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ドライブレコーダーの映像の保存期間はどのくらい?
ドライブレコーダーに記録された映像は、どのくらいの保存期間になるのでしょう?
カメラでとらえた映像は、いったん記録されても永遠に残っているわけではありません。永遠に残して置きたくても、それではSDカードが容量一杯になってしまいます。
そこで、ドライブレコーダーでは「ループ録画方式」と呼ばれる記録の仕方をします。まず映像を記録します。そしてカードの容量一杯になったら、また最初に戻ります。つまりいったん記録された映像の上に新しい映像を上書きしていきます。そしてまた容量一杯になったら・・・とこれを延々と繰り返していきます。
そこで保存期間です。
保存期間はSDカードの容量で決まります。同じ機種であれば、カードの容量が大きいほど保存期間は長くなります。とは言え、一般的には長くても数時間で新しい映像に上書きされるので、保存期間は2時間とか3時間程度が普通です。
カード容量別の「保存期間」
より具体的な数値をご案内します。この記事を書いている今は2020年7月12日ですが、アマゾンでドライブレコーダーのページを開くと、いろんな機種が勢ぞろいしています。その中で、セルスタードライブレコーダーCSD-500FHR/AMZという機種が9,480円で販売されています。この機種で話を進めていきたいと思います。
<セルスター CSD-500FHR/AMZの主なスペック>
- 200万画素(FULL HD時)
- フレームレート30fps
さて、この機種では、使用するmicroSDカードの容量により、映像の保存期間(保存時間)は下記のようになります。なお、下記の「常時録画」とは通常の録画のことです。「イベント録画」とは事故で衝撃を検知した時に自動的に録画されるものです。つまり2系統のデータが記録されるということです。
※フルHDの標準画質の場合の時間です。
常時録画 | イベント録画 | |
8GB | 70分 | 20分 |
16GB | 140分 | 40分 |
32GB | 280分 | 80分 |
64GB | 575分 | 160分 |
たとえば、16GBのmicroSDカードを使用した場合、常時録画の「保存期間」は140分間ということになります。そしてイベント録画の「保存期間」は40分です。
常時録画もイベント録画も、保存期間を過ぎると、順次新しい映像が上書きされ、古い映像は消去されていきます。
なお、常時録画とイベント録画は別系統になっているので、たとえば、イベント録画に事故の映像が40秒間記録されたとして、その後何日もイベント録画がされるような事故による衝撃がなければ、この40秒間の映像は消えずに残り続けます。その間、常時録画の方は140分が経過すれば順次古い映像に新しい映像が上書きされ、古い映像は順次消去されていきます。このように別系統になっています。
下記の記事も参考にしていただけると幸いです。
⇒⇒ドライブレコーダー 寿命|ドラレコ本体の耐用年数は何年?
ご覧いただきありがとうございました。