【記事丸わかり】
⇒⇒夜見かける、あの眩しいランプって何!?リアフォグランプ徹底解説! |
リヤフォグランプの保安基準
道路運送車両法の保安基準では、フォグランプに関してフロントとリアでそれぞれ別の規定があります。
リヤフォグランプの保安基準は下記のとおりです。
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<※>LEDは車検対応品であればOK
フロントフォグランプを後付けすることはあるでしょうが、リヤフォグランプは純正でついていればそれをそのまま使い、社外品を後付けすることはあまりないと思います。
純正で付いているリヤフォグランプは、通常、コンビネーションランプの中に組み込まれていて、昼間見てもどれがフォグランプか見分けはつかないと思います。ストップランプに見える部分に組み込まれていたりします。色は赤色のみが保安基準に合格します。
悪天候時以外はリヤフォグランプ点灯はNG行為!!!
このページのテーマは「フォグランプの消し方」です。
とりわけリヤフォグランプの消し方を意識すべきでしょう。
フォグランプがついている車のすべてにリヤフォグランプがついているわけではありませんが、ついている場合は、常にONになっているのかOFFになっているのか、スイッチと表示灯で確認してください。
悪天候時にリヤフォグランプは確かに威力を発揮します。前方を走る車がリヤフォグを点けていてくれたおかげで追突を免れた経験をお持ちの方も多いと思います。
ところが、これが通常の天候時のこととなると、話はまったく変わってしまいます。普通の夜道で前を走る車がたぶん消し忘れでリヤフォグランプをつけっぱなしにしていると、後続車のドライバーはもう眩しくて仕方ありません。
リヤフォグランプの光量はストップランプと同等と言われていますが、さらに指向性が強いので、後続車のドライバーはひどく視界を妨げられるのです。
クラクションやパッシングをしたくても煽っていると勘違いされたくないのでつい思いとどまってしまいます。でも、眩しい。
その結果、リヤフォグランプのつけっぱなしによるトラブルはけっこう発生しています。報道されないだけです。
リヤフォグランプに関するトヨタの「取扱書」の記述
トヨタのホームページにはリヤフォグランプの「取扱書」が記載されています。
まず、リヤフォグランプの役割として、
「雨や霧などの悪天候下で後続車両に自車の存在を知らせることができます。」
とあります。
その次に、操作の仕方が記載されていて、最後に次の注意書きがあります。
「雨や霧、雪などで視界が悪いときに後続車に自分の車の存在を知らせるために使用します。視界が悪いとき以外に使用すると後続車の迷惑になる場合があります。必要なとき以外は使用しないでください。」
他社の「取扱書」にもほぼ同様の記述があります。
フォグランプのその他保安基準に関しては以下の記事をご覧ください。
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