車|ラジエーターファンから異音|エアコンの効きが悪い
水冷式エンジン車にはエンジン冷却装置であるラジエーターが必須です。ラジエーターの隣には冷却ファンがついていて、必要に応じて回ったり停止したりします。
たとえば、車が走行しているときには、ラジエーターに走行風が当たるので、冷却水の熱はどんどん空気中に放散していきます。こういう時には冷却ファンは停止していても大丈夫です。
しかし、信号待ちで停止したり、渋滞にはまったりした場合、走行風では冷却水の熱を放散できません。そこで、冷却ファンが回転してラジエーターを冷やして熱を取るわけです。
もしもラジエーターファンが故障した場合、即座にオーバーヒートで車がエンストすることはないにしても、いろんな不具合が発生してきます。
たとえば、夏場ならエアコンの効きが悪くなります。走行中はよく効くけれど、信号待ちなどでアイドリング状態になるとすぐに生ぬるい風になったりします。
また、インパネの水温警告灯が点灯または点滅して水温が異常な高温になっていることを警告します。冷却ファンがしっかり働かないと冷却水の冷え方が悪いので水温が上昇してしまうのです。
ラジエーターの冷却ファンは、エンジンの動力をベルトを介して利用しているタイプもありますし、電動式のものもあります。最近の車には電動式冷却ファンが多く使用されています。
ファンが不具合になる兆候
冷却ファンが故障する場合、兆候がなくいきなり回らなくなることもありますが、ガタガタしたりキュルキュルしたり、聞き慣れない異音がすることがあります。
ベルトを介して回るファンの場合で、ベルトに不具合がある場合はキュルキュルとベルトが鳴く音がすることがあります。
冷却ファンに異常はなく、冷却ファンを回すように指令を出す温度センサーが故障しているケースもあります。
ファンの故障はアッセンブリ交換になる
ラジエーターの冷却ファンが故障した場合、たとえば原因がモーターであったとしても、モーターだけ交換することはまずありません。冷却ファンそのものを丸ごと交換(アッセンブリ交換)するケースがほとんどです。
ファンの交換費用
ラジエーターの冷却ファンの交換費用は、20,000円~80,000円くらいになります。費用に幅がありますが、ミニバンとか大型車の場合にはファンが2基ついているケースもあり、両方交換する場合は高くなるからです。
ファンの寿命
ファンの寿命は5年~10年くらいになります。廃車になるまで無交換でいける場合もありますし、数年で交換する場合もあります。
下記の記事も参考になさってください。
⇒⇒オーバーヒートとは|原因と対処法|修理費用は?|サーモスタット・冷却水・ラジエーター
ご覧いただきありがとうございました。