車のエアコンから異音|ポコポコする音の原因は何?
車のエアコンからポコポコする異音が聞こえてきたら、それは冷媒ガスの音です。冷媒ガスが完全に気体であったり液体であったりする場合はポコポコ音は出ませんが、気体と液体が混じり合っているときにこのポコポコ音が出ます。
そもそも車のエアコンはコンプレッサーで冷媒ガスを圧縮し(液体の状態)、これを気化させる(気体の状態)ことで空気を冷やします。
この一連のプロセスが理論どおりに進行すればポコポコ音は発生しないのですが、冷媒ガスの量が多すぎたり少なすぎたりしている場合、あるいは、外気温が極端に高すぎたり低すぎたりした場合など、理論通りに液体⇒⇒気体とすっきり変化してくれないシーンが出てきます。
こうしたエアコンのポコポコ音は、エンジンをかけたばかりの時、エンジンを切ってからしばらくの間などに発生しやすい傾向があります。
走行中は安定してることが多いです。つまり、ポコポコ音が聞こえてこないことが多いです。
機械や装置はすべてが理論通りに作動することはないので、少々のポコポコ音はすべての車で発生するといってもいいと思います。
ただし、あまりに気になるレベルのポコポコ音が発生し、しかも常時発生し続けるようなら、これは冷媒ガスが規定量より多すぎるか少なすぎる可能性があります。
すみやかにディーラーや整備工場で点検してもらってください。
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