【記事丸わかり】
⇒⇒ユーザー車検で意外と見落としがち?サイドブレーキ調整をする |
車検基準
サイドブレーキとは、駐車ブレーキあるいはパーキングブレーキとも呼ばれます。運転席のレバーや足元のペダルを操作すると、ワイヤーを引っ張る力に変換されて、後輪2本のブレーキを制動状態にします。
最近はワイヤーではなく電動モーターでブレーキをかける車種も出てきていますが、現在でもおよそ8割の車はワイヤーを使った機械式です。
サイドブレーキは車検の点検項目に入っています。
検査方法ですが、後輪2本をベルトの上に乗せ、ベルトを回した状態でサイドブレーキを掛けます。
その際、
- 2本のタイヤが止まる(合格)
- 1本しか止まらない(不合格)
- 止まり方が緩い(不合格)
- ブレーキを離してもまだ効いた状態になっている~いわゆる「引きずり」~(不合格)
- ワイヤーが動かずそもそもブレーキ操作ができない~いわゆる「固着」~(不合格)
- ワイヤーが切れていてブレーキ操作ができない~いわゆる「切れ」~(不合格)
といった判別になります。
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修理・交換
サイドブレーキの利き方が緩かったり、反対に固すぎて「引きずり」状態になっている場合は、後輪を外してワイヤーの張り具合を調節できます。
DIYが苦手な人はディーラーやカー用品店でやってくれますが、通常整備だと工賃が3,000円~8,000円ほどになります。
車検の際に整備してもらう場合は2,500円前後でできると思います。
ワイヤーが切れていたり、錆などで完全に固着している場合は交換が必要です。
交換に関しては下記の記事をご覧ください。
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