目次
【記事丸わかり】
⇒⇒VOLVO V40, 5年乗っての感想です。 |
ボルボ V40大解析:「欠点ポイント」を重点的に検証!
ボルボ V40(2013年2月19日発売~2020年12月販売終了):Wikipedia
ボルボ V40について徹底的に解析してみました。この記事では、V40のスペックや価格、そして市場での評判やレビューを網羅しています。
ユーザーの生の声から見える、V40の魅力と潜在的な「欠点」についても詳細に掘り下げます。また、V40と競合する車種の特徴も比較し、V40がどのようなドライバーに適しているのかを考察します。
ボルボのファンであればもちろん、新しい車をお探しの方にも参考になる内容です。
どんなクルマ?
ボルボV40は、ボルボのラインナップで最も小さなモデルで、2013年に日本へ導入された5ドアハッチバックタイプの車です。ボルボはV40を「プレミアム・スポーツ・コンパクト」と呼んでいます。
V40は、ボルボ社の新プラットフォームへの移行が理由で、2020年12月をもって全モデルの販売が終了しています。
V40は、歩行者用エアバッグやサイクリスト検知付の衝突被害軽減ブレーキなど、「インテリセーフ」と呼ばれる先進安全装備をすべて標準化しています。
ボルボ V40は、サイズ的にはフォルクスワーゲン ゴルフとほぼ同じ大きさです。
スペック
ボルボ V40「T2 Navi Edition(ベースグレード)」のスペックです。
新車価格 | 299万円 |
駆動方式 | FF |
燃料 | ハイオク |
燃料タンク容量 | 62L |
排気量 | 1,497cc |
トランスミッション | 6AT |
乗車定員 | 5名 |
燃費(JC08モード) | 17.1 km/L |
最小回転半径 | 5.2m |
最高出力 | 90kW[122PS]/5000rpm |
最高トルク | 220N・m[22.4kgf・m]/1600rpm |
全長 | 4,370mm |
全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,440mm |
ホイールベース | 2,645mm |
最低地上高(未積載時) | 135mm |
車両重量 | 1,480kg |
荷室容量(リアシート立) | 335L |
荷室容量(リアシート倒) | 1,032L |
価格
ボルボ V40の新車時の価格帯です。
269~499万円
否定的・ネガティブなレビューをご紹介
この記事のテーマは『ボルボ V40大解析:「欠点ポイント」を重点的に検証!』です。
検証するには材料が必要です。
まず、ボルボ V40に関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。
- ドアハンドルの端が指に食い込むことがあり、怪我をする恐れがある。
- トランクの横幅が狭く、大きな荷物(ハードケースに入ったギターやゴルフバッグ)が入らない。
- リアシートはフラットにできるが、トランクの3重床は使いにくい。
- サイドウィンドウとバックミラーに雨の水滴が付きやすく、雨天運転がストレスになる。
- ナビゲーションの性能が貧弱で、操作が煩雑。
- オーディオ、テレビの操作性がわかりにくい。
- ローギアでのエンジンブレーキが効かない。
- タイヤからの走行音が大きい。
- 市街地での燃費が悪い。
- 高速道路での安全支援システムの動作に限界がある。
- バック時の後方接近警告がリアルタイム性に欠ける。
- 防眩ミラーの効果が低い。
- 操作マニュアルが簡易で、詳細はダウンロードが必要。
- エントリーモデルでハロゲンライトを使用している。
- メーターパネルが地味。
- 後方視界が悪い
- リヤドアの開口部が狭く、乗り降りがしづらい
- 雨天の夜間にLEDライトが役に立たないことがある
- ヘッドライトの光が広がらず、一部の競合車種と比較して暗く感じる
- 車内の収納スペースが少ない
- エンジンのアイドリングがややガチャガチャとしている
- 街乗りの燃費が10キロ未満で、ハイオク燃料なので厳しいと感じる
- ギアのギクシャク感がある
- 霧雨の時、オートワイパーのセンサーが鈍い
- エンジン音がイマイチ
- カタログ値の旋回半径が大きすぎて曲がりにくい
- サイドミラーの格納機能が不十分
- ドライバーに向かないベンチレーター
- 後席の窓が十分に開かない
- サイドブレーキやボンネットオープナーが左ハンドル仕様のまま
- ナビの漢字登録ができない
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はボルボ V40に関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、ボルボ V40に関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。
- 全体的にコンパクトで使いやすいサイズ。
- 運転席や各シートの作りが良い。
- ナビとメーター表示、ハンドル上のボタンとの連携が便利。
- 1.5リットルターボエンジンが快適。
- 足回りが良好で、取り回しが楽。
- 安全装備が充実している。
- アクティブ・クルーズ・コントロールが優秀で便利。
- BLIS(死角警告システム)が機能的。
- シートの質感が高く、乗り心地が良い。
- スポーティーな走行感。ボルボ車はどれもパワフル。
- 価格がリーズナブルで、安全装備を考慮すると妥当。
- エクステリアに高級感があり、気に入っている。
- LEDヘッドライトがカッコいい。
- エクステリアのデザインが魅力的
- インテリアが高級感があり、使いやすい
- シートの快適性が高い
- エンジン性能がアグレッシブで快適な走りを提供
- オートクルーズ機能が便利で高速道路での運転が楽
- 乗り心地が良く、走る楽しさを提供
- 安全性に関する配慮が徹底している
- エアコンやシートヒーターの性能が良い
- ナビゲーションシステムやBluetooth接続が便利
- 車両の剛性感や安心感が高い
- タイヤやホイールの変更で走行性能が向上
