【3分記事】レーダー探知機は意味ない?効果ない?結局警察が上?

レーダー探知機・意味ない・効果ない




※トップ画像はユピテルLS300(または同等品GS103)レーザー光受信対応/レーダー式移動オービス識別/3.6型液晶搭載レーザー&レーダー探知機

レーダー探知機は意味ない?効果ない?結局警察が上?

レーダー探知機とは、オービスに代表される速度違反自動取締装置が発するレーダーを捉える装置のことです。

近年は、従来の「レーダー」だけでなく「レーザー光」を補足できる装置に進化しているので、実際の商品名は、例えば以下のようなものになっています。

  • セルスター レーザー式オービス対応レーダー探知機AR-2~GPSデータ更新無料 OBDII対応 フルマップ 災害通報表示 無線LAN搭載~
  • ユピテル レーザー光対応レーダー探知機 SUPER CAT LS70a セパレートタイプ 3.6型液晶タッチパネル 長距離&広範囲探知エスフェリックレンズ搭載 誤警報自動キャンセル機能 取締データ5万7千件収録 リアルタイム警報 無線LAN機能対応(OP) OBD2対応 全国地図データフルマップ収録

いずれにしても、警察と一般ドライバーの間で繰り広げられているスピード違反をめぐる「イタチごっこ」は、警察が次から次へと新式の取り締まり装置で攻勢をかけてくる現状と予測される将来を考えた時、もはや市販のレーダー探知機に「意味はない」のではないか、最新式の探知機を取り付けても「効果ない」と言うべきではないか、という疑問が浮かんできます。

結論を言うと、

最新のレーダー探知機は100%の探知能力がないという意味では、確かに「意味はない」「効果ない」と言えるかもしれないけれど、公道に張り巡らされている取り締まり装置のほぼ99%は補足できるという意味では、意味があるし効果があると言える

これが現時点でのレーダ探知機に対する評価になると思います。

その理由を以下ご説明していきます。

探知が困難なのは最新装置の一部だけ。他は効果あり。

ユピテル、コムテック、セルスター等の市販のレーダー探知機は、現在公道に設置されているほとんどの取り締まり装置に対して有効です。

けれども、光電管を利用した移動式オービスに対しては現在のところ有効な検知方法はないようです。

何が有効で何が有効でないか、具体的には以下の通りになります。

  1. Hシステム式オービス(固定型):Hシステムが発するレーダーをレーダー探知機で捕捉可能
  2. LHシステム式オービス(固定型):LHのLは「ループコイル」のことで、Hは「Hシステム」のこと。Hシステムはレーダーを発するのでレーダー探知機で捕捉可能だが、ループコイルは道路に埋め込まれた磁気センサーによって車の速度を計測する方式なので、レーダー探知機では検知できない。その代わりに、オービス設置地点をGPS情報としてレーダー探知機に送信することで、ドライバーは事前に設置地点を知ることができる。つまり直接的に取り締まり機を検知できないが、GPS情報をドライバーが共有することで速度違反を回避するという方式。
  3. レーダーを使用した移動式(可搬型)オービス:高速道路でも生活道路でも自由に移動して設置できる速度取り締まり機だが、レーダーを利用する装置なのでレーダー探知機で検知可能。
  4. レーザー光を使用した移動式(可搬型)オービス:同じ移動式でも従来のレーダーではなくレーザー光を利用して速度を検知する装置であり、旧式のレーダー探知機では補足できないが、最新式の探知機はレーザーにも対応しているので捕捉可能になっている。ただし、レーダーほど安定的に補足できないケースがあって、まさに警察と新技術開発とのイタチごっこが続いている。
  5. 光電管方式のオービス(固定型):光電管方式とは路肩の2地点に装置を設置して通過する車の速度を計測する方式で、計測の際に電波等を発しない。そのため最新型のレーダー探知機でも補足できない。ではどうするか?ここでもループコイル方式の場合と同様に、オービス設置地点をGPS情報としてドライバーが共有することで違反摘発をまぬかれる方法が採用されている。
  6. 光電管方式の移動式(可搬型)オービス:光電管方式は上記説明の通りだが、固定式オービスではなく移動式オービスの場合は設置地点をGPS情報で共有することは常に後追いになって実質的に意味がない。光電管を利用した移動式オービスはまだ試験段階で本格的に全国展開していないが(2021年10月現在)、今後順次全国各地で導入されることが予想される。現時点で、レーダー探知機メーカーでは有効な対応策がないとみられている。

