閉の故障が度々ある
- 大きな故障無く10年間通勤の足として活躍してくれました
- 特に故障も無いし片道100キロ位の旅にも行ける
- 故障のしにくさは頭一つ抜けています
口コミ調査によると、ミラーの故障についての意見が一部でありますが、それ以外の故障はほとんど報告されていません。
オーナーからは、故障知らずのクルマとしてポジティブなコメントが多く寄せられています。
ただし、中古車市場には、メンテナンスが行き届いてない古い車種も存在します。
経年劣化により故障しやすい可能性があるため、注意が必要です。
虚偽の燃費申請
人気ないと言われる理由に、虚偽の燃費申請も影響しています。2016年に三菱自動車工業が行った燃費試験データの改ざんが発覚。
EKワゴンを含む軽自動車の燃費試験データが、5〜10%不正に改ざんされていたことが明らかになりました。
具体的には、「EKワゴン」と「EKスペース」を含む4車種で62万台以上の改ざんが報告されています。
この問題により、EKワゴンの信頼性が大きく損なわれ、製造販売が一時中止するなど、消費者の間で評価が低下しました。
まとめ
「EKワゴンが安い理由は?壊れやすい・人気ない評判は本当?」というテーマに基づいて解説しました。
EKワゴンが安い理由は、コストダウンを図った車種であることが挙げられます。
一方、虚偽の燃費申請や、クレームの隠蔽など度重なる不祥事も人気の低下に影響していると言われています。
いずれにしても、EKワゴンは低価格帯で使い勝手も良く、実用性を重視する人におすすめの車種です。
過去の問題を理解しつつ、購入検討してみてくださいね。
ご覧いただきありがとうございます。