【記事丸わかり】
⇒⇒参考:ハイエース車検時 室内の荷物は? |
車を車検に出す場合、大原則は、全ての荷物を出してから依頼すべきです。
これは盗難や紛失にあった場合のトラブルを避けるためであり、また検査に影響を与えないためでもあります。
とは言え、いちいち荷物を代車に移したりするのが面倒なのも事実で、そういう場合は担当者に相談してみるといいのではないでしょうか。
原則は、荷物を全て出すこと
答えは明快です。
車検に出す際は車内の荷物は全て出してしまうべきです。
ダッシュボードの車検証と整備記録簿は車検に必要ですが、これ以外の荷物は車検には全て不要です。
不要なものが車内に残っていた場合、もしもそれが盗難にあったり紛失したりしたら、後でトラブルの元になります。
また、重量のある荷物が車内に残っていたりすると、検査の際に、車高や左右のバランスやブレーキ性能など様々な影響を与えることがあります。
そういう意味でも、車内の荷物は全て家に保管したり代車に移し替えたりすべきです。
どうしても荷物を残す場合は担当者に相談すること
人によっては車を収納庫代わりに使っているケースもあります。
あるいは、忙しくていちいち荷物を出すのが面倒なこともあるでしょう。
いずれにしても、何らかの理由で荷物を車に積んだまま車検に出したい場合は、あらかじめ担当者に相談してください。
マメな担当者の場合は荷物のリストを作成してくれる場合もあります。
要は、もしも盗難や紛失があった場合にトラブルに発展しないような取り決めをしておくことが重要だということです。
したがって、貴重品を積んだままにするのはタブーです。
チャイルドシートはどうする?
車検が数日にまたがる場合などはチャイルドシートを代車などに載せ換えておかないと困るかもしれません。
車検期間にチャイルドシートが必要ない場合は付けたままでも問題ありません。
業者さんにとって、チャイルドシートは車検の際に邪魔になりませんから。
CD・記録カード・ドライブレコーダー・カーナビはどうする?
CDや音楽などのデータが入ったSDカードなどは面倒がらずに車から出しておくべきです。音楽データが入ったSDカードなどは、モノとしてはただの薄っぺらいカードに過ぎませんが、中身はダウンロードの手間と料金がしっかりかかっているので、いざ紛失したりするとショックは大きいですよ。
ドライブレコーダーは簡単に取り外しできますが、実際のところ、また後で取り付けるにはけっこう神経を使います。これはそのままでいいのではないでしょうか。記録データだけ抜いておくならベターだと思います。
カーナビですが、ビルトイン型の固定してあるカーナビならそのままでいいでしょう。しかし取り外し可能なタイプの場合は手元に保管しておく方が安心だと思います。
トランク内の荷物は?
通常であればトランクには鍵をかけられるので、荷物を置いたままでも盗難・紛失の心配はありません。
しかし、車検では鍵もいっしょに渡しますからトランク内にモノを置きっぱなしにするのは不適切です。
キャンピングカー・仕事車などの場合は?
キャンピングカーや仕事で使用している車などの場合、常時車に乗せている荷物の量は相当なものになります。
こういうケースはまさに相談が必要で、検査に支障をきたさない限りできるだけ乗せたままにできるようお願いしてみるといいのではないでしょうか。
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盗難や紛失にあったら諦める覚悟が必要
業者さんからすると、車検というのは車そのものの点検が目的なので、車内の荷物の責任を負わされるのは「お門違い」というものです。
預かったものに対する管理責任は確かに業者さんにはありますが、それはあくまでも車両そのものに対する責任が基本です。
車内の荷物に関しては、なにかあったらオーナーさんの自己責任と覚悟しておくべきではないでしょうか。
車検に出した車は、あんがい無防備な場所に保管されているのが普通です。
ディーラー車検の場合なども、実際は提携する整備工場に出すことが多く、そのへんの空き地に置いておくこともめずらしくありません。
盗られたり紛失したりして困るものは車内に置かないのが一番です。
いちいち出すのが面倒な場合は、もしものときは諦めるつもりでいないと後でトラブルに発展してしまいます。
下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。