まとめ

現在市販されているレーダー探知機は、レーダーやレーザーを検知して取り締まり装置の設置場所を事前にキャッチするやり方ですが、ループコイル式など電波を発しない取り締まり装置に対しては、設置場所をGPS情報としてレーダー探知機に送信することで(一部はメモリーカードを利用)、やはり事前に設置場所を把握することが可能になっています。

このように、一部GPS情報の共有といった「次善の策」も含まれるものの、とりあえず市販のレーダー探知機を使えば日本全国のほとんどの速度取り締まり装置を事前にキャッチすることが可能になっているので、「レーダー探知機は意味ない」だとか「レーダー探知機は効果ない」と言うことにはならないと思います。

ただし、ごく一部地域で試験的に導入されているものとして、電波等を発しない光電管を利用しなおかつその取り締まり装置が移動式の場合には、GPS情報は常に後追いになるので実質的に意味がなくなってしまいます。

この場合は、確かに「レーダー探知機は意味ない」あるいは「レーダー探知機は効果ない」と言うことになってしまいます。

では、どう対応するか?

お叱りを受けそうですが、現状では、「法定速度を守って安全に運転しましょう」という気の抜けたビールみたいなコメントしかしようがないと思います。ごめんなさい。

でも、これまでも警察と抜きつ抜かれつの競争を繰り広げてきた探知機メーカーの皆さんが、このまま黙って引き下がるとはとても思えません。

何か考えついてくれるのではないかと期待する気持ちが大いにあります。

下記の記事も参考になさってください。

⇒⇒オービス光ったかも・・光ったか不安で問い合わせ可能?結論を言いますと、オービスが「光ったかも」と不安に駆られて警察に問い合わせても、警察は「わからない」と返答するのみです。これは、警察が意地悪をしているのではなく、そもそも警察も知りようがない事柄であるからです。

⇒⇒オービスはサングラスやマスク装着でも出頭通知が届く?つまり、サングラスとマスクをダブルで装着し、完全に顔を覆った状態で数カ所のオービスを光らせている愉快犯のような場合は、たとえ運転者の顔の立証が困難なケースであっても、まずは出頭通知を出し、直接問い詰めるということも考えられます。

⇒⇒オービスって撮られたらわかる?昼間でもわかる?「まずい。オービスに撮られたかもしれない。でも、いま光ったかな?光ったようには見えなかったけど、どうなんだろう。もし撮られたのにそれに気づかないだけだったら、そのうち警察から通知が来るのかな。ああ、どうしよう。不安だな」

⇒⇒スピード違反で止められなかったけれど不安です「あ、やられた」と観念したのだけれど、その先で待ち構えているはずの警察官が、なぜか車を制止しようとせず、結局なにごともなくその場を通過することができたようなケース。こういうケースでは、ホッと安堵する反面、一抹の不安が残るのではないでしょうか。その場では何かの手違いで見逃されたものの、ナンバーを控えられているかもしれず、後日警察から呼び出しがあるのではないか、という不安です。

⇒⇒Nシステムで捕まるケースとは?オービスの場合は、センサーによって規制速度を超過した車のみを撮影しますが、Nシステムは通過する車をすべて1台残らず総ざらいで撮影します。軒並みです。Nシステムは、盗難車両や犯罪の逃走車両の特定が主たる目的です。

⇒⇒Nシステムのデータ保存期間Nシステム(自動車ナンバー自動読取装置)は、高速道路や一般国道、また空港や原子力発電所の近辺などに設置されている監視装置です。車のナンバーだけでなく運転者や助手席の乗員の顔も撮影し、データとして蓄積しています。蓄積されたデータは、主に犯罪捜査に使用されます。

⇒⇒車のナンバーを警察で特定できる?ここで、警察官がナンバーから車の所有者を特定したものの、それが不正なやり方であったために処分された事例を見ていただきたいと思います。警察といえども、しかるべき理由がなければナンバーから相手を特定できないことをご理解いただけるはずです。

⇒⇒無車検車版ネズミ捕りカメラで読み取ったナンバーは現場に持ち込んだパソコンのデータと照合して車検切れ車両を判別するのですが、なんと、パソコンはネットに接続した状態ではなく、あらかじめ前日の時点における車検切れデータを取り込んでおき、パソコン内のデータのなかからヒットするものを拾い上げる、こういう方式なのです。

ご覧いただきありがとうございました。