【3分説明】タイヤの空気圧は標高の高いところでは上昇しますか?

タイヤ・空気圧・標高




タイヤの空気圧は標高の高いところでは上昇しますか?

わたしたちが乗っている車のタイヤですが、このタイヤの空気圧に影響を与えるのは、主に温度と気圧(標高)です。

温度による変化としては、10度上がるとタイヤの空気圧も10kPa(0.1kgf/㎠)ほど上がり、10度下がると10kPa(0.1kgf/㎠)ほど下がるといわれています。

気圧(標高)による変化としては、1,000m高いところに行くと12kPa(0.12㎠)ほど上がり、1,000m低いところに行くと12kPa(0.12㎠)ほど下がるといわれています。

そこで、このページのテーマですが、標高の高いところではタイヤの空気圧が高くなるかというと、その答えは、

「はい、標高の高いところではタイヤの空気圧は高くなります」

というのが一応の答えです。

「一応の」と但し書きをつけたのは、たとえば富士山の5合目まで車で上った場合、当然標高が高くなる一方で、逆に気温は低くなります。

つまり、この場合のタイヤの空気圧は、標高差で高くなり、気温差で低くなります。

より厳密には、標高差による空気圧変化、気温差による空気圧変化、車を走らせることでタイヤが発熱することによる空気圧変化、この3つのパラメータによる総合的変化になりますが、ざっくりと言えば、

「大して変わりません」

ということになると思います(笑)。

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タイヤの空気圧はしょっちゅう変化している

富士山は地元なので、わたしも5合目まで車で行ったことがありますが、特に変化は感じませんでした。

そもそもタイヤの空気圧というのは、ごく日常的に変化にさらされています。

高速道路を2時間ほど走った後であれば、タイヤが熱を持ちますから、30kPa(0.3kgf/㎠)前後は普通に空気圧が上がります。

夏場は夏場の事情で空気圧が変化しますし、冬場は冬場の事情で空気圧が変化します。

タイヤメーカーが製造している乗用車用のタイヤの許容最大空気圧は350kPa(3.5kgf/㎠)程度と言われています。

そして、わたしたちが乗る乗用車の指定空気圧は、だいたい200kPa(2.0kgf/㎠)~280kPa(2.8kgf/㎠)の範囲です。

つまり、少々空気圧が上がっても大きな問題は発生しないということです。

基本に忠実に、常に、冷間の測定で指定空気圧に合わせておけば大丈夫です。

(※)「冷間」とは、タイヤが冷えている状態のことです。反対に「温間」とは、タイヤが走行によって熱を持っている状態のことです。ただし、自宅の近所にあるガソリンスタンドまで車を走らせ、そこで指定空気圧に調整してもらう場合は、厳密には「冷間」ではないものの、この程度なら特に問題ありません。問題になるのは、高速道路を2時間とか走行した直後に空気圧の調整をする場合です。

下記の記事も参考にしていただけると幸いです。

⇒⇒タイヤの空気圧は温度変化で数値が変わりますか?

⇒⇒タイヤの空気圧のチェック頻度|どのくらいの期間がいい?

⇒⇒タイヤの空気圧は窒素ガスを入れると変化しないのですか?

⇒⇒タイヤの空気圧は荷物を積むときは高くすべきですか?

⇒⇒タイヤの空気圧が低いと乗り心地が良くなるって本当?

⇒⇒タイヤの空気圧を高めにすると燃費が良くなるのは本当?

⇒⇒タイヤの空気圧で「温間」「冷間」はどういう意味?

⇒⇒タイヤが内減りするのは空気圧と関係がありますか?

⇒⇒タイヤの空気圧に左右差ができる原因とデメリット

ご覧いただきありがとうございました。

 




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