- 価格に対するパフォーマンスが高い
- デザインがカッコイイ。インテリア、特にシートが良い
- メーター表示に特長がある
- 乗り心地が良い
- ディーゼルエンジンだが加速に問題なし
- 高速走行時の直進性が安定しており疲れにくい
以上のような評価が一定数見られます。これらの意見はボルボ V40に関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
総合的・全般的なレビューをご紹介
レビューの最後に、ボルボ V40に関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところボルボ V40のことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。
- 実用性が高いが、細かい点で改善の余地がある。が、総体としては良い実用車。
- 外観に高級感があり、外車入門に適している。
- シートや乗り心地が優れているが、操作性や一部の安全装備に難あり。
- インテリアやシートの快適性、安全装備が特に高評価
- 一部の機能や視界の問題点を指摘したいが、総合的には購入者を幸せにしてくれる車
- 価格に見合ったパフォーマンスを提供し、長期的な使用に適している
- いくつかの小さな問題点があり、それらが解決されれば本当のプレミアムカーと言えるので、現状は4.5点(5点満点で)
「欠点ポイント」を重点的に分析
この記事のテーマは『ボルボ V40大解析:「欠点ポイント」を重点的に検証!』というものです。
テーマの重点項目である「欠点ポイント」について、ここまで見てきたレビューを基に、論点を整理したいと思います。
ボルボ V40 欠点ポイント一覧
欠点ポイント | 内容 |
---|---|
ドアハンドル | 端が指に食い込む可能性あり、怪我をする恐れがある |
トランクの横幅 | 大きな荷物が入りにくい(ギターケース、ゴルフバッグ等) |
リアシート | フラットにできるが、3重床が使いにくい |
サイドウィンドウとバックミラー | 雨の水滴が付きやすく、視界不良を引き起こす |
ナビゲーション | 性能が貧弱で操作が煩雑 |
オーディオ/テレビ操作 | 操作性がわかりにくい |
エンジンブレーキ | ローギアでの効果が不十分 |
走行音 | タイヤからの音が大きい |
安全支援システム | 高速道路での動作に限界あり |
後方接近警告 | バック時のリアルタイム性に欠ける |
防眩ミラー | 効果が低い |
操作マニュアル | 簡易すぎる。詳細はダウンロード必要 |
ヘッドライト | エントリーモデルではハロゲンライト使用(今どき) |
メーターパネル | 地味 |
後方視界 | 悪い |
リヤドアの開口部 | 狭く、乗り降りがしづらい |
LEDライト | 雨天の夜間に見えにくい |
ライトの明るさ | 競合車種と比べ暗い |
収納スペース | 少ない |
街乗り燃費 | 10キロ未満で、ハイオク燃料が厳しい |
ギア感 | ギクシャク感がある |
オートワイパー | 霧雨時のセンサーが鈍い |
サイドミラー | 格納機能が不十分 |
ベンチレーター | ドライバーに向かない |
後席の窓 | 十分に開かない |
サイドブレーキ/ボンネットオープナー | 左ハンドル仕様のまま |
ナビの漢字登録 | できない |
これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はボルボ V40に関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
レビューサイトの平均評価点のご案内
ボルボ V40が有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
※2024年1月2日時点
ライバル車とその特徴
ボルボ V40のライバル車とその特徴をまとめました。
車名 | 特徴 |
---|---|
アウディ A3 | スポーティで洗練された外観と内装、優れた走行性能、先進の安全装備が特徴。 |
BMW 1シリーズ | スポーティな走行性能と高級感のある内装、最新の運転支援システムが特徴。 |
メルセデス・ベンツ Aクラス | 上質な内装と高い安全性、豊富な先進装備が特徴。 |
フォルクスワーゲン ゴルフ | 実用性と経済性に優れ、幅広い層から支持されている。 |
どんな人におすすめ?
ボルボ V40がおすすめの人物像をまとめました。
特徴 | おすすめの人物 |
---|---|
燃費の良さ | 環境意識が高く、燃料コストを抑えたい方 |
コンパクトなサイズ感 | 都市部での運転や駐車スペースが限られている方 |
スタイリッシュなデザイン | デザインを重視し、洗練された外観を好む方 |
安全技術の高さ | 安全性を最優先に考える家族連れや長距離ドライバー |
快適な乗り心地 | 長時間の運転を快適に過ごしたい方 |
ボルボ V40は、環境に配慮しながら燃料コストを抑えたい方に適しています。都市部での運転や狭い駐車スペースにも対応できるコンパクトなサイズが特長です。
洗練されたデザインを求める方にもおすすめで、高い安全性能は家族連れや長距離運転をする方にも安心です。また、快適な乗り心地は、長時間運転する方にも快適性を提供します。
いずれにしても、ボルボV40は、ボルボのラインナップでは最小レベルですが、中身は「プレミアム」です。
まとめ
『ボルボ V40大解析:「欠点ポイント」を重点的に検証!』のテーマで解説してきました。
ボルボ V40に関して、スペックから価格、そしてユーザーレビューに至るまで、幅広く分析しました。肯定的な意見も否定的な意見も包括し、総合的な視点からV40を評価しました。
この分析を通じて、V40がどのようなドライバーに最適か、その答えを見つける手助けができたことを願っています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後も皆様のカーライフに役立つ情報をお届けしていきますので、どうぞご期待ください。