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パワースライドドアのデメリットとメリットを知りたい
ミニバンを購入する際、スライドドアに手動式と電動式が選択できるケースが増えています。値段は電動式の方が高いです。でも、ちょっと高くても利便性が高いのであれば、この際そちらを選びたいところです。それとも、一見便利なようでも、実際に使っている人は不便な思いをしている点もあるのでは、という気持ちもある。
このように電動式のスライドドア(以下、パワースライドドアと呼びます)の使い心地に関して、本当のところはどうなのだろう、という疑問にお答えしたいと思います。
パワースライドドアのメリット
- 両手がふさがっていても開閉ができる:小さな子供を抱っこしつつ荷物もぶら下げているようなときでもリモコンキーやドアの下に足を差し出すだけで開くので超便利。雨の日に傘をさしているときもすこぶる便利です。
- 閉まる際にモノが挟まってもセンサーが検知してドアはストップするので安全面でも不安なし
- 車を売却する時の査定でプラス評価になる:中古で買う人にとってやはり手動より電動が魅力的です。
- 力任せに乱暴にドアの開閉がなされないので安心:友人を乗せたりするとスライドドアを親の仇のように暴力的に開け閉めする人がいるものです。これはドアにとって負荷がかかりますし、だいいちオーナーとして気分がいいものではありません。その点、パワースライドドアなら一定の速度で安定的に開閉するので安心です。
パワースライドドアのデメリット
- 手動式より値段が高い:これは当たり前のこと。
- 開閉にいちいち時間がかかる:開け閉めの速度で言えば明らかに手動式の方が速い。すぐに開け閉めしたければ力を入れればいいし、急いでいなければゆっくりやればいい。でもパワースライドドアは常に一定の速度であり、安全性を考慮して比較的ゆったりしたスピードで開閉する。※運転席のスイッチで電動と手動を切り替え可能。ただしこれには注意が必要です。手動に切り替えれば人の手で開閉可能ですが、その際、モーターが負荷となるのでもともと手動式のドアより重くなります。つまり、電動式は手動式を兼ねてはいますが、使い心地という面では、手動に切り替えて使用するのはあくまでも臨時応急的な使用に限られます。常時手動式で使うとなるとドアの開閉は一種の苦行のようなものになってしまいます。要注意です。
- パワースライドドアについている窓ははめ殺しの設定になるのが普通:ドアが開くときに窓から子供が手や首を出していると挟まれる恐れがあるので、安全を考慮してパワースライドドアにはガラスが開閉する窓は設定できない車種がほとんど。センサーの設置で対応できそうなものだけれど、より安全を考慮してのことと思われます。
- 走行中の開閉ができない:車が止まりかけの時、あるいは、ゆっくり発進しかけの時、手動式のスライドドアならそういう状況でもドアの開け閉めができます。子供では危険ですが、大人の勝手知ったる人であればこうしたことができるのは何気に便利なものです。しかしパワースライドドアの場合は安全性を何より優先するので車が少しでも動いているときは開閉ができない設定になっています。安全上当然の措置ではありますが、時として融通が利かないと感じることもあるかもしれません。
上記のように、メリットもデメリットも数え上げればそれぞれあるものですが、しかし、オーナーさんの意見を総体的に見ると、圧倒的にメリットを享受している方が大多数といったところです。
上記のデメリットは決定的なものではなく、強いて言うならこれこれこんな面もあって・・・というだけのことで、パワースライドドアにしてよかったと感じている方の方が圧倒的に多いです。
特にCMでもやっている足を差し出せば自動で開く機能などは感涙ものです。この機能が欲しくてセダンからミニバンに乗り換える人もいるくらいです(と何のデータもエビデンスもなく勝手に私は推測しています)。
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下記の記事も参考になさってください。
⇒⇒両側スライドドアのメリット・デメリット|飛び出し防止vs圧倒的利便性 |
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