こちらの記事も読まれています
【記事丸わかり】
⇒⇒新型ハスラーGにLEDフォグランプを後付けしました! |
目次
昔の車と事情が違う
このページのトップにあるフォルクスワーゲンの画像をご覧ください。
昔の車はこのように、まさに「取って付けたような」バンパーが主流でした。こういうバンパーにフォグランプを後付けするならDIYでも簡単にできたと思います。配線とスイッチにちょっと手間がかかるものの、本体の取り付けは案外簡単だったと思います。
しかし、現在の車で上記のようなバンパーは、乗用車の場合はほぼありません。フォグランプを取り付けるとしたら、バンパー部分に穴をあけてそこに埋め込むという作業が必要になり、DIYでは中級以上の難易度になるのではないでしょうか。
そこで、フォグランプの後付けを業者さんに依頼する場合の、部品代と工賃を合わせた費用総額をおおよその相場として下記にご案内します。参考になさってください。
※いずれも、フロント部分に2個のフォグランプを取り付ける場合の費用です。
カー用品店で取り付け
イエローハットやオートバックスなどのカー用品店でフォグランプを後付けした場合、料金的には最も安くなります。部品代と工賃を合わせた費用総額で、18,000円~25,000円くらいでできると思います。もちろん、フォグランプは売れ筋のリーズナブルな価格のものを使用した場合の金額です。
修理工場で取り付け
街の修理工場や板金工場にフォグランプの取り付けを依頼した場合、部品代と工賃を合わせた費用総額は、25,000円~35,000円ほどになると思います。フォグランプは売れ筋のものを使用した場合の計算です。
ディーラーで取り付け
ディーラーは一番高くなると思います。部品代と工賃を合わせた費用総額で、30,000円~50,000円くらいになると思います。なお、ディーラーの場合、社外品は取り付けNGとなるケースが多いです。純正品の後付けのみ受け付けるところがほとんどだと思います。仮に社外品を持ち込んで取り付けしてくれたとしても、保証の適用外になると思います。「新車保証3年」とか付いていても、後付けのフォグランプは除く、という扱いになるはずです。
悪天候時以外はリヤフォグランプ点灯はNG行為!!!
(リヤフォグランプに関する注意事項です)
悪天候時にリヤフォグランプは確かに威力を発揮します。前方を走る車がリヤフォグを点けていてくれたおかげで追突を免れた経験をお持ちの方も多いと思います。
ところが、これが通常の天候時のこととなると、話はまったく変わってしまいます。普通の夜道で前を走る車がたぶん消し忘れでリヤフォグランプをつけっぱなしにしていると、後続車のドライバーはもう眩しくて仕方ありません。
リヤフォグランプの光量はストップランプと同等と言われていますが、さらに指向性が強いので、後続車のドライバーはひどく視界を妨げられるのです。
クラクションやパッシングをしたくても煽っていると勘違いされたくないのでつい思いとどまってしまいます。でも、眩しい。
その結果、リヤフォグランプのつけっぱなしによるトラブルはけっこう発生しています。報道されないだけです。
リヤフォグランプに関するトヨタの「取扱書」の記述
トヨタのホームページにはリヤフォグランプの「取扱書」が記載されています。
まず、リヤフォグランプの役割として、
「雨や霧などの悪天候下で後続車両に自車の存在を知らせることができます。」
とあります。
その次に、操作の仕方が記載されていて、最後に次の注意書きがあります。
「雨や霧、雪などで視界が悪いときに後続車に自分の車の存在を知らせるために使用します。視界が悪いとき以外に使用すると後続車の迷惑になる場合があります。必要なとき以外は使用しないでください。」
他社の「取扱書」にもほぼ同様の記述があります。
フォグランプのその他保安基準に関しては以下の記事をご覧ください。
ご覧いただきありがとうございました。