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【記事丸わかり】
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ルーミーとタンク:どっちが人気?内装の違いは?結局どっちがいい?
トヨタのタンクは、2020年9月に生産が終了しています。しかし、中古市場では多く流通しているため、新車で購入できるルーミーと中古車のタンク、どっちがいいか悩む人もいるでしょう。
こちらの記事では、「ルーミーとタンク:どっちが人気?内装の違いは?」というテーマに沿って両車を比較します。
ルーミーとタンクの違い
トヨタの「ルーミー」と「タンク」は、ダイハツが開発し生産しているトールのOEM車です。(※OEM車とは、他社で開発、製造した車を自社ブランド扱いで販売するクルマのこと)
ルーミーとタンクのコンセプト
「ルーミー」と「タンク」は、
- 広々とした空間(Living)
- 余裕の走り(Driving)
を掛け合わせた、「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」をコンセプトとしています。
乗り降りしやすい低床パワースライドドア、5人乗りのコンパクトハイワゴンとしてファミリー層をターゲットとして販売されていて、今大人気のボディ形状です。
大きな違いはフロントフェイス
「ルーミー」と「タンク」の大きな違いは、外観デザインです。車の顔と言えるフロントフェイスに、それぞれ個性があふれています。
品格のある「ルーミー」
ルーミー(Wikipedia)
ルーミーはフロントマスクに大きなメッキグリルを採用し、豪華さを表現したスタイルが特徴です。2020年9月のマイナーチェンジでは、
- アクティブな外観の「スタンダード」
- シャープな目元が印象的な「カスタム」
の2種類が用意されています。
スポーティーな「タンク」
タンク(Wikipedia)
「ダイナミックさとアグレッシブさ」をテーマとしたタンクは、シャープなヘッドランプと水平基調のスタイリッシュな外観が特徴です。台形状のフロントバンパーグリルを採用し、よりスポーティーなエクステリアとなっています。
上級グレードにはLEDランプが装備されており、豪華&洗練された仕上がりです。
タンクは2020年9月に生産終了
トヨタ自動車は、2020年9月のルーミーのマイナーチェンジに伴いタンクの生産を終了しています。しかし、生産が終了した要因は、タンクが不人気だったということではありません。
マイナーチェンジをきっかけとして、「ルーミー」に一本化したという理由があります。マイナーチェンジ後は、標準仕様は従来のルーミーを継続し、安全機能がアップグレードされています。
ルーミーとタンクの魅力
「ルーミー」と「タンク」は、内装にほとんど違いがありません。両車の魅力を解説します。
広々とした室内空間
ボディサイズは、『全長3,700mm×全幅1,670mm×全高1,735mm』。コンパクトなサイズでありながらも、タントやスペーシアといった軽トールワゴン並みの車高を誇り、同クラスでもトップの室内空間を確保しています。
初心者でも運転しやすい
最小回転半径は、ともに4.6m。全長4mを切るコンパクトなサイズ感と細身のタイヤ幅により、優れた小回り性を発揮します。運転席からの視界が良く、初心者の方でも運転しやすいのが魅力です。
力強いターボエンジン搭載車も
エンジンは、ダイハツ製の直列3気筒の1.0Lエンジンを採用しています。また、ターボ搭載モデルの選択も可能です。
ターボエンジンは「+29馬力」のパワーで、急な坂道や高速道路でもストレスのない加速性能を発揮します。
安全機能も充実
「ルーミー」と「タンク」の安全装備は、マイナーチェンジと同時に「スマートアシストⅢ」に変更されています。
タンクが廃止となった2020年9月のマイナーチェンジでは、衝突回避や警報機能が強化され、最新のスマートアシストが全車標準装備となり、安全機能も充実しています。
低予算で購入するなら中古車がおすすめ
「ルーミーとタンク:どっちが人気?内装の違いは?結局どっちがいい?」というテーマを解説しました。2016年に発売されたタンクは、わずか4年で幕を下ろすことになりましたが、中古市場では多くのモデルが確認できました。
【タンクの中古車市場価格】
登録台数 | 価格帯 | |
カーセンサー | 15,729台 | 0.1~273万円 |
グーネット | 16,913台 | 65.8万円~273万円 |
※2023年4月5日時点
マイナーチェンジしたルーミーには、電子制御パーキングブレーキが新たに標準装備されています。その他の標準仕様はこれまでのモデルと変わらないため、中古車のタンクでも十分乗りこなせるでしょう。
軽自動車やコンパクトカーからの乗り換えを検討している方はぜひ、中古車も視野に入れてみてくださいね!ご覧いただきありがとうございます。