【2分解説】タイヤに小石でパンク?タイヤは石でパンクしますか?

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タイヤに小石でパンク?タイヤは石でパンクしますか?

石が刺さると必ずパンクするとは限りませんが、小石の形や刺さり方、刺さった場所によってはパンクすることがあります。

ただ石が挟まっているだけなのか、それともパンクしているのか、その見極め方は簡単です。

台所洗剤を水で溶いて、それを石が挟まっている(刺さっている)部分に掛けます。もしパンクしていたらブクブクとカニのように泡を吹くでしょう。

タイヤが小石でパンクするかどうかは、石が刺さっている場所にもよります。タイヤのトレッド面(路面との接地面)には山と谷がありますが、山の部分に刺さっているのであればまずパンクはしません。しかし谷の部分に刺さっている場合はパンクする可能性が高いです。

タイヤの厚みは20mmほどありますが、それは山の部分で測った場合です。谷の部分ではもっと薄くなるので、ここに小石が刺されば空気が漏れてしまいます。

また、石に関して注意が必要なのは、最初はただ挟まっていただけなのに、それを放置して走行しているうちに次第に食い込んできてパンクしてしまうようなケースです。

「何だ石か」

と放置しないで、そのへんにある細いものを使って石を取り除いておくべきです。

小石のパンクは修理可能?

修理可能です。腕のいいところで修理すれば、その後はタイヤの寿命まで普通に走行できます。

そもそもタイヤのトレッド面(路面との接触面)に開いた穴や亀裂は補修可能です。一方で、タイヤの側面に開いた穴や亀裂は修理不可能です。

トレッド面はある程度の厚みがありますから、パンク修理した後もしっかり性能を維持できるのですが、側面はゴム圧が薄いので修理してもすぐにまた空気が漏れてしまいます。※だからイタズラ犯はタイヤの側面を狙って穴を開けるのです。

パンク修理は主に3つの方法があって、金額も微妙に異なります。

  1. 外面修理:タイヤの接地面に釘などが真っ直ぐに刺さった場合の修理法で、パンク修理材のプラグというものを外側からタイヤに埋め込みます。修理費用の相場は2,000円~4,000円程度。作業時間は20分~30分程度になります。
  2. 内面修理:タイヤの接地面に釘などが斜めに刺さっていた場合やパンクの穴が大きめな場合の修理法です。タイヤの内側からパッチを当てて穴を塞ぎます。修理費用の相場は3,000円~7,000円程度で、作業時間は40分~60分程度になります。
  3. 焼き付け修理:内面修理でも対応できない大きな穴などに対応する修理法です。補修用のゴム剤を熱でタイヤに圧着します。修理後の持ちもよく確実性の高い修理法ですが、これができる工場の数は限られています。修理費用はけっこう高くなるので、金額によっては新品に交換したほうがいいケースも出てきます。作業時間は60分から90分程度です。

石がタイヤのトレッド面に刺さって穴を開けた場合は修理可能ですが、しかし、穴の大きさによっては修理不可能な場合もあります。やはり、早期に気づいて対応する必要があります。

ですから、パンクに気づいたら、車を走らせずに、JAFや自動車保険のロードサービスを呼び、プロのアドバイスに従ってください。

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下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。

⇒⇒タイヤのパンクは修理してからの耐久性はどう?

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⇒⇒タイヤのパンク保証は必要?いらない?|メリット・デメリット

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